見出し画像

#75手帳類図書室分室 開業日記⑩〜1年前の自分からの手紙、手帳類収集家がやって来た〜

2025/06/27(金)

暑い。自転車通勤がつらい。
ワークマンで買ったシェードハットをかぶり、サングラスをかけると、誰にも会いたくない見た目になるがしかたない。

午前中の学校勤務を終えたあと、いったん自宅に戻ってシャワーを浴びる。郵便受けを見ると、「自由丁」で書いた1年前の自分からの手紙が届いていた!はやる気持ちをおさえて、封筒をリュックに入れ、再び自転車に乗って分室へ向かう。

分室でエアコンのスイッチを入れて、部屋が涼しくなるのを待つ間に「自由丁」からの封筒を開けた。

1年後、サインは書き慣れてきたよ。

そうだそうだ、1年前は視力の低下に悩んでいて、多焦点眼内レンズを入れる手術を受けるかどうか検討していたんだった。今では、近くも遠くも見えるようになって、メガネのいらない生活になっている。高いお金を払うために、借金したり保険を解約したりしたけど、この先の人生のことを考えるといい買い物だったと思っている。

手紙の裏に書いてあったやりたいことリスト

いちばん驚いたのは、1年前から手帳類図書室をやるという構想が自分の中にあったということ。2025年のやりたいことリストにも書いていなかったので、年が明けてしばらくしてから考え始めたような気がしていた。でも、実は1年前から考えてはいたんだな。
そのときは妄想レベルだったはずだけど、1年経ってみれば物件も決まり、オープンに向けて具体的に動いている。書いたあとに毎日そのことを考えていたわけではなく、すっかり忘れていたけれど、書いた時点で何かのスイッチが入ったのかもしれない。

「自由丁」での体験がとても豊かなものだったので、去年は娘への誕生日プレゼントにもしたんだった。

自分と向き合う時間と場所を確保すると、ときどきこういうミラクルみたいな出来事が起きる。だから、書いて残すことはおもしろいんだ。

夕方、手帳類収集家の志良堂さんが分室の下見に来てくれた。逗子の方に用事があったということで、帰りに立ち寄ってくれたのだ。
まずは、自慢のスタッキングシェルフを見てもらう。
そして、駅からの距離をどう感じるか(近い?遠い?)、空間として落ち着ける場所になっているか、席数は適切かなど、率直な意見を聞かせてもらった。

分室へは、湘南台駅から線路沿いにまっすぐ歩けば到着するのだけれど、賑やかな通りではないことで余計な情報が入らず、心の準備ができそうという感想も。ふだんは何も考えずに通っている一本道も、初めて訪れる人にとってはそんなふうに感じるのか。
自分にはない観点でのフィードバックをもらえるのが、新鮮でとてもありがたかった。

線路沿いに歩くと、踏切の先に見えてくる分室。

いいなと思ったら応援しよう!