夏越の大祓。半年頑張った自分を、少しだけ労わる日
気づけば、もう6月30日。
「今年こそ頑張ろう」と思って始まった一年も、あっという間に半分が過ぎました。
今年の前半は、どんな半年でしたか?
思うように進めた人もいれば、「何もできなかったな」と感じている人もいるかもしれません。
でも今日は、そんな自分を責める日ではありません。
今日は、日本に昔から伝わる「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」の日です。
夏越の大祓ってどんな日?
夏越の大祓は、毎年6月30日に行われる神事です。
一年の前半で知らず知らずのうちに積み重なった「穢れ(けがれ)」を祓い、残り半年を健やかに過ごせるよう願う行事として、全国の神社で行われています。
ここでいう「穢れ」は、悪いことをしたという意味ではありません。
毎日の疲れやストレス、悩み、悲しみ、イライラ、不安……。
生きていれば自然と積み重なってしまう心や体の重さも、「穢れ」の一つと考えられています。
だから、半年に一度リセットする日が用意されているんですね。
半年頑張ってきたあなたへ
私たちはつい、
「もっと頑張れたはず」
「何も成長していない」
「今年もダメだった」
そんなふうに、自分に厳しい言葉をかけてしまいます。
でも、半年という時間を振り返ってみると、目に見える成果だけが「頑張った証」ではありません。
毎日仕事へ行ったこと。
家事を続けたこと。
学校へ通ったこと。
落ち込みながらも朝起きたこと。
病院へ行けたこと。
誰にも気づかれなくても、その一つひとつは確かに積み重ねてきた時間です。
夏越の大祓は、「もっと頑張れ」と背中を押す日ではなく、「ここまでよく歩いてきたね」と、自分を労わる日なのかもしれません。
神社へ行けなくても大丈夫
もちろん、神社へ行けたら素敵です。
茅の輪をくぐったり、お参りをしたりすると、気持ちが少し軽くなる人もいるでしょう。
でも、忙しかったり、体調が優れなかったりして行けない人もいます。
そんなときは、自宅で小さな「リセット」をしてみるのもおすすめです。
・部屋を5分だけ片付ける。
・窓を開けて新鮮な空気を入れる。
・温かいお茶をゆっくり飲む。
・紙に今の気持ちを書き出してみる。
・「半年間、お疲れさま」と自分に声をかけてあげる。
大切なのは形ではなく、「区切りをつける」こと。
少しだけ立ち止まって、自分をいたわる時間を持つだけでも十分です。
残り半年は、完璧じゃなくていい
一年は、まだ半分残っています。
前半が思うようにいかなかったとしても、それで今年が決まるわけではありません。
逆に、順調だった人も、この先ずっと順調とは限りません。
だからこそ、大切なのは「今日ここから、また歩き始めること」。
大きく変わろうとしなくてもいい。
昨日よりほんの少し前に進めたら、それで十分です。
もし今日が少ししんどいなら、何もしない日でも大丈夫。
夏越の大祓は、「リセットして、また始めよう」と教えてくれる日です。
どうか今日は、自分を責めるよりも、「ここまで本当にお疲れさま」と声をかけてあげてください。
今日の振り返りワーク
記事を読んでくださったあなたへ。
よかったら、少しだけ自分と向き合う時間を作ってみませんか?
* この半年で、自分が頑張ったことは何だろう?
* 手放したい不安や悩みは何だろう?
* 残り半年で、一番大切にしたいことは何だろう?
答えは立派なものでなくて大丈夫です。
半年分の自分をねぎらい、また新しい一歩を踏み出せますように。
