売上15%減・経常赤字の真相を社長が直接解説——数字の裏にある「攻めの投資」とは
リブワーク社長の投資&株チャンネル|#44
動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=MOMKGgGhad4
久しぶりの配信となった今回(#44)。半年ほど更新が途絶えていたこともあり、視聴者からの「まだですか?」という声を受けて再始動。今後は毎週水曜日に定期配信していく予定とのことで、コメントでの交流も積極的に募集しています。
今回のテーマは、先日発表された2026年6月期 第2四半期決算。数字だけを見ると不安になりかねない内容ですが、社長自らその背景を率直に語っています。
数字の確認——まず現実を直視する
今期の上半期(中間決算)の数字は以下のとおりです。
指標 前期(上期) 今期(上期) 増減
売上高 80億7,000万円 68億9,900万円 ▲約15%
営業利益 3億7,800万円 9,200万円 ▲約75%
経常利益 3億8,500万円 ▲200万円 赤字転落
確かに、数字だけ見れば「この会社、大丈夫?」と思う方がいても不思議ではありません。しかし社長によれば、すべての数字には明確な理由があるとのこと。1つずつ見ていきましょう。
売上減の理由①——建築基準法改正による「期ずれ」
売上高が約15%減少した最大の理由は、2025年4月に施行された建築基準法の改正です。
改正前、Lib Workでは建築確認申請から許可取得まで平均約2週間でした。改正後はこれが1ヶ月半〜2ヶ月に延長されました。
なぜこれが売上に影響するのか。Lib Workでは売上・引き渡しが6月・9月・12月に集中する傾向があります。確認申請の許可が遅れると、その期に引き渡せるはずだった物件が翌期以降にずれ込む。つまり**「売上が消えたのではなく、後ろにずれた」**というのが実態です。
社長のコメント:
「受注状況は前期に比べていいんですよ。競争力が落ちているとかそういうことでは全然ない。そこはぜひ安心していただきたい。」
受注は堅調。売上は「期ずれ」によるもの。下期以降への積み上がりが期待できます。
利益急減の理由②——「将来への先行投資」が重なった
営業利益が約75%減という衝撃的な数字。しかし粗利率は前期から変わっていません。利益が消えた理由は、費用側の増加にあります。
社長が挙げた主な投資項目は以下のとおりです。
人件費の増加 全社員への積極的な賃上げを実施。「人的資本投資」として将来の成長を見据えた判断です。
3Dプリンター住宅への開発投資 開発費・建築費用・モデルハウス建設(帝人とのコラボ「LIVELY VILLA Noki」展示など)が重なりました。
カナダAI企業との共同開発費用 マーケットテクノロジー社(カナダ)との間取り自動生成AIの共同開発費用もこの上期に計上されています。
社長のコメント:
「来年・再来年に投資しても遅い。本当に申し訳ないんだけど、思い切って投資をした。将来の大きなリターンにつながると確信しています。」
経常赤字の正体——ビットコイン評価損
営業利益(9,200万円の黒字)と経常利益(▲200万円の赤字)の差を不思議に思った方も多いはずです。その差を生んでいるのが、ビットコインの評価損です。
Lib Workは以前、5億円分のビットコインを1BTC=約1,600万円の単価で購入しました。現在の市場価格が約1,100万円まで下落しているため、その評価差額が経常損益を押し下げています。
ただしこれは売却した損失ではなく、保有中の含み損です。
社長のコメント:
「現金が会社から出ていったわけではない。もともと3Dプリンター住宅の海外決済・NFT化を目的に購入したもので、運用目的ではない。ビットコインは半減期が近づくと上がる傾向があるし、10年後に円の価値とビットコインの価値、どちらが上かという話。私は今でも買い増ししたいくらいです。」
長期保有の方針は変わらず、追加購入も検討しているとのことです。
株主優待の変更——3Dプリンター住宅の値引きへ転換
株主優待にも大きな変更がありました。
以前は500株以上の株主を対象にビットコイン3,000万円分を抽選で付与する施策を実施していましたが、株主の関心が想定より低かったため廃止。その3,000万円分の原資を、3Dプリンター住宅(Lib Earth House)を購入する方への値引きとして還元する方針に転換しました。
投資家にとっても面白い活用方法があると社長は語っています。
「値引きを受けて3Dプリンターハウスのヴィラを建てて、それを収益物件として運用するというやり方も全然あり。投資家の皆さんにもぜひ検討していただけたら。」
社長の総括——「心配は一切していない」
今回の決算について、社長は率直にこう述べています。
「こういう数字になって申し訳ないんですが、私自身は中長期的に見ているので心配していない。下期に向けてもっと悪くなるかというと、それは一切心配ない。」
売上は「期ずれ」で下期に積み上がる。利益減は先行投資。ビットコインは長期保有。すべてに理由があり、すべてが中長期の成長を見据えた経営判断です。
今後の配信予定
今回の再始動を機に、チャンネルでは毎週水曜日に以下のようなコンテンツを届けていく予定です。
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本記事はYouTubeチャンネル「リブワーク社長の投資&株チャンネル」#44の内容をもとに作成したものです。本記事は特定の投資を推奨するものではありません。投資判断は必ずご自身の責任において行ってください。
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