見出し画像

難関私大の大学院進学率ランキング。研究志向が強い学部をデータで比較


FAST-UP逆転塾の速上クリスティーナです。

私は「大学選び=就職のため」だと長い間思っていました。
でもデータを調べるうちに、大学院進学率という視点で大学を見ると、まったく違う景色が見えてくることに気づいたんです。

「私立大学って大学院に行く人、少ないんでしょ?」というイメージを持っている人は多いと思います。
実は、大学・学部によって進学率には大きな差があります。

今回は、難関私大の大学院進学率をランキング形式で比較しました。
将来の進路を考えるうえで、知っておくべきデータです。

理系の大学院進学率ランキング

まず理系から見ていきます。
理系は文系と比べて大学院進学率が圧倒的に高いです。

1位:東京理科大学(約40〜50%)

理科大は私立大学の中で大学院進学率がダントツです。
理学部や工学部では、卒業生の約半数が大学院に進学しています。

「私立なのにそんなに?」と驚くかもしれませんが、理科大はもともと研究志向が非常に強い大学です。
国立の理系学部と比べても遜色のない進学率を誇ります。

2位:早慶理工(約30〜40%)

早稲田の先進理工学部、慶應の理工学部も大学院進学率は高い水準です。
特に物理学科や化学科といった基礎研究系の学科では、40%を超える年度もあります。

研究室の設備や教授陣の質が高く、そのまま自大学の大学院に進む学生が多いのが特徴です。

3位:MARCH理系(約15〜25%)

明治の理工学部、中央の理工学部、法政のデザイン工学部などでは、大学院進学率が15〜25%程度です。
学科によってかなりばらつきがあります。

機械工学や電気電子工学といった分野では比較的高く、建築や情報系では就職を選ぶ学生も多い傾向にあります。

出典:各大学「教育情報の公表」、文部科学省「学校基本調査」

「自分の志望学部、卒業後の進路ってどうなってるんだろう」、気になりませんか?

👉 FAST-UP逆転塾 公式LINEに登録する(タップで開く)

文系の大学院進学率

文系は理系と比べると大学院進学率が大幅に低いです。
これは日本全体の傾向であり、難関私大も例外ではありません。

早慶文系:約5〜10%

早稲田の政治経済学部や慶應の経済学部でも、大学院に進む学生は10%に満たないのが現状です。
法学部は法科大学院(ロースクール)への進学があるため、やや高めに出る傾向があります。

MARCH文系:約3〜5%

MARCHの文系学部では、大学院に進学する学生はさらに少なくなります。
ほとんどの学生が学部卒で就職を選びます。

文系で大学院に進むのは、研究者志望やアカデミアを目指す学生が中心です。
「とりあえず大学院に行く」という選択は文系では一般的ではありません。

大学院進学率が高い=研究環境が充実している証拠

大学院進学率が高い学部には共通する特徴があります。
研究設備が充実していること、そして研究指導ができる教授が多いことです。

進学率が高い学部では、学部3〜4年次から研究室に配属されて本格的な研究が始まります。
そこで「もっと深く研究したい」と感じた学生が大学院に進む、という自然な流れがあります。

逆に言えば、大学院進学率が低い学部は「就職支援に力を入れている」ケースも多い。
どちらが良い悪いではなく、大学・学部の特性として理解しておくべきデータです。

大学院に行くメリットとデメリット

メリット:

  • 専門性が深まり、研究職や技術職への道が開ける

  • 理系の場合、修士卒は学部卒より初任給が約2〜3万円高い傾向がある(厚生労働省「賃金構造基本統計調査」参照)

  • 学会発表や論文執筆を通じて、論理的思考力やプレゼン能力が鍛えられる

デメリット:

  • 2年間の学費(私立大学院の場合、年間約100〜150万円)がかかる

  • 2年間働かないことによる機会費用(学部卒で就職した場合の2年分の年収)

  • 文系の場合、修士卒が就職で有利に働かないケースもある

私の考えとしては、理系で研究や開発に興味がある人は大学院進学を前向きに検討すべきだと思っています。
一方で、「なんとなく就職を先延ばしにしたい」という理由での進学はおすすめしません。

大学選びに「大学院進学率」を入れるべき理由

大学院進学率は、その大学・学部の「研究力」を測る一つの指標になります。
将来、研究職やエンジニアを目指すなら、進学率の高い大学を選ぶメリットは大きいです。

各大学は「教育情報の公表」として、卒業後の進路データを公開しています。
文部科学省の「学校基本調査」でも大学別・学部別の進学率を確認できます。

出典:文部科学省「学校基本調査」、各大学公式サイト「教育情報の公表」

志望校選びの際、偏差値や就職率だけでなく「大学院進学率」もチェックしてみてください。
見落としがちなデータですが、4年後の進路に直結する重要な数字です。

まとめ

✅ 理系の大学院進学率は東京理科大が約40〜50%でトップ。早慶理工は約30〜40%、MARCH理系は約15〜25%

✅ 文系の大学院進学率は早慶でも約5〜10%、MARCHでは約3〜5%と全体的に低い

✅ 大学院進学率は研究環境の充実度を示す指標。将来の進路に合わせて、偏差値と一緒にチェックすべきデータ

「自分に合った大学・学部の選び方を知りたい」と思ったら、気軽に相談してみてください。

👉 FAST-UP逆転塾 公式LINEに登録する(タップで開く)

今日も最後まで読んでくれて、ありがとうございました。
次回もデータで語ります。お楽しみに。

いいなと思ったら応援しよう!