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もし未来が全部決まっているなら、自由意志って何?― ラプラスの悪魔を考えてみた ―

こんにちは。
「なんでなんで研究室」です🧪

前回は、この研究室をつくった理由を書きました。

そして今回から、いよいよ「なんで?」を研究していきます。

最初のテーマは――

ラプラスの悪魔。

名前からして、もう気になる🤣

でも私がこの話で一番気になったのは「悪魔」ではありません。

もし未来がすべて決まっているとしたら、私たちが「自分で決めた」と思っていることって何なんだろう?

ということ。

考えれば考えるほど、

「え?じゃあこれも?」
「待って。そもそも自由意志って何?」

と、なんで?が止まらなくなります🤣

今日はその沼に、一緒に入ってみたいと思います。



ラプラスの悪魔って何?

18〜19世紀のフランスの数学者・物理学者、ピエール=シモン・ラプラス。

彼の考えをものすごーく簡単にすると、

もし、ある瞬間の宇宙に存在するすべてのものの状態と、それを動かす自然法則を完全に知る知性があったら、未来も過去も計算できるのでは?

というものです。

後に、この仮想的な知性が「ラプラスの悪魔」と呼ばれるようになりました。

たとえば、ビリヤード。

球の位置、速さ、方向、打つ力、摩擦など……

必要な条件を全部正確に把握できたら、

「この球はここに当たって、次にこっちへ進む」

と予測できそうです。

じゃあ。

これを宇宙全体に広げたら?

宇宙のすべての粒子の状態と、すべての法則を完全に知ることができたら――

明日起きることも。

100年後に起きることも。

私が今日、このnoteを書くことも。

あなたが今、この文章を読んでいることも。

全部、計算できる?

もしそうなら……

未来って、もう決まってるってこと?

ここから私の頭の中が忙しくなります🤣



「自分で決めた」も、決まっていた?

私たちは毎日、いろんなことを選んでいます。

今日は何を食べよう。

仕事に行こう。

今日は休もう。

この人に連絡しよう。

この記事を読もう。

そのたびに、

「自分で決めた」

と思っています。

でもラプラスの悪魔の世界を突き詰めて考えると、

その「決めた」という脳の動きまで、直前の状態から生まれた結果なのでは?

と思えてきます。

AとBで迷って、

「よし、私はBにする!」

と決めた。

でも、

Bを選びたくなるところまで、すでに決まっていたとしたら?

……え😨

じゃあ私、

本当に自分でBを選んだの?



そもそも「自由意志」って何?

ここで私は引っかかります。

自由意志って、

「誰からも強制されず、自分で選んでいる感覚」

のことなのか。

それとも、

まったく何にも影響されずに、自分だけを原因として選択できること

なのか。

これ、全然違いますよね。

だって私が、

「今日はラーメン食べたい!」

と思ったとしても、

昨日テレビでラーメンを見たからかもしれない。

お腹が空いているからかもしれない。

昔食べたラーメンがおいしかったという記憶があるからかもしれない。

そう考えると、

「私が決めた」の“私”は、どこから始まっているんだろう?

ってなってくる。

ラプラスの悪魔を考えていたはずなのに、

早くも別の沼です🤣



じゃあ、未来が決まっているなら何もしなくていい?

ここでありがちな疑問。

未来が全部決まっているなら、

「何やっても同じじゃん」

と思いません?

私も思う🤣

でも、ちょっと待って。

「未来は決まっているんだから、今日は何もしない!」

と私が決めたとします。

……その「何もしないと決めたこと」まで決まっていたとしたら?

🤣🤣🤣

逃げ場がない。

つまり、未来が決まっている世界だったとしても、

悩むこと。

考えること。

行動すること。

やめること。

失敗すること。

後悔すること。

そして、

「未来が決まってるなら何もしない!」

と思うことまで、

全部その未来の中に入っていることになります。

だとしたら、

「未来が決まっている」と「何もしなくていい」は、別の話なのかもしれない。



ここで、さらに「なんで?」が出てくる

そして私は、もっと変なところに行きます🤣

もし、

「これを選ぼう」

と思った脳の働きまで自然現象の一部なら……

その思考を見ている「私」って何?

脳が私?

思考が私?

感情が私?

「私が考えている」と感じている意識が私?

そもそも――

私って何?

……ラプラスの悪魔の話、どこ行った🤣

でも、これが思考実験の面白いところだと思うんです。

一つの疑問を掘っていくと、

その下から別の「なんで?」が出てくる。

そして当たり前すぎて疑ったこともなかったものまで、

急に不思議に見えてくる。



ちなみに、ラプラスの悪魔は本当に存在できるの?

ここは少しだけ現実の科学の話。

ラプラスの時代から科学は大きく進みました。

特に量子力学では、未来を単純に「すべて正確に予測できる」と考えることが難しくなっています。

さらに、わずかな違いが後に大きな違いになるカオスの問題などもあります。

なので現代科学では、

「宇宙のすべてを知れば未来を完全に言い当てられる存在が本当に可能だ」

と単純には言えません。

でも。

私はここで、

「じゃあラプラスの悪魔は間違いでした。終わり!」

とはならないんですよね🤣

むしろ、

じゃあ未来は決まってないの?

予測できないことと、決まっていないことって同じ?

量子的な偶然があるなら、それが自由意志なの?

……ほら。

また「なんで?」が増えた🤣



本日の研究結果

ということで、なんでなんで研究室・第2弾。

研究結果は――

わからん🤣

未来が決まっているのか。

自由意志はあるのか。

そもそも「私が決める」とは何なのか。

答えは出ませんでした。

でも私は、それでいいと思っています。

答えを知ることだけじゃなく、

当たり前だと思っていたことに「本当に?」と問いかけてみる。

すると、いつもの世界がちょっとだけ不思議に見える。

それが、この研究室でやりたいことです🧪

さて。

あなたはどう思いますか?

もし未来がすべて決まっているとしても、あなたは「自分で選んでいる」と思いますか?

それとも――

今この質問について考え始めたことさえ、最初から決まっていたと思いますか?🤣

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