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最高のパートナーと結ばれる幸せを、私の無意識が遠ざけていた理由——59歳で亡くなった母の【人生脚本】を、「報われなかった女」から「幸せな夢の国のお姫様」へ書き換えるまで

「幸せになりたい」と、私はずっと思っていました。

愛する人と深く信頼し合い、安心して身を委ね、女として愛される歓びを受け取りながら生きていきたい。

私は、その願いに嘘をついていたわけではありません。

それなのに、幸せが近づいてくると、なぜか心が揺れる。

大切にされているのに、いつか粗末に扱われる気がする。

愛されているのに、「この幸せには、あとで高い代償を払わされるのではないか」と身構えてしまう。

相手の小さな変化をネガティブなものとして読み取り、まだ起きてもいない悲しい最悪の結末を妄想し、探し始める。

近づきたいのに、怖い。

信じたいのに、疑う理由を探してしまう。

幸せになりたいのに、幸せを受け取る直前で、自分の無意識がそっと、だけどギュっと、ブレーキを踏んでしまう。

私は長い間、それを「恋愛の問題」だと思っていました。

けれど、本当に私を止めていたものは、目の前の男性でも、恋愛そのものでも、ありませんでした。

私の心の奥に、一本の古い物語【先祖代々の男尊女卑思想と家長思想、九州男児の不器用さと無愛想さに苦しみ不幸になる女性の人生脚本】があったのです。

それは、59歳で亡くなった母の人生について、娘である私が私自身の耳元でループ再生のように無意識のうちに何度も何度も語り続けてきた【悲劇の人生脚本】物語でした。

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母は、個人事業主として成功した女性でした。

自分の力で仕事をつくり、人を動かし、お金を生み出し、生き抜く力を持っていました。

決して、何もできない弱い女性ではありませんでした。

むしろ男勝りで豪快で、リーダーシップをとる女性でした。

私が3歳の時に離婚してシングルマザーとなってからはとてもモテる恋多き女性でもありました。

けれど母は、アルコールに依存し、心も身体も少しずつ損なわれ、59歳で若くして人生を終えました。

その母の最期を見た私は、母の人生を、心の中でこう語っていました。

私のお母さんは、とてもモテるセクシーな女性ゆえに、スケベで狡い男にまんまと騙されて、心身ともに疲弊するまで骨の髄までしゃぶられて、健康もお金も地位も名誉も失い、最後はボロボロの汚れた雑巾のようになるまで最愛の人から使い古されて、惚れた弱味に翻弄されて、惨めでみすぼらしい最期を迎えて、何ひとつ報われなかった。

これは事実そのものではありません。

母の人生を見た私が、痛み、怒り、悔しさ、悲しみの中でつくり上げた勝手な「解釈」です。独断と偏見に路た、偏った見方です。

それなのに私は、その解釈を、疑う余地のない真実のように握りしめていました。

そして、母について語っているつもりで、実は自分自身にこう言い聞かせていたのです。

男性を本気で愛した女性は、最後には全てを奪われる。

愛に身を委ねた女性は、利用(悪用)される。

男性に深く愛されることと、女性が満ちた幸せを感じることは両立しない。

仕事で成功しても、愛を選べば、両立は不可能で、最後にはすべてを失う。

幸せそうにしている女性ほど、妬まれ裏切られ、いつか惨めな目に遭う。

それが、私が6歳頃までに作り上げて13歳頃までに固定して、私にとっての真実とした、私の恋愛の底に流れていた【人生脚本】でした。

「最高のパートナーと結ばれたい」と願いながら、私の無意識は、その結末を母と同じ悲劇に設定していたのです。

人は、顕在意識で望んでいるものだけを選ぶとは限りません。

心の深い場所で無意識のうちに「知っている結末」「慣れ親しんだ結末」を再現しようとすることがあります。そしてそれが、大切で愛する母を理解する唯一の方法だと信じて疑いません。

だから私は、幸せが遠いときよりも、むしろ幸せが現実になりそうなときに、いつも怖くなったのです。

本当に深く理解されて深く愛されてしまったら、母のようになるかもしれない。

本当に心を許したら、骨の髄まで奪われるかもしれない。愛されるには、愛の為に命を差し出すような覚悟を決める必要があるに違いない。

最高のパートナーと結ばれることは、私にとって、最高の幸せであると同時に、最悪の結末へ向かう入口でもありました。

無意識の中では。しっかり気づくまでは、全く抗えない程に。

ここに気づくまで、私は目の前の相手を変えようとしたり、愛されている証拠をもっと欲しがったり、いつも不安で安心できない泣いてばかりいる自分を責めたりしていました。

けれど、必要だったのは「もっと愛されること」だけではありませんでした。

愛された女性が最後にどうなるのか——その結末を、私自身の手で、もう一度、書き直し、選び直すことだったのです。

この先では、私が母を「報われなかった女」にしたままでいることで何を守っていたのか、その物語をどうほどき、どのように「幸せな夢の国のお姫様」へ書き換えたのかを、赤裸々に綴ります。

そして最後に、あなた自身が無意識に握っている「愛された女の結末」を見つけ、新しい【人生脚本】を選ぶためのセルフワークをお渡しします。

これは、過去の事実を都合よく消すための小手先の方法ではありません。

誰かを免罪するためのものでも、苦しみを美談にするためのものでもありません。

母の人生と私の人生をしっかりと別の人格の主人公のものとして境界線を引き、分けて、母の結末に殉じるのではなく、私が私の幸せを生きるための物語を自らの手で書き換えていくためのものです。

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ここから下が有料部分のチャプターです

1.私は、母を「報われなかった女」にしておきたかった⇨その【人生脚本】にはしっかりメリットがあった

2.母の物語は、私の「愛された女の最悪の悲劇の結末の物語」になっていた

3.物語を書き換えることは、事実を捏造することではない

4.「報われなかった女性」から、「幸せな夢の国のお姫様」へ

5.母の人生と、私の人生を分ける

6.最高のパートナーと結ばれることを、自分に許す

7.あなたの中の「愛された女性の悲劇の結末」を見つけて、幸せな結末に書き換える為のセルフワーク

8.未来の私が迎えに来る、小さな変容セラピー


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