吹奏楽ーコンビニ行進曲ー
私は吹奏楽が好きだ。
吹奏楽団の演奏を聴きながら
リズムよく
散歩することも多い。
小学生のころ耳にした仲間たちの演奏。校歌が中心だったが、何度も聞くこともあって、耳なじみがよかった。時折、音を外す演奏もまた、スパイスの量を少し外したカレーのようなもので、楽しかった。当時『吹奏楽が好きだ』とは思わなかったが、何でもないときに、鼻歌を奏でるほどには、好きだったのだと思う。
吹奏楽団が奏でる曲の中でも、私が特にお気に入りなのは「行進曲」だ。金管楽器らしい弾けるように音符を打ち上げる音、打楽器らしい【ドン!】と腹の底に音符を打ち付けるその重さ、金管楽器と木管楽器の間を取り持つ澄んだ空のようにやさしく包むその温かさ。どれも極端な個性を打ち上げながら、全体として絶妙なリズム・メロディー・ハーモニーで…
足を前へ!前へ!
腕を前へ!前へ!
イチ!ニ!イチ!ニ!
ミギ!ヒダリ!ミギ!ヒダリ!
パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!
パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!
やはり、夏の酷暑下に飲む炭酸水のように
強烈にシュワシュワパチパチッと弾ける!
・・・
ただ…この行進曲には少し複雑な問題が絡んでいる。最近、学校で行進することは減っているという。軍隊的、強制的、時代錯誤…というような指摘だ。行進曲は、思想統一、国威発揚を狙った一種のプロパガンダに使われた歴史もある。またどこか個人の考え方を抑えて集団に合わせる…。多様性、個性を大切にする時代に合って、教育の現場にふさわしくない…と。
確かにそういう面はある。
もちろん、その考え方を否定しないし
軍歌を全面的に肯定することもない。
ただ、私が単純に好きだという気持ちを
抑えなければならない、とも思わない。
戦争反対!だけど行進曲好き♪
(ダメなのだろうか?)
・・・
私の行進は、私の内面にある様々な気持ち、その姿を
リズムを合わせて
同じメロディーに乗せ
スクラムを組んでいく
私の心を整えるために、行進曲に耳を傾ける。私にとっては、心を穏やかにさせるオーケストラの演奏と何も変わらない。自分の気持ちの状態に合わせて、あるいは、自分の気持ちをむきたい方向に合わせるために、行進曲を使うのだ。
おそらく誰でも、その内面に、大小軽重いろいろあれど矛盾を抱えているはずだ。その矛盾が整わないのに、気持ちよく社会生活(集団生活)が送れるだろうか。
私にとっての行進曲は
社会生活に立ち向かうために
複雑な内面を整える曲なのだ!
なので、許してほしい。
軍歌などなど、
誰にも強制しない。
行進は、1人でするから♪
・・・
よく聞く行進曲
ちょっと面白い軍歌など
一部を紹介しよう。
フランス
・サンブル・エ・ミューズ連隊行進曲(へんなおじさ~ん?笑)
・玉ねぎの歌(ぱっきゃらまーど、ぱっきゃらまーど、パオパオパパパ)
アメリカ
・星条旗よ永遠なれ(定番!・世界三大行進曲の1つ)
・アメリカン・パトロール(後半が好きです)
ドイツ
・旧友(こちらも定番!・世界三大行進曲の1つ)
・エリカ(ドン!ドン!ドン!)
ロシア
・カチューシャ
(エカテリーナの愛称。髪飾りではないですよ)
イギリス
・フォース湾(そーらにはおひさーま♪)
・ブリティッシュ・グレナディアーズ(知っているはず!)
日本
・軍艦行進曲(パチンコ?・世界三大行進曲の1つ)
・月月火水木金金(ブラック企業??)
(理想は:日日土日土日日?)
何度も確認するが、私は、これらの曲は好きだが、戦争を賛美するものでもないし、特定の政治思想を支持しているわけではないし、押しつける意図もない。単に演奏曲として、音楽として、自分の気持ちを整えて社会と向き合う英気を養うためのものだ。
百歩譲って、戦争や思想統一を思い浮かべるとして、先人が歩んできたことを糧に、よりよき私をどこまでも求めていきたい。
さぁ、気を取り直して!
民衆の歌!(レミゼラブルの劇中歌)
強制されてたまるか!
俺は!
俺だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!
足を前へ!前へ!
腕を前へ!前へ!
コンビニ!コンビニ!
イチ!ニ!イチ!ニ!
右折!
直進!
左折!
直進!
イチ!ニ!イチ!ニ!
わたしーーー!止まれ!
サンドイッチ!ニッ!
しようかな(笑)
