100円ショップの魔法
常連の100円ショップで
奇妙な商品に出会った。
何かと値上がりが多い世の中、反発したところで虚しくなるだけ…と、あきらめムードが漂っている。学習性無力感とはことのことか。氷河期世代の私には、学習性無力感どころか、学習すらしない思考停止にも(苦笑)。
そんな無力感と思考停止に支配された私を目覚めさせる鮮烈なオーケストラ・ヒットのメガトンパンチを打ち込んでくる…そんなにくい奴が、そう100円ショップの商品だ。店に立ち寄りすぎて、物の値上がりのダメージよりも、思考停止による100円散財のダメージが大きくなっている。厳密に言えば、税込み110円(または108円)散財のダメージだ。
この【10円】が
地味にメガトンの【メガ】を生み出す。
そんなメガトンパンチ級の100円商品。
これは収納にちょうどいいと思い
よくある箱モノを買った。
しかし…一度開けた蓋が閉まらない…。
まさに開いた口が塞がらない…アハハ。
私のデストロイヤー気質が暴走し、無理やり開けたこともその一因だろう。決して100円ショップに罪はないのだが『まぁ、こんなもんだろう』と笑顔になってしまうのは、無力感と思考停止の薬効なのだろう。毒を以て毒を制すとはよく言ったものだ。なんとなくだが、毒を以って…よりも、自らに【毒を盛って】のイメージが近い…?命だけは…なんてね。
・・・
そんなメガトンパンチを連打する100円ショップの魅力にドハマりした私は、店の前を通ると用事もないのに…ん?違う…。歩くコースに100円ショップ内の通路が組み込まれている。イシオチ商品をポイントに、山道のようなつづら折り、ヘアピンカーブの連続が単なる買い物にわくわくをプラスする。猛スピードでヘアピンカーブに突っ込みドリフトをかますレーサーのドキドキにも……とまでは感じ【ない】。
・・・
メガトン級のヘアピンカーブのように話が急速に傾いていくどころか、宇宙空間に脱線するが…
驚いたことに、100円ショップには、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)に関係する?グッズが販売されている。これは日本中を探しても数人にしか知らないと思われる。これを発見した瞬間、私の目がギョロっと見開き、まさかの展開に、その魂が震えた。
UNHCRの関係組織なのかは不明だが、「人にとって良いコンピュータ体験」を研究する世界最難関の国際会議(CHI学会)という組織がある。この組織の商品なのかは判然としないが、UNCHIのグッズが販売されているのだ。まさかのまさかだ。
CHI(Computer-Human Interaction)、人間とコンピューターの関係を考え直そうという100円ショップの心意気をひしひしと感じた私は、UNCHIと明示されたそのグッズを手に取り…驚愕の事実を知る!
よくあるおもちゃのように厚紙と透明なプラスチックでできた容器の中に、茶色のぐねぐねが…。手に取ったことを少々後悔するような、それでいてよくできていると感心するような、これで妻にドッキリを仕掛けるか…とか、【空想】はどこまでも広がった。
UN・CHI…
国際(UN)
コンピューター(C)
人間(H)
相互作用(I)
ん?…ウン…(ワオ!)
ふつうはこんなことは考えない。UNCHIは、UNでもないし、ましてやUNHCRとは全く無関係なのだが…私の中ではつながってしまった。
・・・
そんな100円ショップのヘアピンカーブ、無力感と思考停止で歩いてしまえば、ただの無機質な通路だ。しかし、私(私たち)には、その無力感と思考停止を吹き飛ばす【ユーモア】という「最強の矛」がある。「最強の盾」とて余裕で爆破する。矛盾すら笑い飛ばす!なんなら人生の味をつくる【魔法の杖】だ。
【ユーモア】それは
先制攻撃 :苦しみの盾を貫く!
追加攻撃 :苦しみをみじん切り!
苦しみの反撃:苦しみのぶり返し(汗)
とどめの一撃:苦しみを焼き尽くす!
は?
ハンバーグでも作るのだろうか。
手で先制攻撃 :玉ねぎの皮をむく
包丁で追加攻撃:玉ねぎをみじん切り
玉ねぎの反撃 :強烈な臭気爆弾と涙
とどめの一撃 :諸々焼いて出来上がり♪
何かにつまづき迷ったら【ユーモア】と【ハンバーグ】に頼ればいい。UNCHIの話を思い出せば、きっと笑える。冷笑かもしれないが、笑わないよりは笑ったほうがいい。くしくも【ハンバーグ】はやがて…UN…に。
ハンバーグ…
でも、今の気分はカレーなんだよなぁ。
UN…
ヘアピンカーブ、ドリフトかまして
ハンバーグにしよう!
50%OFFのハンバーグ弁当を狙おう♪
いつものスーパーで
見たことないけどね。
自炊しろってか?
それもまたユーモア…なのか?
魔法の杖がいるのか?
誰か、魔法の杖、つくって!
