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非常ベルは、いつ鳴るのか

昨日、近くで火災がありました。

防災放送で知りましたが、

我が家からは少し距離があったこともあり、

私は特に何か行動をすることはありませんでした。

夫が、

帰宅の通り道だったこともあり、

「気をつけてね」と互いの確認をとりました。

その時は、

それ以上、深く考えることはありませんでした。

今朝、

何気なく目を通していたSNSで、

火災時の行動心理についての記事を読み、

ふと立ち止まりました。

火事が起きていても、

人はすぐには動かない。

誰かの声や合図があって、

ようやく行動を始めることがある。

その感覚が、

からだのケアに対する

人の行動心理と重なったのです。


体の違和感と、人の行動心理

体の不調は、

いきなり「火事」になるわけではありません。

最初は、

なんとなくの違和感。

少しの疲れ。

「気のせいかもしれない」という感覚。

ガスのにおいがする気がするけれど、

出どころははっきりしない。

大げさにしたくない。

間違っていたら恥ずかしい。

だから、多くの人は

そのまま様子を見続けます。

火災報知器には

自動で鳴るものと、

人が押さないと鳴らないものがあります。

体のサインは、

この「手動式」に近いのかもしれません。

はっきり火が見えるまで、

人はなかなか

自分で非常ベルを鳴らせない。

そして多くの場合、

誰かが鳴らした音をきっかけにして

「あ、動いていいんだ」

と行動を始めます。

サロンナナーラのカウンセリングは、

火を消す場所ではありません。

無理に逃がす場所でもありません。

今の状態は

非常ベルを鳴らす段階なのか。

それとも、まだ様子を見る段階なのか。

一緒に確認する場所です。

鳴らすかどうかを決めるのは、

いつもご本人。

でも、

ひとりでは判断しづらいときに

そばで一緒に音を聴く人がいてもいい。

体と心の違和感は、

弱さではなく

これまで頑張ってきた証拠かもしれません。

そのサインを

責めるのではなく、

静かに聴くところから

整えは始まります。

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