肉体ありきの世界の解像度が低めなのでよろしく
気がついたら、周りの同年代の子たちが眉毛をいじりだしていた。
その時に、一緒に駆け出せばいいものを
私は『よう、わからんな』と思っただけだった。
そして、そのまま大人になった。
そういうことが多い。
人間の世界の肉体に関連するイベントへの参加率が低い気がする。
その人間の造形がどうかは、二の次だと思う。
丁寧な色塗りや、その後の研磨による輝きについては職人技が素敵だと心から思っているが、私については魂がそのものであればいいので、肉体やそれに関する社会にかける比重は軽い。
「キモい」とか「目がないみたい(一重で糸目を揶揄う空気)」だとかは、割と聞き慣れていて
そうかそうか、私もそう思うよと答えている。
その言葉を発する人間からして、造形の比重が重ければ、そのような言葉選びになるのは当たり前な気がする。
なので肉体世界に比重が重く、尚且つそれを盲信している人間と私の相性は悪い。
人間は生活を肉体に依存する。
いや、他の生き物も肉体は武器であり、色や形は生命力の現れでもある。
地球の生命にとって肉体言語は雄弁であり有効である。
なんにしろ、この星らしさを楽しむ為に肉体は必要だ。
そのことは、物質の星である地球らしさと思っているので至極納得している。
私は肉体世界の物事の解像度が低い。
元来の魂は形にこだわりのない場所生まれだから。
地球にやってきて、地球の造形の楽しさを自分自身の肉体で楽しむものもいるし、私みたいに馴染まないのもいる。
ただそれだけ。
だからお互いそういうものかと言えればいいのだが、地球由来からしたら私みたいなのは異質である。
人間の世界の解像度が低い。
興味が薄いという方がわかりやすいか。
なので、油断するとすぐに『星から離脱すればいいじゃない?』となりがちである。
けれども、ここに生まれたということは私には私なりのやる事があるわけで
そんな簡単に離脱はさせてくれないのであった。
それに現代の人間は死を恐れる。
迂闊にそんなことは言えない。
恐れるあまり攻撃的である。
その辺は死を受け入れる他の生き物と同じなんだなと思ったりする。
恐怖は生き物を凶暴化させる。
人間は恐怖を恐怖と感じ取れないまま
暴れることがあるなぁと思っている。
私の思考は、そういう、恐れたり悲しみに暮れる人間的に危険だったりする。
刺激物なのだ。
そういう自覚がある。
だから普段、気をつけている。
そんなわけで、私の世界に疎いが邪険にもしない、人間要素の強い夫を巣穴としているのだなというのが最近の一歩踏み込んだ感覚である。
夫は私を地球で人間生活をおくらせる為の重り。
夫を強く認識するということは、私が人間の肉体を維持するのに適しているということのようだ。
これが人間の世界…というのを夫を通して感じているというところ。
…これ、出していいやつか?
まぁいっか。
私は私と私達だから
こういうこともあるってだけで
なので言動が怪しいところがあるが
人間と無駄に争う気はないのでよろしく。
めんどくさい。
争うのも分解していけば純粋な力そのものだけど
かったるい。
というのが伝わればいい。
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