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mitsuruamano
「携帯電話を川に落としたよ」#アマノ文筆クラブ
甘野充様の「アマノ文筆クラブ」に参加させていただきます!
「携帯電話、川に落としましたよ。」
「携帯電話?いえ。落としていませんよ。私はスマートフォンしか持っていませんから。」
川の女神は、困ってしまった。
”携帯電話”という言葉では、若者には通じなくなってしまったようだ。もう、100年近くこの川の女神として仕事をしているけれど、どんどん時代についていけなくなっていく。
最初は、「あなたが落としたのは金の斧ですか?銀の斧ですか?それとも普通の斧ですか?」だけを聞いていればよかったのに。
今の時代、こんな長文の質問をしたら、要点は何?とか言われちゃうんだから。
しばらくしたら、斧を落とす人なんていなくなってしまった。というか、この川に橋がかかってからというもの、物を落とす人なんてほとんどいなくなってしまったんだから、第一声が掠れてるなんてよくあることだった。
それでも、この携帯電話もといスマートフォンを落とす人は増えていた。やめてほしい。地味に痛いんだから。
はあ、この仕事、もうやめたいな。
ゴチッいたっ
ほら、また落としたのね。はいはい。えーと、スマートフォンね。
「スマートフォン、川に落としましたよ。」
「スマートフォン?いえ。落としていませんよ。私はスマホしか持っていませんから。」
…この仕事、やーめたっ
あとがき
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日常で感じたことや出来事を、お話としてお伝えしています。
それではまた、お会いしましょう(^^)
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