心が疲れているとなぜ「あいの里」しかみられなくなるのか
2024年の年末から2025年の年始にかけて。
わたしは家でひたすら、「あいの里」「あいの里2」をみていました。
(特に「あいの里2」が好きです)
去年の秋ごろに、ネイルをお願いしているお店の女性から熱くすすめてもらったのがきっかけです。
ふんふん、冬休みにみるために溜めておいたんだね、と思ったら大間違いで…。
実は、「あいの里」「あいの里2」ともに、どちらも、年末までにすでに2回ずつみています。
今回は、さらにそれぞれ2回ずつみました。
あいの里、4周……!
1話が約30分とはいえ、すべてみるには「あいの里」「あいの里2」あわせて40時間くらいはかかります。
ほぼ毎日、午前中に家事と必要な買い出しやカフェで読書などをして、帰宅。
午後は家でビールを飲みながら「あいの里」を日が暮れるまで4、5時間みる。流しながら、合間に家事や少し仕事もする。
18時くらいに、塾にいる娘にお弁当を届けに行き、帰宅。
夜は読書したり、他のドラマをみたり。
次の日は、また、午前中は家事と~(以下略)、午後はまた夜まで「あいの里」。
以下繰り返し。
毎年、年末年始にそれこそもう何十周もみている大好きな「きのう何食べた?」「ソロ活女子のススメ」などではなく、「あいの里」に始まり「あいの里」で終わった奇跡の9連休でした。
有意義なような、せっかくだから初めてみるものをみた方がよかったような…。
でも、
「ああ~、早く帰ってビールを飲みながらあいの里をみよ」
と思いながら自転車をこいで帰宅する瞬間から、もう、しあわせでしあわせで。
休み中はずっと穏やかで満たされた気持ちで過ごすことできました。
過去には、「バチェラー・ジャパン」「バチェロレット・ジャパン」も2回ずつみたことがありますが、ここまでリアリティー番組を何周もしたのは初めてです…!
去年、同じくらい何度もみたのは、同じくネットフリックスの「ボーイフレンド」。こちらもすでに3周していて、同じく心が弱ったときに癒しをもとめてみていたのですが、年末年始はこれすらみられず。
なぜここまで「あいの里」しかみられなかったのか…? 4周し、5周目に突入しそうな今、その理由を考えてみました。
まず一つ目は、刺激があまりなかったこと。
2024年は仕事量ではなく、気持ち的な疲弊がかなりひどかった年でした。休み中は、もう心をあまり刺激したくないと感じるほど疲れきっていたので、それ以上心に負荷をかけずにみられることが大事でした。
それこそ、最初に「あいの里」のファーストシーズンをみたときは、初回から住人同士で性的な話をバンバンするシーンがキツく感じてしまい、その部分は飛ばしたほどでした。
でも、2周目以降にみたときは全然大したことないなと感じたので、その時期は特に弱っていたのかもしれません。
そして二つ目は、自分の価値観の再確認や、これからどう生活していきたいか、などをぼんやりと思いながらみられたこと。
たとえば「バチェラー・ジャパン」「バチェロレッテ・ジャパン」の出演者とわたしの人生が交わることは絶対になさそう。
「バチェラー~」は「日常とはかけ離れたキラキラした世界」をみさせてもらうもの、と思っています。出ている人たちはみんな芸能人のように美しく、スタイルも完璧。
「あいの里」の出演者のなかにも、モデルやヨガインストラクター、女優、俳優などもいます。でも、過ごす場所は古民家、自給自足の生活なのでドレスを着るシーンはもちろんないし、服装もメイクも日常に近い(よりラフなくらいかも)。それもこの番組の魅力だと思います。
いつのまにか、
「出演者の人たちといつか、ばったり出会えることがあるかもしれない」
くらいの距離感に感じながらみていました。
そして、参加しているのは35歳以上〜60代の男女ということもあって、結婚や出産、自分の健康や仕事のことなど、悩んでいることの多くは、わたしが感じてきたこと、今感じていることとも重なりました。
「◯◯さんと同じ立場だったらどうするだろう」
などと、「自分ごと」にしながらみられたのが、他のリアリティーショーやドラマなどではなかなかできない体験でした。
「みんないろいろなことを乗り越えて、悩みながら一生懸命に生きているんだな」
「(住民のみなさんが)里を出てからもしあわせになってほしい。全員推し」
「沖縄の古民家の屋根に登って話すの楽しそうだな、やってみたい」
「全世界に放送されない『あいの里シェアハウス』みたいな古民家があったら、こんな風に共同生活してみたいな」
などど、自分の中に応援の気持ちが生まれたり、いつかしてみたい体験に寄せながらみるのも楽しかった。
身近にも感じるけど、なかなかできない体験、をみせてもらった、それこそ旅番組をみたときのような気持ちになりました。
最近、
「娘が独立したら、いつか協力し合いながら誰かと暮らしてみたい。2人より人数が多い方がいいな」
と感じるようになったのも、あいの里の影響かもしれません。
あいの里と一緒に過ごした年末年始。この穏やかな時間をひたすら過ごしたことが、わたしの心を回復させてくれました。
そして…その回復にはちょうど冬休みの日数だけかかり、「監察医 朝顔2025新春スペシャル」など、楽しみにしていたのに冬休み中にはどうしてもみられなかったドラマをみられたのは、1月6日の仕事始めの日からでした。
