頑張るのが得意なあなたへ。働きすぎて身体を壊した私が伝えたいこと
「生産性の高い生活を送りたい」「少しでも時間を無駄にしたくない」
そう思って、月曜日から日曜日まで予定やタスクを詰め込み、自分にとっての「理想の生活」を追い求めてしまう。
朝から晩まで、あらゆるMTGやイベントに参加し、たくさんのタスクを消化した日。そんな日は、隙間のないカレンダーのスケジュールや完了マークがたくさんついたTODOリストを見返して、なんともいえない達成感に浸る。
これは、学生時代から友人に「詰め込み症候群」と称されていた私のことです。
そんな生活をつづけていたある日。
突然、私の身体は悲鳴を上げました。
朝起きたときから、右耳が聞こえにくいことに気づいたのです。
今日は、「詰め込み症候群」によって自分の限界を超えてしまった体験と、そこから学んだ“過緊張”と完璧の考え方について書きたいと思います。
努力の日々に待っていたのは「聴こえない日常」
その日は、朝7時から予定していたZoomミーティングに合わせて、6時50分に起床しました。 ただ、起きた瞬間から、右耳が気圧で抑え込まれているような嫌な詰まり感が。
「寝起きだからかな? 時間が経てば治りそう」
そう思ってZoomに参加しましたが、相手の声が自分の頭の中でハウリングするように響きました。
その後出社したものの、オフィスの前で同僚に話しかけられたとき、うまく聞き取れない自分がいました。オフィスのなかに入るとさらに悪化して、耳鳴りが聞こえ始めます。
仕事しようにもうまくコミュニケーションがとれない。初めての体験に不安になった私は、早退して病院へ向かいました。
聴力検査の結果は、一目瞭然。右耳だけ低い音が極端に聞こえていない、きれいな右下がりのグラフでした。
先生に「最近、忙しいんじゃないですか?」と聞かれた瞬間、心当たりがありすぎて、苦笑しながらすぐにうなづきました。
「完璧な1週間」は、命の前借りだった
振り返れば、耳が聞こえにくくなるまでの直近1週間は、自分にとって「完璧」なスケジュールをこなしていました。
・毎朝7時から英会話のレッスンを受ける
・会社ではトラブル対応を捌いて残業が続く日々
・副業ではライター・コミュニティマネージャーの活動
本業も副業も、大量のタスクをすべてやりきるには、「朝活」を頑張るしかない。
そう思って、早起きした時間のほとんどを「仕事」に充てていたのです。
7:00〜7:25まで英会話をした後は、7:30〜10:00まで副業し、10:00〜20:00まで本業、20:00〜22:00まで副業。22:00〜23:00の間、時間に追われるようにお風呂と寝る準備をスピーディにこなし、23:00に就寝。そして6:50に起きてまた英会話を始める生活の連続でした。
朝7時から夜22時まで、びっしりと詰まった予定。
そんなスケジュール帳を眺めては「今日も頑張った」と自分を褒めていたし「朝活で仕事をすれば、こんなにも1日の生産性が上がる」と、感動すら覚えていました。
でも、今ならこの生活が正しくなかったとわかります。
自分なりの「完璧だった1週間」は、未来の健康をむしばんでいた。
つまり、「命の前借り」だったのです。
前借りしたエネルギーを使い果たした結果、私の耳はシャッターを下ろしてしまいました。
右耳が聞こえにくくなってから1週間以上、英会話ができませんでした。いくら英会話に毎日参加できた1週間があったって、その次の週が0だったら意味がありませんよね。
短期間での「完璧」を目指すことが、いかに本末転倒であるかを思い知ったのです。
そんな私を心配した親が車に家に来てくれて、実家に強制送還されました。
ひたすら眠り、栄養のある食事を摂る。 すると、幸いなことに耳の詰まりは1週間足らずでスッと消えていきました。
「完璧」の定義を書き換えよ
この経験を経て、「もうこんなことは繰り返さない」と決めた私。
「がんばること」は得意。でも「休むこと」は苦手…。
そんな自分の課題である「休み方」に関する本を読みまくりました。
SNSで休み方に関する本を探していたあるとき。“過緊張”に関する本が目に入ってきました。
「なこてんは、なんだか常に肩に力が入っていそうだよね」
学生時代からお世話になっている早起きの師匠、5時こーじさんにかけられた言葉。
この言葉が妙に印象に残っていた私は、“過緊張”こそが、私の心身に起こっていた課題だと直感し、すぐに本を注文しました。
▼頑張りがちな周りの人全員におすすめしたい本
過緊張とは、交感神経が優位になりすぎて、常に力が入っている状態。
完璧主義、真面目、頑固、自己犠牲、せっかち…。 そんな「過緊張になりやすいタイプ」の半分以上に、私の性格が当てはまっていました。
今思うと、右耳の不調も、過緊張状態が続いたことによる綻びだったのかもしれません。
本のなかでは「完璧」=うまく心身を休めることも含めて完璧だ、と謳っています。
この考え方に衝撃を受け、私は自分の中の「完璧」の定義を捉え直すことにしました。
1日、1週間、1ヶ月……短いスパンでタイムパフォーマンス、つまりタイパを求めて予定を詰め込んでも、身体を壊してしまったら意味がありません。
毎日英会話をがんばっていたのに、その翌週に耳が聞こえなくなって英会話どころか日本語コミュニケーションもままならなくなった私。1週間花丸がつくだけでは、「完璧な計画」とは呼べなかったのでした。
長く走り続けるために、余白を作ること。
それこそが、自分を大切にしながら成果を出し続ける、本当の意味での完璧なマネジメントなのだと気づきました。
仕事だけの朝活は、もう卒業する。
思えば、2025年は副業にかなり力を入れた1年で、年始からずっと走り続けていました。
7月からは、朝活コミュニティ「ごえむくらぶ」にも入会。早起きした時間を副業に充てて、キャパが拡大した(と、思っていた私は)月に10記事以上書くときも。
気づけばずっと、走り続けていたのです。
でも、早起きの師匠5時こーじさんは、初めから「朝活を仕事だけに充てるのはおすすめしない」とおっしゃっていました。
そんな教えを素直に守らず、「私は朝活でたくさん副業したいんだ!」と仕事ばかりしていたのが反省点です。(自業自得すぎる)
休むこと、肩の力を抜いて副交感神経優位の状態をつくること…。
長く、すこやかに、そしてごきげんに働き続けるためには、「休むスキル」が欠かせないと知った今の私。
来年は、「朝活=仕事」から卒業したいと思います。
自分なりの朝活を少しずつ模索していけたらと思いますが、まずは散歩や掃除、運動などヘルシーな習慣を取り入れていきたいなと。
私にとっての「朝活」の新たなフェーズが始まります。
5時こーじさんの知見やアドバイスも、どんどん自分のなかに取り入れていきたいです。(こーじさん、今後もよろしくお願いいたします!)
がんばるのが得意なあなたへ
私の周りには、がんばるのが得意な人が多いです。
この記事を読んでくれているあなたも、自分に負荷をかけてがんばっている最中かもしれません。がんばるのは良いことですが、もし少しでも体に違和感があったら、取り返しがつかなくなる前に早めに休んでほしいと願います。
一度立ち止まっても、大丈夫。「長く歩き続けるための休憩」は、停滞ではなく、前進するための準備です。
「完璧」の定義のなかに、「しっかり休む自分」も入れてあげてくださいね。
☀️この記事は、朝活コミュニティ 5am club(#ごえむくらぶ)のアドベントカレンダー【24日目】の記事です!現在1月の新規メンバーを募集しているので、気になる方はぜひこちらをご覧ください🌲
