Photo by
hoshizoramochi
踏切オーディション
大切なのは、メンバーの意思疎通。
踏切がおりるまでに、通り過ぎないといけない。14人のアイドルユニット。どこにでもあるようなデビュー話。はじめて集められて、適当にわりふられた14人が、たった10分間ののちに踏切に向かってダッシュする。
踏切は、狭い。
主催者からは、踏切のむこうに渡ったメンバーだけがデビューの資格を得る、と説明される。
ここで、めいめいが競うようにして走るグループはダメ。
たった10分で、みんなが踏切をこえられるようにグループわけをして、自らが最後に滑り込む役割を担うリーダーが出てくるか、そこを見ている。ほら、みてごらん。1人が立ちあがっただろ。
ーみんな、せっかくなんだから、みんなで踏切を越えようよ。脚の速いあたしが、最後にスライディングする。さあ、4列になって。いくよ!
ドキュメンタリーでは、隠し撮りされている、その10分間がうつされる。
踏切はね、もちろん彼女が滑り込んだ後に、落とすんだ。
