フリーエネルギーの実在
一般に「永久機関は不可能」とされているけど、実際のところは可能だし、あるところ(某国の軍事施設など)では当たり前に使われています。
昭和62年の毎日新聞に以下のような記事が掲載された。

アマチュアの発明家が、磁石の反発力を回転エネルギーに変えて、そこから電気を取り出す仕組みを考案した。当時はこんな報道が堂々とされていたんですね。今なら絶対記事にできないでしょう。
その仕組みをもう少し詳しく見ていくと、

レコードプレイヤーの上に、3個の棒磁石を等間隔、放射状に置く。その際、すべてプラス極を外側に向けます。回転盤の外の台座に、プラス側を回転盤方向に向けた棒磁石を1個固定する。回転盤と台座のあいだに鉄板を置く。回転盤がまわるとき、回転盤の上の棒磁石が台座に近づくと、その接近をセンサーが感知し、鉄板が少しだけ下がるようにする。すると、プラス極同士の反発が起き、その反発力が回転に変わり、加速される。基本原理はこれだけです。
センサーのためにバッテリーが必要だけど、「それに要する電力は回転によって得られる電力の半分以下で、余った力で十分発電できる」。
現状、豆電球を光らせる程度のエネルギーしか発電できていないけど、この機械をもっと大規模にすれば、もっと大量の電気が生み出せる。
イメージとしては、こんな具合です。

鉄板を持つ僕の手が上下するのに必要とする仕事量よりも、回転盤の回転により生み出されるエネルギーの量が大きいのであれば、入力したエネルギー量よりも出力されるエネルギーのほうが大きい、ということになります。
これを手動ではなく、自動化することを考えました。

Arduino(アルデュイノ)という電子工作機器を使って、棒磁石の回転を検知するセンサーを作り、センサーが反応して一瞬後に鉄板が上下する仕組みを作ったのですが、素人の僕にはうまくいきませんでした。
フォトインタラプターというセンサーを使ったのですが、その感受性の問題とか、鉄板の上下移動に小型モーターを使っているのですが、そのパワーの問題(弱すぎる。しかしここで高出力のモーターを使ってはエネルギー支出が大きくなる)とか、課題は山積でした。
しかし逆に言うと、素人の僕でもそれなりの形、課題が見える程度の形には持っていけました。プロならあっというまにちゃんとした発電機を仕上げるんじゃないかな。
というか、すでにこの形をもっと洗練させて、しっかり発電機として完成させている人がいました。

高校で物理を学んだ人ならおなじみの、電磁誘導を使った発電機です。しかし一味違うのは、これで無限にエネルギーを取り出せることです。
上下に2枚の回転板があり、2枚は同じ回転軸でつながっている。下の回転板の下にはコイルが設置されていて、その上を磁石が横切るたびに起電力が発生し、それをコイル下部で回収する。
電池があるけど、これは回路制御のためであって、電池で発電しているわけではありません。
これをもっと大型化して、コイルの数を増やし、磁石の数を増やし、発電する電気量を増やせば、家庭用の電気くらいなら十分まかなえます。

これを開発したのは飯島秀行さんという人で、彼は自作のこの発電機を使って、自分の家の発電はもちろん、電気自動車の充電までやっていました。
最初の起電力のところで、外部からの電力がちょっとだけ必要です。しかしいったん発電を始めれば、外からの供給は要りません。自前で作る電気で、永久に動きます。世間一般からは不可能とされる永久機関がすでに目の前にあり、しっかり仕事をしている、ということです。
モーターの摩滅など定期的なメンテナンスがいるので、厳密には永久ではありませんが、こんなのは言葉遊びにすぎなくて、その本質において、これは完全に永久機関です。
飯島さんが亡くなったのは2016年で、僕が興味を持ったときにはすでに故人になっておられました。
先日大阪で、飯島さんと生前親交のあった方と話しました。ずいぶんぶっ飛んだ発想を持った人で、この世にいながらもすでに心、この世にあらず、という雰囲気の漂った人だと伺いました。
上記の電磁誘導を使った発電機は、飯島さんの発明のほんのひとつに過ぎなくて、たとえば、風がないのに空を飛ぶ飛行機とか、フィルターがないのに浄化する浄水器とか、にわかには信じられない発明を次々と生み出されました。フィルターのない浄水器は僕も現物を見たのですが、見た今でも浄化能力があると信じられないです(笑)
発明を生み出すものの、それをバンバン売り出して大儲けしようとか、その手の野心が皆無の人で、そのおかげで、既得権益の人から殺されなかったんだろうなと推測します。
ただ、例外は福島原発の事故のときでした。
いつもは飄々とした飯島さんが、このときばかりは機敏に動いた。自らが発明した放射能を無毒化する装置をもって、すぐさま被災地に向かった。
本当に放射能に対して効果があったのか、それは知らない。でもその行動を見ているだけで、きっと心ある科学者だったのだろうなと思います。

少数ながら著作を残していて、僕も1冊だけ読みましたが、正直あまり意味が分かりませんでした(笑)
冒頭、「エネルギーとは意識であり、無限に存在するものをいう」とくる。
多分、ロジカルにこの本を読み解こうとする人は挫折します。ついていけないので。科学用語を使いながらも、語っていることは思想とか仏教哲理に近くて、それで読みにくいのだと思います。
フリーエネルギーを使った農法にも取り組んでおられて、飯島さんは海水を液体肥料として使う農法を完成させました。だから「石油が来ないから肥料が作れない」と嘆く必要はないのです。無限に存在する海水から肥料を作る技術が、すでに存在するのだから。
同じことは、EM菌の比嘉照夫先生もやっておられて、天才の発想が行き着く先は同じなんだなと思います。
飯島さんも比嘉先生も、生物学的元素転換を当たり前の事実と認識していました。畑の微生物が、あるいは僕らの腸内細菌が、今もこの瞬間に行っている営みを、現代科学は認めていない。固い頭の人が科学界をリードする限り、次なる天才はなかなか生まれないでしょうね。

ロシアの物理学者V.M.クラショフ(Kurashov)は、微生物による生物学的元素転換を研究し、2002年に「微生物による石油の生成法」という国際特許を、2014年に「微生物による同位体の転換方法」というロシア特許を取得した。さらに、2016年には「微生物による金、プラチナの生成方法」、2017年には「微生物によるウランの生成方法」の特許もとった。
つまり、ロシアは、石油、金、プラチナ、ウランを微生物を使って製造できる国になったということです。
これはものすごい外交カードですよ。プーチンが「微生物で金を大量生産して、金価格を暴落させるぞ」あるいは「微生物で石油を大量生産するぞ」と脅せば、国際社会はプーチンの言うことを聞かざるを得ないでしょう。
頭の固い科学者が「そんな技術は存在しない」と言い張っているあいだに、世界はすでに、はるか先を行っている。
日本にも少数の天才がいたにも関わらず、彼らの価値を生かし切れなかったことが、僕は悔しいです。
