もしかして “ マウントされてる ”…?そう感じたとき読む話
アドラー心理学が教える、心を軽くする人間関係の知恵
あの人の、何気ない一言が、なぜかずっと心に引っかかっている…。
「気にしないようにしよう」と思えば思うほど、頭の中でぐるぐる同じ言葉がリピートしてしまう。
そんな、マウントされた時の人間関係の「モヤモヤ」の正体って何だろう?
私もずっと考えてきました。
そして、もしかしたら…と思ったんです。
あのモヤモヤの正体は、言葉の威力に傷ついただけではなく、その行動に隠された「弱さ」に、あなたの心が気づいてしまったから。
そして何より、「あ、この弱さは、自分の中にもある」と、相手を通して、自分自身の姿を見てしまったからなのかもしれません。
この記事では、アドラー心理学をもとに人間関係の悩みを、分かりやすくまとめました。
この記事で考えながら、
心をふっと軽くする方法を一緒に探していけたらと思います。
アドラーの視点 その①
行動の「目的」に目を向けると、目の前の景色が変わる
私たちはつい、「なぜ、あの人はあんなことを言うのだろう?」と、マウントをとってくる、上から目線になる、その原因を考えてしまいます。
でも、
アドラー心理学ではこう考えます。
「何のために、あの人は、その行動をしているのか?」
と、行動の目的に注目するのです。
マウントしてくる人の目的。 それは多くの場合、「自分の価値を、手っ取り早く確認したい」という切実な願いです。
その行動は、攻撃というよりも、
実は「ここに私を認めてほしい!」と叫ぶ、不器用で必死なサインなのかもしれません。
周りの人からしたら、
嬉しい喜べる方法ではありませんが、
その人の心の中にある不安や焦りに少しだけ想像をひろげると、
ただの「嫌な人」から、「苦しんでいる人」へと、見え方が変わってきます。
アドラーの視点 その②
マウントは、誰の中にも潜んでいる
では、なぜ、
あの人はそんな不器用な方法でしか、
自分は価値のある人間だと、思うことができないのでしょうか?
その心には、
「劣等感」、つまり「人にはあるけど自分は足りないものがある」という感覚があります。
そして、ここからがとても大切なのですが、この心の動きは、決して他人事ではないのです。
仕事で追い詰められた時、
家庭で心に余裕がない時、
誰かと自分を比べて、どうしようもなく焦ってしまった時。
そんな心の隙間に、マウントしたくなる気持ちが育っていきます。
自分を守りたい一心で、
つい誰かに攻撃的な言葉を向けてしまったり、自分の方が上だと余計な話をしたり、アピールしたくなってしまったり。
私たちは、誰もが加害者にも被害者にもなりうる、どっちも持っている存在なのです。
これに気づければ、
相手を一方的に責める気持ちから、
相手を少し尊重できる気持ち、
相手の視点にも配慮できる私へとかわっていきます。
アドラーの視点 その③
「課題の分離」という、優しさの境界線
相手の苦しみに気づき、
相手を少し尊重できるようになったからといって、あなたがマウントをとられて、傷つけられたり悲しい気持ちを我慢する必要は全くありません。
ここで、あなた自身を守るための、優しくて力強い視点、「課題の分離」を使います。
これは、「その問題は、一体 “ 誰の課題 ” なのか?」を、心の中で整理して仕分けることです。
相手の課題
劣等感を抱え、不器用な方法でしか自己表現できないこと。
その結果、誰かを傷つけてしまうこと。
これは、相手自身が向き合うべき相手の課題です。
あなたの課題
相手の言動をどう受け止め、
自分の心をどう守るか。
そして、
自分の中にある弱さと
どう向き合っていくか。
これは、あなたの大切な課題です。
心の中でこの境界線を引くことは、
相手を見捨てるわけではありません。
相手が自分の力で乗り越えられると、
相手の力を信じ、
同時に自分の心も大切にする。
永続可能で、結果的に優しい距離感なのです。
まとめ
あなたも、知らず知らずのうちに
“ マウントしたい気持ち ” が芽生えたことはありますか?
マウントという現象は、誰かの「 強さ 」や「すごさ」の証明ではなく、
私たち人間の「弱さ」が表にでた行動なのかもしれません。
それに気づけた時、私たちは相手にも、そして自分自身にも、もう少しだけ優しくなれています。
相手の言葉に傷つく必要はない。
でも、相手の心の痛みは想像してあげる。
そして何より、
自分も同じ弱さがあって、場面が違ったら似たようなことをしているかもしれない。
そんなことを認め、そんな自分を許してあげて下さい。
その心の余裕、視野の広さ、多角的にとらえる視点こそが、
傷つきにくい、心の強さだと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
この記事が、あなたの心を少しでも軽くするお手伝いができたら嬉しいです。
この記事の着想のきっかけ
るーちゃんの記事を読んでください▼
「マウント病」命名で社会を変えるアイデア
うつ病やいじめを減らすには、加害の側に光を当てる必要がある…
そんな視点からるーちゃんが提案するのが「マウント病」という概念。
衝動的に人を見下してしまう行動が、実は心のSOSではないか?という鋭い洞察に引き込まれます。
経験からの、リアルな視点
親友のうつ病治療を献身的に支えた体験を持つるーちゃん。
その時の覚悟と、回復までの道のりを見守った経験が、この記事の根底にある。
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この発想があるからこそ、るーちゃんの提案は排除ではなく共生に向かっています▼
🔗 大変なイジメやうつ病を防ぎたいな~!「マウント病」ってどうだろう?
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