「欲しい」を手放す勇気|25万円のMacBook Pro M5を買わない心理的理由
新しいMacBook Pro M5が発表されたとき、正直言って「欲しい」と思いました。
Appleサイト▼
2019年製のIntel MacBook Proを使っている私。あっという間に時がたちました…
バッテリーは2〜3時間くらいかな、出先では心配だから電源コードを探します。それに、重さは約2kg。出先で使うたびに「新しいのが欲しいな」と感じていました。
でも、冷静に考えた結果、今は買いません。
という選択です。
この判断プロセスで気づいたのは、「欲しい」という感情の正体と、本当に必要なものを見極めることでした。今日はその話をシェアします。
なぜ私は「新しいもの」に惹かれるのか?
脳科学的に言えば、脳は「新しいもの」に強く反応するようにできています。
これはドーパミン報酬系と呼ばれる仕組みで、新しい情報や刺激に触れると、脳は「報酬を得られるかもしれない」と期待してドーパミンを放出します。このときの快感が「欲しい!」という感情の正体です。
MacBook Pro M5の場合
「最大24時間のバッテリー」
「わずか1.55kgの軽量ボディ」
「M5チップの圧倒的性能」
こういったスペック情報を見るたびに、脳は
「これを手に入れたら、今の不便さから解放される!」
と期待し、ドーパミンが出る。だから「欲しい」と感じるんですね。
ちなみに私の脳は、YouTubeのレビュー動画を1本見た時点で、完全にAppleの虜になっていました。
サクサク動画編集かな?作業している姿に…カッコ良い。
まんまと乗せられたわけです。単純です。
でも、ここに落とし穴があります。
脳が反応しているのは「新しさ」であって、私にとっての「必要性」ではないということです。

アドラー心理学で考える「課題の分離」
アドラー心理学には「課題の分離」という考え方があります。
簡単に言えば、「これは誰の課題か?」を明確にすることです。
MacBook Pro M5を「欲しい」と思ったとき、私は自分に問いかけました。
「この『欲しい』は、本当に私の課題なのか?」

よく考えてみると
YouTubeやレビューサイトが「買うべき!」と言っている
Appleからメールで「新型すごい」風のお知らせが届く
「驚くほど高性能!」という投稿を見る
これらは全て、他者が作り出した評価です。
私自身の現実はどうか?
月に数回、出先で使うため持ち出す程度
主な作業はブラウザベースのAIツール(ChatGPT、Geminiなど)
重い動画編集はしない
つまり、M5の高性能を活かす場面がほとんどないわけです。
ブラウザ版のAIツールは、すべて処理がクラウド側で行われます。ChatGPTもGensparkもGeminiも、PCの性能は関係ありません。
Intel Mac 2019でも、M5でも、処理速度は同じです。
これに気づいたとき、「欲しい」という感情が、
実は他者の評価や、広告に影響された気持ちだったことが分かりました。
数字で見る「冷静な判断」
感情だけで判断すると、脳の報酬系に支配されます。
だから、私は現実的に比較してみることにしました。
MacBook Pro M5のスペックと価格
Apple Store:248,800円(税込)
Amazon:238,747円(ポイント2,387pt含む)
重量:1.55kg
バッテリー:最大24時間
私のIntel Mac 2019の状況
バッテリー:2〜3時間
重量:約2.0kg
macOSサポート:2026年まで(最終メジャーアップデートはmacOS Tahoe)、セキュリティアップデートは2028年秋まで
つまり、あと3年は安全に使えるということです。
代替案:モバイルバッテリー
Anker 737 Power Bank(24000mAh)
価格:19,990円
MacBook Pro約1回フル充電可能
重さ:約632g
比較してみます▼

M5の方が約800gも軽いです。
でも、25万円で800gの軽量化と考えると…、どうなんでしょう。
第3の案として、外に持って行かない方法を考えるかもしれません。
「必要」を見極める3つの質問
気持ちを見極めるための3つの質問を作りました。
質問1 「これは誰の課題か?」
他者の評価に影響されすぎていないか?
広告やレビューに踊らされすぎていないか?
自分の使い方からして見合っているか?
質問2 「数字で見たらどうか?」
感情を排除して、数字で比較したら?
代替案は考えた?
費用対効果はどうか?
質問3 「今でなければダメか?」
緊急で買う必要はあるのか?
買わないで困ることは?
買わないでも良いことは何か?
私の場合、この質問に答えた結果、今は買わなくていいという結論になりました。
私の選択 モバイルバッテリーいります?
最終的に、私はこう決めました。
Anker 737 Power Bank(19,990円)は今後購入を検討
Intel Mac 2019をしばらく使い続ける
次の買い替えは2027〜2028年、その時の前のモデルM5世代を検討
この選択には、私にとってこんな良い意味があります▼
経済的な意味
25万円を今使うより、自己投資に向けよう。
心理的な意味
「最新のもの」への欲求に流されず、自分の価値観で判断できたという自信。これは、今後の意思決定にも活きてきます。
エコな意味
まだ使えるものを使い続けることは、資源を大事に使うことにもつながります。
「買わない」という選択は
すべての人に、すべてのタイミングで当てはまるわけではありません。
MacBook Pro M5は素晴らしい製品です。でも私にとって今必要かは、別の問題でした。
「買わない」という選択も、立派な意思決定ですね。
あなたも「欲しい」という脳の仕組みに振り回されていませんか?
この記事を読んでいるあなたも、もしかしたら何か「欲しいもの」があるかもしれません。
それが本当に必要かどうか、一度立ち止まって考えてみるのもいいですね。
先ほどの、3つの質問
これは誰の課題か?
数字で見たらどうか?
今でなければダメか?
この質問に答えることで、感情と実際自分が必要なもののギャップが見えてきます。
そして、自分の価値観に基づいた選択ができるようになります。
それでも M5 MacBook が欲しい人へ
もちろん、動画編集やアプリ開発など、高負荷作業をする方にとっては、M5は本当に素晴らしい投資です。
ちょっとお安く購入したい場合は、こんな買い方もあります
Amazonセールのタイミング
ブラックフライデー(11月下旬)
初売りセール(1月)
プライムデー(7月)
現実的には、新型の値引きは5〜7%程度。238,747円なら、
約222,000〜227,000円になる程度です。
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まとめ
「欲しい」という感情は、脳の報酬系が作り出す錯覚かもしれません。
本当に必要なものを見極めるには、感情と現実を分けて考える問いが必要です。
私は今回、M5 MacBook Pro を買わないという選択をしました。
これは「我慢」ではなく、冷静に問いかけた答えです。
あなたも、急に「欲しい」とき、ちょっと考えてみませんか?
#心理学
こちらのタグで先週たくさんの方に読んでいただきました!ありがとうございます。

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