頭ではわかるけど体が勝手に動いちゃうあなたへ。今日からできる「脱・いい人」リハビリメニュー
いい人を続けてきて疲れた人へ贈ります。
いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。
いい人でないと、きっとダメなんだろうな…
人より頑張らないと、ここにはいられないんだろうな。
「いい人でいるのは疲れたけど、長年の考え方を治すのはやっぱり難しい…」
わかります、その気持ち。痛いほどわかります。
前回の記事はこちら
だって私たちは何十年も、「ちゃんといい人でいる」ことで自分を守り、社会の中に居場所を作ってきたんですから。
それを急に、「ハイ、やめました」
みたいにはならないですよね。
一旦、いい人をやめてみると思ったら、不安になるのは当然です。
いきなりバンジージャンプを飛ぶ必要なんてありません。
まずは低い階段から一段ずつ降りるような、意図的にポンコツになってみるリハビリを一緒にやってみませんか?
目的はひとつだけ。
「私が少しくらいダメでも、世界は案外やさしく回り続ける」
ということを、頭ではなく「肌感覚」で確かめること。
レベル別に3つのメニューを用意してみました。できそうなものから、「実験」だと思って遊んでみてください。

レベル1:誰にもバレずにやる「プチ・サボり」
まずは、対人関係が発生しない安全な場所から。
自分の中にある「ちゃんとしなきゃ」という厳しいルールを、こっそり緩める練習です。
☘️「即レス」をやめてみる
LINEやメールが来たとき、条件反射で開いていませんか?
あえて「5分だけ」寝かせてみてください。スマホを置いて、お茶を一口飲んでから返信する。
たったそれだけですが、
「即レスしなくても、誰も怒らなかったな」
「問題はおこらなかったな」という事実に気づく練習です。
☘️洗い物を「あとで」にする
「食べたらすぐ洗わなきゃ」という自分ルールを、えいっと破ってみます。
「よし、今夜の皿洗いは明日の朝の私に任せた!」と声に出して、シンクに置いてお風呂に入っちゃいましょう。
翌朝、少し面倒くさいですが(笑)、誰もあなたを責めません。
食洗機使ってるよ〜って方には
洗濯するのを明日にする、
洗濯物をたたまない、などバリエーションを変えてみてください。
レベル2:身近な人に「頼りない自分」を見せる
次は家族やパートナーなど、安心できる相手で練習します。
これまであなたが無意識にやってきた「察して動く」のをやめる練習です。
☘️あえて「気づかないフリ」をする
ティッシュが切れそう、調味料の蓋が開いている…。
いつもなら先回りして直してしまう場面で、グッとこらえて「スルー」します。
誰かがやるのを待つか、「あ、ティッシュないね」と誰かが言うまで放置してみる。
「私がやらなくても、誰かがやった(あるいは困らなかった)」という経験が、背負いすぎた荷物だったことを教えてくれます。
☘️「取って」と言ってみる
手の届くところにある醤油やリモコンを、あえて「それ取って」と頼んでみます。
自分でもやれるけど、ちょっとしてほしいときに頼むのです。
「役に立つ私」ではなく
「世話を焼かせる私」になっても、
相手は普通に取ってくれるはずです。それは相手を信頼することにつながります。
レベル3:職場での「都合のいい人」をやめてみる
最後は、少しハードルが高い職場の中で。
でも、いきなり会議で反対意見を言うとか、そんなリスクの高いことじゃなくて大丈夫。
もっと日常の、「つい反射的に引き受けてしまう自分」を一旦静止する練習です。
☘️「私、やります」を言わない
誰かが「これ誰かできる?」と言ったとき、あるいは忙しそうな人が視界に入ったとき。
沈黙が続いてて、あるいは「私がやらなきゃ」という責任感で、反射的に手を挙げていませんか?
それを、グッとこらえて黙ってみてください。
あなたが拾わなくても、誰か別の人が拾うかもしれない。あるいは、なんとかなるかもしれない。
「私が支えなきゃ」という思い込みを手放す実験です。
やれそうだったら、即やります!でもいいのですが、疲れているときや、いつもの思考パターンから抜け出したいときは、一旦静止して、周りの人の動きを静観してみてくださいね。
☘️「すみません」を「ありがとう」に変える
何か手伝ってもらったとき、小さなミスをしたとき、「あ、すみません!」って言っていませんか?
謝ることで、「ダメな私」を許してもらおうとする癖。
それを、「助かります、ありがとう」に変えてみる。
「許される私」ではなく、「対等に感謝する私」として存在する練習です。
リハビリ中の「副作用」について
これらを試すと、最初は間違いなく「ソワソワ」します。
「こんなことして大丈夫かな?」
「嫌われないかな?」と、
ザワザワする罪悪感で余計に疲れるかもしれません。
でも、そのソワソワこそが「リハビリが効いている証拠」なんです。
長年のルールが書き換わろうとしているときの、抵抗のようなもの。
「お、今ソワソワしてるな。新しい私に慣れようとしてるんだな」
そう客観的に眺めながら、結果を見てください。
意外と、誰も離れていきません。
逆に助けてくれたり…
意外と、世界は優しいままです。
あ、この人って思っていたより優しいのね…
みたいな。
失敗して落ち込む夜もあるけれど、世界は広いです。
「ここじゃなくても、私には居場所がある」
世界は広くてよかった。

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