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吃音と随伴運動——人と話すのがこわくなるまで

吃音を意識し、ひどくどもることが増えた時期、僕は2つの行動をした。

1つは随伴運動。もう1つは言い換え

どちらも吃音から抜け出そうとするための手段です。

今回は随伴運動の話。

随伴運動とは何ぞや、ということで、以下のリンク先に書かれている内容を抜粋します。

「吃音では、発話の中核症状だけでなく、二次的な症状として随伴症状(随伴運動)を起こす場合もあります。
これは、発話に際して、なんとか声を出そうと、顔面や身体に力を入れ、不必要な身体運動を行うものです。手足を振り下ろしたり、飛び跳ねたり、前屈したり、後屈したり、息を荒げたり、顔をしかめたり、目を固くつぶったりします。
幼児期は、様々な随伴症状を起こしますので、家族は驚くことが多いです。」


僕の場合は
体を前後に揺らして、前に体が倒れるタイミングで発声する
ということをやっていました。
右手を小さく振り下ろしたりもしてました。

大学生に入ってからだったので、このことは親は知りません。
また話しますが、吃音のことを打ち明けたのは
ある出来事でショックを受けた僕が親に電話で
「吃音があってしんどい。死にたい」
と言ったことでした。

僕の随伴運動ですが、
これは電話越しでもそうですが、対面のときによく使ってました。


コンビニでコーヒーを注文するとき。

上司に報告するとき。

プレゼンするとき。


コンビニで何かを注文するときなんかは、

よし、あれを買おう。

と意気込んで、

店員さんの前までずんずん進み、その勢いで

「ホットコーヒーください」

と言ってみる。

言えるときもあるけど、難発で

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「ホ、ホットコーヒーください」

となるときが多かった。


このとき、
相手の顔を見ながら言うと、うまく言えなかったときにとても恥ずかしいので
極力相手の顔を見ないようにしていた。

店員さんからは
「なんかずんずん進んできていきなりぼそぼそ言う人だな」
と思われていただろうか。

コンビニでも、あるいはホームセンターでも、日常のあちこちに「怖い」が積み重なっていった。それがいつしか、人と話すこと全体への恐怖になっていた。



同じような経験、ありますか?

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