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吃音を治そうとして、全部うまくいかなかった話

吃音は治るのか。


吃音で悩んでいる方なら誰しも思うこと。

特に大学生、社会人になりたてのころは治るものだと信じて
いろいろやってみた。

ネットで調べてみたけど、どれも同じようなことを主張していた。
多かったのが

  ゆっくり話す

  発声練習をする

だったと思う。


いや、ゆっくり話したところで
なんともならんよ。

発声練習したところで
緊張でガチガチになっているのに
流ちょうにしゃべれんよ


と、うすうす感じていたが
藁にもすがる思いでやってみた。

効果はなかった。


また、専門家のカウンセリング付き教材みたいなものや
数万円する吃音を治すプログラム

みたいなものも試したが、いずれも効果なし。

カウンセリングにいたっては、

「今は普通に喋れてるね」

と言われた。


まあ、何度も事前に話すこと考えて練習してたし、
誰もいない自室から電話かけているからそれほど緊張もしないし。
でも随伴運動(しゃべるときに一緒に出る行動。僕の場合は首を前後に動かしたり体をゆすったりしてました)はしてました。

そんな様子もわからず、見えない相手の言葉だけとらえてのアドバイスに
何の意味があるのか。

当時の僕はそう思っていました。


無駄に思えたので、そこからは治す努力はしなくなりました。

新卒で入った会社では毎日が緊張の連続で精神的にも疲弊してしまい、
また電話応対もたくさんあったので、それだけでしんどくなってしまいました。

特に、フロアが静まり返っている中でこちらから電話をかけるときはめちゃくちゃいやで、周りが話し始めたりコピー機が動いたりなど少しでも音がないとかけれませんでした。(同じ境遇の方、いらっしゃいますか?)

そんな僕ですが、今は自分が吃音であることを前よりはいやでなくなりました。
今後詳しく書くことになりますが、心が軽くなった理由は、

「自分だけが苦しんでいるわけじゃない」


「同じ思いを抱えている人が、ほかにもいる」


「自分の悩みをわかってくれる人がいる」


ということを知ったことでした。
twitter(現X)でいろいろな方のエピソードを見たときに

「あ、自分だけじゃないんだ」


と思えたし、自分の悩みを共有できて、理解してもらえる人がいることが
何より助けになりました。
同時に、吃音は治そうと強く思わなくても、
そういった人がいることで少しマシになっていく、気にならなくなっていくかも、と前向きに思えるようになりました。


心が軽くなった理由は、これだけではありません。
続きはまた書きます。

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