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能登ふたたび ー 旅の栞 震災を超えて ハイディワイナリー編 ー

「これが、メルロー(種)です」

海を臨むブドウ畑に来ていた。少し雨模様のせいで、遠くが霞んでいる。天気が良ければ絶景なんだろうなと、ワイナリーの方の説明を聞きながらひとり海を眺める。

想いが通じたのか、雨があがってきた。
傘をたたむ。

本日、なぐツー(なぐなぐツーリスト)がお邪魔しているのは、
「ハイディワイナリー」

ハイディワイナリーの「見学・テイスティングツアー」に参加しているのだ。ツアーと言っても参加者は、我々2人。訪れたのは、8月。

順調にブドウが熟していた。

▼ 海の幸を制する、海のワイン

奥能登で醸されるワインは、肉ではなく魚に合う銘柄。その理由は、この景色に溶け込めば、一目瞭然。汐風が吹く高台のブドウ畑、眼下に港が広がる。

だが、この港には異変が起きていた。

先の地震で、この辺りは4メールも隆起したのだ。隆起したせいで、海岸線が200メートルも沖に後退してしまう。もちろん港は使い物にならない。ここハイディワイナリーも被害を受ける。レストラン棟が倒壊し、現在再建中だ。


工事車両が集う


▼ 5人!

その後、御覧の建物(醸造施設)の中で、ワイングラス片手にワイナリーの歴史、ワインの造り方など説明を受ける。(ワインのテイスティングは妻だけ、運転手の私は、ぶどうジュース・・泣)

日本酒を造っている酒蔵には、何度かお邪魔したことあるが、ワイナリーは初めて。見るものすべてが新鮮であった。赤ワインと白ワインの違いも、知識としては知っていたが、設備を目の前にして説明を受けると、
「なるほどー、ここでひと手間違うのね。」とうなずくことしきりであった。

このワイナリーは、女性の多い職場で、産休などでお休みしている方を除くと、現在5名でワイナリーを回しているとのこと。
5名! 戦隊シリーズと同じ5名。5人そろうとサイキョーなのだ。

その後、入口の売店に戻り、自宅へのお土産選び。
どれにしようかな・・・悩むなぁ・・


▼ アルム

そういえば、ハイディワイナリーの「ハイディ」って、
なーんだ?

50~60代のおじさんおばさんなら、オンタイムで観ていた世代。イマドキなら、某学習塾のCMでもおなじみ。

そう、

アルプスの少女ハイジ

だ。

ということで、ハイジにちなんだ銘柄がある。
その最高峰が、アルム(ALM)という銘柄、スパークリング。

「味の深みが違います。絶品ですよ」
「この年の出来は、いいので、残りわずか・・」

15秒間、無言、値札と睨めっこ

買います!


という事で、自宅の冷蔵庫に並んだ2品がコレ。
ふふふ、

右の「禅の里」は、以前も呑んでいて、お気に入りの銘柄。リピ買いである。赤だが渋みが少なく、酸味がたつ、ぐいぐい飲める銘柄。あっちゅうまに空瓶となった。

ただ、左のアルムを開けるには、度胸がいるな。
何に合わせよう、年末に向け、考える楽しみが増えた。


飲みたくなった方は、コチラ

ただし、アルムは、直売のみ。欲しい方は、現地まで、

◇◇

案内いただいた方は、あっけらかんと明るい女性であった。苦難を乗り越えた方ほど、明るい方が多い。その前向きな姿勢に、私自身のちいさな悩みが、吹き飛んでしまった。能登を応援しに行ったつもりが、逆に元気をいただいた。

レストランがオープンしたら、食べに来よう。

そう、心に誓い、ワイナリーをあとにするのであった。

ー おまけ ー

「白米千枚田」横の道の駅で見つけたマグカップ
お気に入り

親指(能登半島)を支える手になろう



ー 次回予告 ー

しんみり記事は、今回でおしまい。
能登半島は、美食半島
思い出しただけでも、よだれが・・

旅で、出会った素敵なお店を、複数回にわけて紹介します。

まずは、ハイディワイナリーの近く
古民家で味わう絶品摘草料理。

次回もおったのしみにー!


(つづく…)



ワインのインプレッション?記事は、コチラ



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