ここでしか食べられない蕎麦って? 美食半島 能登を行く ー 宝達志水町 「蕎麦処 上杉」編 ー
店に入る前から決めていた。
絶対アレを食べようと、

本日は、能登半島の付け根にある宝達志水町、
「蕎麦処 上杉」にお邪魔しています。
席に着く
そば茶が運ばれてきて、
注文をしようとした その矢先
「本日、御前そばは ありません」
ガーン・・
(顔に縦線が入った、ちびまる子ちゃん風で)
1日15食限定の蕎麦だが 平日なら大丈夫でしょ。
と思っていたが、
売切れではなく、本日提供できないとは・・
気を取り直して、天せいろを注文。

▼ 生粉打ち 天せいろ
「お待たせしました」
少し足早に、運ばれてくる。
一刻を争うんやからね
はよ食べや
と、無言のプレッシャーを 受けているような 足さばきである。
じゃーん
生粉打ち 天せいろ(10割そば)

待っている間、メニューをパラパラと眺めていて、この店が好きになった。店主の 蕎麦に対する熱意やプライドは もちろんだが「お客様のお好きなように食べてください。」と、真っ先に書いてあった。その強制しない態度に、味に対する自信ものぞく。
その上で、オススメな食べ方が記載されていた。
▼ せっかくなので
オススメ作法にのっかります!w
その1:まず、香りを楽しむべし
箸を持ちたいのをグッとこらえて、ざるに顔を近づける。うーん芳しい、新蕎麦だからか 香りが際立つ。
その2:つゆだけ含み味わうべし
少し甘めで、香りは控え目。
あーもう、待ちきれない。
その3:ちょいとつゆをつけて、勢いよくすするべし
蕎麦の香りが鼻に抜ける、口の中ではつゆと蕎麦の味が混ざり合う。はぁーたまらん。
その4じゃなく、その後
その後は、わさび、ネギなど、薬味を自由にのっけて 変化を楽しもう。つゆには溶かさないでね。そしてここで、旬の舞茸天を口に放り込む。蕎麦の香りが残る口の中に、新たなる香りの乱入だ。秋の味覚で てんやわんや。 (あっ、これを食べているのは10月下旬です)
▼ そば粥 水羊羹
満たされた その後(その6?)

そば粥は、蕎麦の実だけ先に 醤油で軽く味付けしてある。それを淡泊なそば湯に入れてある。普通のそば湯かと思っていると、プチプチを噛むたびに 醤油の芳ばしい味わいがして 楽しい。
つづいて、
水羊羹に黒文字を入れると、
へっ?
すぅーっと切れていく。
想像以上の柔らかさ。柔らかすぎて、黒文字にうまく刺さらない。よよっ! 落とさぬよう 静かに口に運ぶと、あっという間に 舌のうえで溶けていく。ふぇぇ、うますぎる。緑のやつが加賀棒ほうじ茶、手前があずきの2種。
伏兵の水羊羹、想像以上の美味しさにやられた。
じゃじゃん!
突然ですが、クイズです!(早口で)
今回、食すことができなかった「御前そば」と、感動する美味しさの「水羊羹」、共通する食材が使われています。
さて、それはなんでしょう?
▼ 御前そば
正解は「葛」
極限に柔らかい水羊羹は、葛だからだったんですね。

その葛をつなぎに用いた蕎麦なのだ。
扱いが難しく、納得できない場合は、提供できない日もある。
と、メニューにも記載がある。
がびーん(昭和かっ!)
本日は、その葛入り御前蕎麦の出来に納得できない日だった。ということですね。はい、やむをえません。
生粉打ち 天せいろも美味しかったので、それはそれで満足でした。ただ、無いといわれると、食べたくなりますよね(笑)
また、リベンジに来よう。
そう誓いながら、店を出るのであった。
ー お土産情報 ー
絶品水羊羹は、テイクアウトも可能です。
もちろん、自分たち用おみやとして、ゲットしました。欲張りなので、うぐいすとあずきの2種ゲット。笑
実は、我が家では、平日仕事から帰宅するとプチデザートを食べる習慣があるのです。深夜になる晩食を作り終えるまでの小一時間、腹を持たせるためです。
それはそれは、贅沢な帰宅デザート週間でした。
ちなみに、水羊羹は上杉のオンラインショップでも買えます。
ー 寄り道情報 ー
10月末は、少し早かった・・
11月中旬が見頃の「宝達志水のイチョウ並木」
蕎麦処 上杉から、車で10分程です。

今なら間に合うかも、急げ!
ー 次回予告 ー
引き続き、美食半島能登よりお送りします。
至福のレストランにお泊り。
今旅は、このレストランが 旅の目的でした。

またまたクイズです!
この一皿に、何種類の食材が載っているでしょうか?
ヒント:驚きの数です。
次回の「なぐなぐツーリスト」もおったのしみにー!
(つづく…)
Eijyoさんに賛同します。
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