見出し画像

☆記録|富士山ハイキング、霧が晴れた先の大雲海と紅葉

東京から高速に乗って、富士スバルラインへ。今日は富士山ハイキング。

山頂までは冬季封鎖中なので、5合目から4合目を歩く計画。今年は例年より冠雪がとても遅くて、観測されたのは10月22日になってからだったそう。

まずは腹ごしらえ。ほうとう蔵 歩成 河口湖店にて、黄金ほうとう(豚肉入り)。
野菜たっぷりで、体が温まる。ほうとう味くらべ大会で3連覇・殿堂入りしているという一杯だったけれど、なるほど納得の美味しさ。ご馳走様でした。店内からも、雄大な富士山が見えた。


富士スバルラインを通って、富士山4合目へ向かう。途中にはメロディーロード。法定速度で走ると、タイヤの音が「ふじの山」のメロディーになって聴こえてくる。この仕掛け、何度体験しても面白い。

4合目へ到着すると、あたりは霧で真っ白。

これはもう、富士山どころか何も見えないんじゃないか…と思っていたら、少し待つと一瞬で霧が晴れた。

急に、大雲海。

4合目から見上げる富士山は、雪をかぶった頭がちらりとだけ見える。

奥庭駐車場に車を置いて、バスで5合目へ。5合目からの富士山は、4合目よりもう少し頂上が近く感じる。県営総合管理センター上の展望台に登り、お守りの鈴をいただいた。ありがとうございました。

最近は曇りがちだったらしく、展望台の方に「冠雪してから、富士山がこの展望台から見えたのは初めてだよ」と言われた。下から見ると富士山は雲がかかりがちだけど、中腹から見ても、やっぱり曇りがちなんだなぁ。少し遠くには、八ヶ岳も見えた。

お腹が空いたので、売店で肉まん。そろそろ4合目に向かって、歩き出す。

遊歩道は、火山特有の黒い石と苔のコントラストが綺麗だった。歩いていると、雲海がじわじわと迫ってきて、ホワイトアウトギリギリのところまで来る。

歩きながら、ああやっぱり火山だなぁ、と実感する。地面が真っ黒で、軽い。

ふと気づくと、さっきまであたりを覆っていた雲海に切れ間ができていた。そこから、下の景色がすとんと見えている。さっきまで真っ白だったのに、こんなに急に開けるものなんだ。

おそらく富士五湖のうちの一つが遠くに見えたのだけれど、何湖だったんだろう。まだよくわからない。

やっと、まだ遠いけれど道路が見えてきた。もっと奥、ふもとに見えるのは、たぶん樹海。この前の春に探検したあたりだと思う。

ここまで来ると、ようやく4合目の駐車場の音が聞こえてくる。人が少なくて、気持ちの良い遊歩道だった。距離もちょうど良い。

最後に急階段、そして急な坂。滑りやすいので、降りるときは要注意。

駐車場へ戻ると、ちょうど夕日がはじまって、雲海まで出ていた。

ここで終わらせるわけにはいかない。どこか撮影できる展望台はないのかと、車で急いで移動する。駐車場に展望台があったので、そこで撮影することに。三脚をセットしたら、ちょうど日が沈んだ。

目の前に広がったのは、カラマツの黄葉に夕日が透けて、金色にきらきら輝く景色。

しかもその向こうには、雲海。

黄葉と夕日と雲海が、全部同時に。こんな組み合わせ、そうそう狙って撮れるものじゃない。ちょうどこの時間にここにいられたことが、もう奇跡みたいだった。まさか、こんな景色に出会えるなんて。

とっても、とっても、贅沢な風景だった。



あの日、4合目では霧が一瞬で晴れて大雲海になったと思ったら消え、夕方にはまた再び雲海が広がっていた。
同じ日に、なぜ富士山の中腹では何度も雲海が現れたのか。

気温差や風の通り道、標高との関係を、この日の気象データから一つずつ答え合わせしています。

(後日公開リンク)


この記事が面白かった方へ。
絶景気象学研究ノートの入口はこちら。



なぜ雲海はできるのか。
これまで出会った雲海・雲海にならなかった日の気象データを積み重ねながら、その条件を検証しています。

ここから先は

0字

メンバーシップ ¥ 500 /月

有料記事では、実際に訪れた日の気象データをもとに、 ・なぜ絶景になったのか\ ・なぜ外れたのか\ ・…

絶景気象学研究ノート

¥500 / 月
1ヶ月無料

最後までお読みいただき、ありがとうございます。 次の絶景探しを、チップで応援していただけると嬉しいです。