【私を看護する107】目まぐるしくて、愛おしい
2番目の甥っ子が
「ねぇねのお家に行きたい」
と、リュックを背負って
家で豪語したようで、
姉と2番目の甥っ子と姪っ子がやってきた。
それが決まったのが今日の朝6時。
私がちょうどお手洗いで起きた時間。
姉からLINEが来た。
「了解」
私はまた眠った。
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G1ファンファーレがなって、15分後に起床した。
8時の朝ドラを見て、朝ごはんを食べて。
今日の寝起きの調子はダラダラモードだ。
眠さが多少ある。
でもソファに座っているのは、いい兆しだ。
「眠いなぁ」と呟いた。
スマホを見ると、
「10時くらいには行けそう」と
姉からLINEが来ていた。
時間は9時過ぎ。
意外と時間がないぞ。
そこから私は部屋の床拭き掃除をして、
スーパーに行った。

私の部屋に来ると言うことは
姉の息抜き、甥っ子はお菓子パーティ…
そんな役目が実はある。
私は、開店直後のスーパーにいき、
お菓子や飲み物を買った。
お昼は惣菜をある程度買った。
「ステーキでも焼こうかな。でも、甥っ子たち食べれないか。」
「刺身とか買おうかな。でもそのまま食べたことあるのかな?」
そんなこと考えながら買い物をしていたから、
あっという間に30分経ってしまった。
姉たちは、私の家の最寄りつにつきつつ寄り道をしてもらい、予定通り10時に合流できた。
甥っ子に話しかけると、恥ずかしそうにしていた。姪っ子に挨拶をすると、最近得意げな時にするポーズを見せてくれた。
姪っ子にとっての挨拶代わりだ。
エアコンは家を出る前につけっぱなしにしていたので、快適だった。
姉もドラッグストアでお菓子やスイーツを買ってきていた。姉妹考えることは一緒なのか、チョコパイやポテチの種類が被った。
「お互いこれが好きだから」
その気持ちが通じるものだ。

流石にお菓子が多すぎて、
全部は食べきれなかったが2/3は食べた。
残りは姉に持って帰ってもらった。
姉は色んな話をして、
甥っ子は思いっきり好きなものを食べて、
姪っ子は姉を陣地にして過ごして、
リラックスしていた。
一番上の甥っ子も、きっとこの会に来たかったんだろうなと思った。
姉に一番上の子は知ってるのかと聞くと内緒できたそうだ。
子どもにとっても、大人にとっても、
息が抜ける場所になったのはよかった。
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お菓子を食べ、お昼も食べ、
甥っ子も姪っ子も少し眠そうだ。
YouTubeを見せていたが寝そうだったので、
スマホを取ろうとしたところ急に怒り出した。
甥っ子は、私の顔を目掛けて叩いてきた。

「痛いよー」と泣いたフリをしてみたり、
抱きしめて「動画がみたかったのかな。でも、ねぇねも痛かったよ。」と言ってみた。

一番効果があったのは、布団に潜り驚かせたことだ。叩くことを忘れて笑っていた。
しかし、甥っ子は外に出てからまた荒ぶった。
食後の散歩がてら、駅前まで歩いていた。
初めは、私と手を繋いで歩いていたのに、
手を降り払い、姉のところに行き
「抱っこー!ベビーカー乗る!」
甥っ子は寝ぐずりが始まった。
工事現場の音にも負けないくらいの泣き声に、
誰しもが振り返る。
イヤイヤ期は、もうこう言うものだろう。
思う存分、泣くのがいい。
だって、外や人前で号泣するなんて
大人になっても早々ないんだから。
特権を生かした方がいい。
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某ショップのエレベーターに乗って
おもちゃ売り場をみるが、
甥っ子は泣き止まない。
「家に、帰りたい」と言い始めた。
甥っ子にとって、
家が安心する場所なんだなと感慨深いが、
一刻も早くここから出ないと。
きっと、荒ぶる。
甥っ子も、姉の心も。
エレベーターを待つも、
優先エレベーターなのに
若い人たちは譲ろうともしなかった。
エレベーターの中の人は申し訳なさそうな顔をしと人が一人いたが他は気づいていない。
「無理かぁ。でも、優先エレベーターなんだから本来ベビーカー優先やろ。」
私は、嫌味を聞こえるように言った。
数分待ってエレベーターに乗れた。
姉たちは、ゆっくり帰ると言うので駅で別れた。
甥っ子は、眠そうだが私に手を振った。
姪っ子は和かに、抱っこ紐に抱かれていた。
さて、時間は13時。
私はせっかくだからと吉祥寺に向かった。
こころのノートのページ数が少なくなってきたからだ。
中央線に揺られて,少し目を瞑った。
私が吉祥寺に着く頃、
姉たちは、まだ東京駅にいるようだった。
こころの中で姉を労った。
私は、吉祥寺にくると必ず買い物をする。
ありそうでない雑貨が売ってたり、
私の心に刺さるものばかりに出会う。
今日のミッションは、
こころのノートの2冊目を購入だ。
本来、その雑貨屋さんにまっすぐ行けばいいのに、駅ビルの商業誌結をくまなく散策。
まずは私の好きなお店に行った。
東京駅のフェイラーは閉店したので、久しぶりに来た。
「プリン再販してるのか!」
前回、タイミングを逃し買えなかったプリン柄。
特にプリンアラモードとプリンで囲まれてる絵柄が可愛い。


実用的なのはポーチだが、
このプリン柄でもプリンアラモードが乗っているのはハンカチしかなかった。
私は迷わず、ハンカチを購入した。
ポイントを使って少し安く買えた。
「これを持って喫茶店巡りに行こう!」
使うイメージが湧いた。
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次は隣にある雑貨屋さんだ。
ソラマチにもある雑貨屋さんだ。
一目惚れしたのだった。
レモンのガラス皿に。

「これに、鰹のタタキとかのせたら美味しそう」
引っ越す前に物を増やさないようにしたいが、
お皿なら使う。
しれっと前からあったと言う程にする。
若さ塗りのお箸も気になったが見送った。
昔なら5000円もする桐箱に入った
若さ塗りのお箸を買ってたのが目に浮かぶ。
少しずつ成長だ。
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お目当ての雑貨屋さんに行くまで、
道のりは険しい。
私の好きな雑貨屋が集結しすぎている。
一瞬、萬古焼の蚊取り線香の器を買おうか
血迷ったが、制御できた。

いつか、ポカブの蚊取り線香の器が出た時に買うぞ。それまでこの豚の蚊取り線香には手を出さない。
出る予定すらないポカブ蚊取り線香の器を妄想したおかげで自制心が働いた。
数十分かかりながらも、
お目当ての雑貨屋さんに到着して。
さて、刺繍ノートはあるか…

「あ!新しいのがある!」
独り言を呟いてしまった。
虫のタイプか、
小さいノートだけど孔雀の刺繍が美しいノート。
どちらも素敵だが、ダークブラウンのノートは私の好きなお花たちがプリントされかつ刺繍で丁寧におしゃれしていた。
迷わずレジで買った。
8800円。
目標は達成したのに、
私は吉祥寺をまだフラフラと歩いていた。
ふと入った、ハンドメイドのお店で
また一目惚れしたものと出会った。
ジュエリーケースだ。

「昨日買ったネックレスとピアス入れるのにいいかも!」
どっちにするか悩んだ。

こっちの方が、きっと似合う。
そう思って、買った。
特別だから。
人間、意味づけが上手いものだ。
さて、帰るかと思った矢先
カメラ屋さんが目に入った。
「そういえば、写真を現像したいと思ったんだよな」
実家に写真立てが増えたので、
甥っ子や姪っ子の写真を現像して飾ってもいいかな。
意外と操作は簡単で、
登録も不要なのでやってみた。
可愛い写真が多すぎて、
選ぶのに時間がかかった。
気がつけば20枚ほど選んでいた。
1枚100円。
写真も10分くらいで完成した。
「出来上がりはこんな感じです。あら素敵!」
店員さんが言ってくれた。

確かに、素敵な写真だ。
怒ったり泣いたり、色々あるけど
甥っ子も姪っ子も成長している。
写真にすると、「愛おしい時間」に変わった。
やっぱ、客観的に見るって大切だな。
余裕がないと難しいけど。
そう言う、幸せの時間を過ごせるのはラッキーかもしれない。
家に帰り、今日の戦利品たちを並べた。

うむ、可愛い。
この時間が、好きだ。
こころのノートも、あと少し。



分厚さが違う…
それだけ、私は自分と向き合い続けたんだな。
次のこころのノートを開く時、
私はどんな状況になっているのだろう。
ある意味、たのしみだ。
一息をいれて、改めて今日の日付を見た。
私は退去まであと1ヶ月しかないと、
我に帰った。
まだ電気解約や郵便の変更、水道,保険の解約がまだだ。
しばらくスマホと睨めっこだった。
電気と郵便だけはどうにかなった。
そんな中,ラインで求人が届いた。
人材側の求人が届いた。
看護師って人材派遣の仕事もできるのか。
色々な業界でも活躍できるのか。
視野を開くするって言うのも、
今までやっていなかったな。
そんなこんな頭が巡り巡って,
体が揺れてきた。地震か?と思ったが違った。
なんだか眩暈がしてきた。
お風呂に入ってソファでゆっくりしても、
回転する乗り物に乗ったような浮遊感が消えない。
スマホで、自分の顔を動画とり
目の動きを見ると眼振がある。
あ、目眩か。
あゝ、無意識だけど、疲れたんだな。
体がもう休めと言ってる。
心より体は正直だ。
こう言うサインは見逃さないようにするのが
最近のポイントだ。
明日は、給付金も入るし、
退職日で先輩ともご飯だ。
目まぐるしい日々を、万全で楽しむために。
おやすみなさい。
