女らしさに馴染めなかった私が、女の子を好きになって生きてきた話
はじめまして!
私は女性が好きです。大好きです。
今は彼女と付き合って今年10年になります。
そして私は、昔からいわゆる「女らしさ」にあまり馴染めませんでした。
男っぽい格好が好きで
短髪が落ち着いて
戦隊モノ・かっこいいものが好き。
女の子っぽく見られるより、どちらかというと男っぽくいたい。
正直、「男になりたい」と思う気持ちもあります。今は少し薄れていますが…ここ最近またこの感情が出てきた。
自分のことをどう表現するのが一番しっくりくるのか、今でも言葉を探している部分はあります。
でも今は、昔よりずっと楽に生きられるようになりました。
このnoteでは、今の彼女と出会う前の私の話を書いてみようと思う。
女の子を好きだと自覚した小学生の頃
女の子が好きだと自覚したのは、小学校低学年くらいでした。
ただ、それより前に男の子を好きだった記憶も、うっすらある。
小学校1年生の頃とか、なんとなく男の子を好きだった気がする…。
ちょっと黒歴史…
だから最初から、
「私は絶対に女の子だけが好き」
とはっきりわかっていたわけではないです。
でも、幼馴染が男の子ばかりだったこともあって、
私はすごく男の子に憧れていました。
重複しますが
男の子たちが着るような服。
戦隊モノ。
かっこいいもの。
短い髪。
男っぽい立ち振る舞い。
そういうものに自然と惹かれていきました。
髪も短くして、どんどん男っぽい格好をするようになった。
その頃から、女の子にドキッとすることが増えていった気がします。
小学校6年生のバレンタインの時、女の子に告白されたこともありました。
でも当時の私は、
「いや、嘘だべ?」
くらいに思っていて、たぶん適当な返事をしていたと思います。
今ならウハウハですね。笑
まだこの頃は女好きって変だよね…って
自分の中にぎゅっと押し込めていた気がします。
あと女子トイレ!トイレ入ったらすごいヒソヒソされて
男じゃないの?!みたいな反応にもビクビクして過ごしてました。
中学・高校は、好きでも言えなかった
中学も高校も、好きな子はいた。
でも、告白なんてできませんでした。
「気持ち悪いと思われたらどうしよう」
「嫌われたらどうしよう」
「今の関係が壊れたらどうしよう」
そんなことばかり考えていた。
だから結局、全部伝えずに終わりました。
好きな子とは、ずっと仲のいい友達として過ごしました。
今となっては懐かしい思い出です。
でも当時は、結構しんどかった。
同性を好きになること自体が悪いことだとは思いたくなかったけど、
相手にそう思われるのが怖かった。
自分の好きという気持ちを、相手に「気持ち悪い」と思われるのが怖かったんだと思います。
あと、中学・高校で本当に嫌だったのが制服のスカートです。
スカートを履くのが死ぬほど嫌でした。
たまに、
「女の子らしくなったね」
と言われることもありました。
でも私は内心、
「スカート履いただけじゃ何も変わらんだろ」
と思っていました。
当時の私は、本当に「女らしい」という言葉が嫌いでした。
女らしくしなきゃいけない。
女の子なんだから。
女の子らしくなったね。
そういう言葉を聞くたびに、心の中で反発していました。
私は私なのに。
服が変わっただけで、中身まで変わったわけじゃないのに。
そんなふうに思っていました。
そしてこの時期には
仲のいい友達には、同性が好きなことを打ち明けていました。
その時、ある友達が言ってくれた言葉があります。
「それが個性だからいいんだよ。
苦しむ必要なんてない。」
この言葉は、今でも覚えています。
当時の私にとっては、すごく救われる言葉でした。
同性を好きな自分を、責めなくていい。
苦しまなくていい。
それも自分の個性なんだ。
そう言ってもらえたことが、本当に大きかったです。
7年くらい片想いした幼馴染
高校2年生の途中くらいから、幼馴染に片想いをしました。
それが、たぶん7年くらい続いたかなー。
何度も告白した。
でも振られて、振られて、振られまくった。笑
それでも好きでした。
今考えると、なかなかすごい執念ですね。笑
ある時、ひょんなことから相手に、
「一回付き合ってみてもいいかな」
と言われました。
もう、歓喜。
大喜びです。
その時の私は、
「その辺の男より絶対大事にしよう」
と本気で誓いました。
今思えば、男と比べる必要なんてないんですけどね。
当時の私は、それくらい必死だったんだと思います。
でも、実際に付き合ってみると、なかなかうまくいきませんでした。
もう遠い記憶なので、細かいところまでは鮮明ではありません。
相手がすぐ機嫌悪くなったり、キレたり、
「私サンドバッグかな?」
と思っていた記憶があります。
返事も次第に返ってこなくなって、
「あ、もう私のことあんまり好きじゃないんだろうな」
という感じもしていました。
なんでうまくいかないんだろう。
どうしたら大事にできるんだろう。
どうしたら好きでいてもらえるんだろう。
そんなことを考えていました。
「やっぱり男には勝てないのか」と思った日
ある日、相手から別れてほしいと言われました。
理由は、同じ職場の男性を好きになったから。
その時、私は、
「あー、やっぱり男には勝てないのか」
と思った気がします。
いつかこういう日が来るんじゃないか…
そう思っていた部分もありました。
その「いつか」が来ちゃったな、という感じ。
今なら、性別の勝ち負けじゃないとわかります。
恋愛は、男だから勝ち、女だから負け、という話ではないと思う。
でも当時の私は、そう受け取ってしまいました。
言われた瞬間は思考停止していたので、私は一度OKしました。
でも1日頭を冷やしたら、
「いや、そんな簡単に終わっていいものじゃなくない?」
と思いました。
だから、もう一度ちゃんと話そうと伝えた。
すると相手に、
「もう別れていいって言ったじゃん」
「しつこいの怖い」
「ネチネチしてて気持ち悪い」
みたいなことを言われました。
正直、えぇぇぇ……って思った。
細かい言葉はもう記憶があやふやです。
でも、私が言ったのは「一回ちゃんと話そう」くらいだったはず。
ネチネチ気持ち悪いことはしてない。
これは言える。笑
でも、そこまで拒絶されたら、もう話しても意味がないと思いました。
電話を切って、泣きました。
仮にも付き合っていた相手に、気持ち悪いと言われたことが本当にきつかった。
ああ、もう気持ちは離れていたんだな。
そう思いました。
そのあと、私がビアンだと知っている友達に打ち明けました。
その友達は、めちゃくちゃ激怒してくれました。
「それ心の浮気だよ」
「相手いるのに、なんで他の人をわざわざ好きになるの?」
「良いように使われただけじゃん」
そう言ってくれたのが、今でも心に残っています。
正直、かなり救われた。
「心の浮気じゃん!それだよ!それ!」
って思いました。笑
自分の味方をしてくれる人がいるって、本当に大きいです。
そこから恋愛感情が死んだ。笑
それから月日は流れて、今の彼女に会うまでは、本当に「好き」という感情がありませんでした。
死んでました。笑
でも、出会いはほしかったんです。
だから、ビアンの集まりみたいなものにも参加しました。
当時は出会い系掲示板みたいなところに書き込んだりもしていました。
掲示板については、あまり声を大にして言いたくないんですけど……
やべーの多い。
ほんとに。笑
個人的には、集まりの方がまだいいです。
まだ。笑
今ならアプリなのかなとも思う。
ただ、アプリもアプリで危ない人はいると思うので、その話はまた別の記事でできたらいいなと思っています。
ここまでが、今の彼女と出会う前の私です。
今振り返って思うこと
今振り返ると、いや〜色々あったなと思います。
特に、
「女なのに男っぽい格好をすること」
「女の子を好きになること」
「女らしくない自分」
に、めちゃくちゃ悩んできました。
もう思い出せないくらい、たくさん悩みました。
でも今は思う。
好きな格好して生きなよ。
誰にも迷惑かけてないんだから。
自分が落ち着く服を着ていい。
自分が好きな髪型にしていい。
かっこいいものが好きでいい。
女らしくなくてもいい。
私は私でいいんだと思えるようになりました。
もちろん、急に全部平気になったわけではありません。
でも、心から信用できる人がいると、けっこう乗り越えられます。
そして、自分を受け入れてくれる人って、案外います。
昔の私は、
「こんな自分を受け入れてくれる人なんて少ない」
と思っていました。
でも実際は、ちゃんと話を聞いてくれる人もいる。
否定せずに受け止めてくれる人もいる。
味方になってくれる人もいる。
小学生の頃に友達が言ってくれた、
「それが個性だからいいんだよ」
という言葉は、今でも私の中に残っています。
カミングアウトについて
ちなみに、親にカミングアウトするか迷っている人へ。
私はまだしていません。笑
でも、たぶんバレてます。
今の彼女を、家族同様みたいな感じで普通に連れて行っているので。
でも私は、カミングアウトは「しなきゃいけないもの」ではないと思っています。
言いたい人は言っていい。
言いたくない人は言わなくていい。
まだ迷っているなら、迷ったままでいい。
自分のタイミングでいいと思います。
誰かに認めてもらうためだけに、自分を無理やりさらけ出す必要はないです。
自分と大切な人を守れる形を選べばいい。
私はそう思っています。
これからこのnoteで書いていきたいこと
このnoteでは、これから私の経験をもとに、
女らしさに馴染めなかった話
彼女と10年付き合ってきたリアル
カミングアウトする/しない問題
同性カップルの喧嘩、お金、家族、将来
ビアンの出会い方で感じたこと
自分らしく生きるために考えてきたこと
こういう話を書いていこうと思っています。
きれいごとだけを書くつもりはありません。
しんどかったことも、笑えることも、今だから言えることも、できるだけ正直に書いていきます。
もし昔の私みたいに、
「女の子を好きな自分がよくわからない」
「女らしくするのがしんどい」
「男っぽい格好をしたいけど周りの目が気になる」
「同性恋愛って本当に続くの?」
「親に言うべきか迷っている」
そんなふうに悩んでいる人がいたら、少しでも楽になってもらえたら嬉しいです。
次は、今の彼女と出会ってからの話を書こうかなと思う。
彼女との話は、また今度…!
