クロールを言語化する6
前回から最後のつまずきポイント
ストロークで進まない
に触れてきました。
今回からいよいよ息継ぎを足した練習に入っていきます。
いきなり落とし穴
前回の練習で息継ぎをしなければ進むようになった方もいるはずです。
しかし、「楽勝でしょ」と
息継ぎを加えたら、
「あれ?進まない?」
となったり、
「息継ぎしてるはずなのにむしろ苦しい」
となったりする人が出てきます。
なぜなのでしょうか?
泳げなくなる理由
理由は3つあります。
①動作が違う
グライドクロール(息継ぎなしクロール)と息継ぎを伴うクロールは似ていますが少し動作が違います。
少し専門的な話をするとクロールを泳いでいる時、体はストロークに合わせて体が傾くローリングという動作を入れます。
このローリング動作のおかげで息継ぎがしやすくなるという利点もあります。
しかし、泳ぎ慣れていない人からしたらそんな動作知らんよとなります。
実際、グライドクロールならローリングしなくても進むので教わらない限り分からないのです。
あれ?そういえば…
これまでの投稿を読んでくださった方はもしかしたら気づいたかもしれません。
これまで紹介した練習に実はローリングの要素が入っていました(笑)
そうだったっけ?
と思った方は読み返してみてください(笑)
少し話が逸れましたが、グライドクロールは水平動作(2次元)に対し、クロールは息継ぎをするためには横回転の動きが加わります。私は3Dの動きと呼んでいます。
この3Dの動きが息継ぎをする時にできないのが今回の進まない原因の1つです。
②タメが必要(せっかち禁止)
もう1つ起こる原因として、ストロークがとにかく速いというのがあります。
息継ぎをする時はストロークをしていない反対の腕は前に伸びているのが自然な形です。
しかし、中にはストロークしている腕が前に伸び切る前に次のストロークを始める方がいます。
そんな状態で息継ぎをしたらどうなるかわかりますよね。
間違いなく沈みます。
息継ぎの練習をした時に片手は前と書きましたが文字通り前にないとバランスが取れずに沈みます。
③腕ガチガチ問題
クロールはマルチタスクのオンパレードです。
バタ足をしながら腕も動かさないといけません。
特に泳ぎ慣れていない人は過度に力が入ります。
腕にも力が入るため、腕枕姿勢を作れず伸ばした腕が沈みます。
これではどんなに頑張っても息継ぎはできません。
悲しいことに溺れそうな人に見えます(苦笑)
息継ぎができるようにするには〜練習編〜
①ビート板を使う
片手クロール
息継ぎをする側だけで構いません体を回転させて息を吸える位置を覚えましょう。
ビート板クロール
文字通りビート板を持ってクロールをします。
息継ぎは毎回やります。
※ビート板を使う時の注意点
ビート板は掴まず手を上に乗せてやるようにしましょう。
掴むと余計な力が入ります。
②回転クロール
ローリングの練習の延長です。
息継ぎをするタイミングで回転し、背浮きになります。立ち上がり、同じ動作を繰り返す
③息継ぎドリル
3ストローク目で上向きになります。
そこから背泳ぎ3ストロークで元の姿勢に戻ります。
これは背泳ぎができないとできない練習に見えますが、ローリングを活かして回転する感覚を覚えるための練習のため、ストロークは適当でいいです。
これらの練習をすることで改善ができるはずです。
おまけ
バタ足はほどほどに
クロールはマルチタスクのオンパレードですが、泳げない人ほどバタ足が極端です。
めちゃくちゃ足を動かして腕が疎かになるタイプと腕を意識しすぎて脚が疎かになって沈むタイプです。
バタ足はクロールの場合、スプリントをしない限りは脚が沈まない程度にできれば良いのでそこだけ意識して動かせばめちゃくちゃにはならないはずです。
最後に
ようやく息継ぎを踏まえたクロールにたどりつきました。
ここまで紹介した練習をすればきっとあなたの泳ぎも変わるはず!
諦めずに頑張ってください
続く
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