私と水泳4 失敗編~水泳指導で本当にやらかした話~
前回は、私自身の実体験を通じて
ガチ勢でなくても水泳指導はできる という話を書きました。
今回はその続きとして、
水泳指導の現場で実際に起きた 私の失敗談 を紹介します。
今振り返れば笑える話もありますが、
当時はどれもそれなりに凹みました(苦笑)
失敗① 言葉選びを完全に間違えた
子ども・大人共通で最初につまずいたのが
言葉のチョイス です。
指導に入り始めた頃は、
・難しい表現
・専門用語
・回りくどい説明
を、相手に合わせて変換することができませんでした。
自分では「ちゃんと説明したつもり」でも、
受講者の頭の上に「?」が浮かんでいるのを見て
まったく伝わっていない ことを悟りました。
失敗② 距離感を完全に読み違えた
言葉選びの失敗は、
距離感の失敗にもつながりました。
・親密さがあれば許される表現
・場を和ませるつもりの言い回し
これを成人教室で使ってしまい
「馴れ馴れしい」と激怒され、
逆に子どもの教室では
「高圧的だ」と保護者からクレームを受けたこともあります。
TPOの問題もありますが、
ここで学んだのは、
丁寧語に近いタメ口までが許容範囲
ということでした。
失敗③ 言っていることと、やっていることが違う
ある日の成人教室での出来事です。
練習説明を終えたあと、
受講者からこう言われました。
「コーチ、この練習自信ないでしょ?
自信ない時って、だいたい私たちのこと見ないで話すよね」
完全に図星でした。
その日のメニューは
先輩の練習が良さそうだったので、
自分で検証せず、そのまま使ったもの。
理屈を理解していなかったので、
説明もオウム返しになり、
一瞬で見抜かれました。
失敗④ 自信のなさは全部バレる
別の日の成人教室でも、
こんな言葉をかけられました。
「今日、説明の時に全然こっち見なかったよね。
それだと受講者はコーチのこと信じられないよ」
この日も原因は同じです。
メニューの理論立てがうまくいっておらず、
帳尻合わせで頭がいっぱいでした。
自信のなさは、態度に全部出ます。
失敗⑤ 過ぎたるは及ばざるが如し
子どもの教室では、
逆方向の失敗もしました。
・子どもとふざけすぎる
・距離を詰めすぎる
結果、収拾がつかなくなり、
隣のコースの先輩に
子どもと一緒に怒られるという事態に。
さらに、
いじり系のコミュニケーションをやりすぎて
保護者からクレームを受けたこともあります。
それ以降、
いじり系の指導は一切やめました。
後になってテレビで、
芸人が内輪いじりで笑いを取ろうとして
まったく面白くない場面を見て、
「あれと同じだ」と腑に落ちました。
失敗⑥ 自分ができないことをやらせる
相手がガチ勢であれば、
自分ができない練習を扱う場面もあります。
ただ、それ以外のレベルで
それをやると、ほぼ確実に破綻します。
「できないことをやらせる」のではなく、
できることを積み重ねる設計 が必要でした。
失敗⑦ 冗談が通じない
ある日、
自虐的なウケ狙いの話をしたところ、
笑ってもらえるどころか
真顔で慰められました(笑)
正直、
そのリアクションの方がダメージが大きかったです。
最後に
ここまで読むと、
「意外と失敗してるな」
と思ったかもしれません。
でも、失敗そのものは悪いことではありません。
ただし、
人命に関わる失敗だけは絶対にしてはいけない。
それ以外の失敗は、
必ず次の指導に活きます。
たくさん失敗して、
その分、指導者として成長していきましょう。
続く
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