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​心の中のゴミ箱と、僕が見つけた「出口」


ミイコさんの記事「僕の心の中には”悪口”を入れるゴミ箱がある|私の価値感で感じ、動き、私の目から視えた世界」のスピンオフを書かせていただきます♬


🌟🌟🌟🌟🌟


「僕の心の中には、”悪口”を入れるゴミ箱がある。ゴミ収集車が3日に一回だけやってきて、ゴミを持って行ってくれる。でもいつも3日目にはゴミ箱がパンパンで苦しくて、だからその時の僕はイライラがどうしても止まらなくなるんだ」

ゴミ箱の中のゴミ。

モヤモヤしている。

今にも爆発しそうに揺らいでいる。

ネガティブの塊。

悪口を言われるたび成長する。

でも、3日目には、消えて無くなるんだ。

ゴミ収集車が来るから。

ネガティブは僕の閉じ込められた感情。

ネガティブは言った。

「面白くない。イライラする。どこかに八つ当たりしたい」

僕は言った。

「ダメだよ。僕は誰も傷つけたくないんだ。平和がいいんだ。ネガティブは引っ込んでいてくれ」

ネガティブは引っ込んだ。

しかし、また、悪口を言われるたび、爆発しそうになる。

ネガティブはうめいた。

「うぅ、もう抑えられない。どこにも出口が無い。エネルギーがグルグルめぐってゴミ箱がパンパンだよ」

僕は困った。

「出口? 出口なんてどこにあるんだよ!」

僕には妹がいた。

僕は妹をいじめてしまう。

……本当はこんなことしたくないのに。妹、ごめん。僕はもう抑えられないんだ

ママが言う。

「そんなことしちゃダメだよ。妹には優しくしてね」

僕は「わかった」と言う。でも、妹も悪いと思う。

……ママは、僕をそんなに強く叱らないんだ。僕が困っているのを知っているから。

……ママ、ありがとう。僕はママに守られてる

ネガティブを抑え込まないといけないと僕は思った。

でも、ネガティブはチック症状としてあらわれる。

……体が抑えられない。勝手に動く。僕はどうしちゃったんだ!?

ネガティブは言う。

「俺も苦しいんだ。ゴミ箱は狭すぎる。ゴミはどんどん溜まる。爆発しそうだ。俺は苦しい」

ある日、友達に誘われてフォートナイトをやってみた。

これは15歳以上のゲームなんだけど…

「いいじゃん、バレなければ大丈夫だって。みんなやってるよ」

フォートナイトをやって、僕の世界は変わった。

……なんだこの世界。僕は自由だ。そして、気づいた。僕は強い

フォートナイトの世界でなら、友達に言いたいことを言えた。

「お前、ゲームと学校で性格が全然ちがうよな!」

ははは、と僕は笑う。

リアルでも言いたいことが言えるようになった。

僕は気づいた。

……あれ? ネガティブが大人しい

ゴミ箱はスカスカになっていた。

ネガティブは言った。

「出口を見つけてくれたからな。俺はもう爆発しないぜ」

平和な毎日が訪れたと思ったら、新たな敵があらわれた。

小4で引っ越してきたKちゃんだ。

「うざい! キモイ!」

……なんで僕を蹴るんだよ、何もしてないのに

ネガティブは膨らんできた。

しかし、僕は思った。

……Kちゃんにもゴミ箱がある。昔の僕のようにゴミがパンパンなんだ

膨らんできたネガティブは大きくなるのをやめた。

ママは僕を心配する。

「僕はまだ大丈夫だから先生には言わないで」

「Kちゃんにどんな事情があったとしても、それはあなたが攻撃されていい理由にはならない。あなたが我慢する必要は一切ない。いつでも学校に乗り込んで助けるから」

……ママ、ありがとう。でも、僕はもう大丈夫だから。僕にはフォートナイトがあるからね

5年生の一年が終わるころ、Kちゃんがウソのように変わった。

普通にゲームやYouTubeの話をしてくるようになった。

僕は思った。

……Kちゃんも、"出口"を見つけたんだ。良かったね

僕は妹に謝った。

「昔、イライラして八つ当たりしてごめんね」

妹はきょとんとしている。

「え!? 八つ当たりされてたの? ぜーんぜん、平気だったよ」

「僕のネガティブが爆発しそうだったんだ」

「ネガティブ? なにそれ? 私にネガティブなんてないんだよ。私って、すごすぎて泣いちゃう子だから」

僕はママと妹に守られた。

そして、フォートナイトに。

僕はフォートナイトで世界一になる。

僕に自由と勇気をくれたフォートナイトと出会えて良かった。




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