変わりたいのに変われないあなたへ ― 小さな変化が人生を動かした話(物語を追記しました)
昔々、あるところにシゾがいた。
シゾは大学時代、孤立していた。
授業をサボり、大学図書館に通って、朝から晩まで本を読んでいた。
頭に言葉があふれていた。
食事もろくに食べなかった。
パスタやパンやラーメンばかり。
脳が限界に達していた。
ネットでトラブルを起こした。
ストレス…悩み…孤独…
大学を中退した。
家で薬を飲んで寝てばかりいる日々。
薬の影響で大好きな本が読めなくなった。
字が頭に入らない。
ため息ばかりついていた。
寿命が尽きる日を待ち望んでいた。
そんなとき、大学時代に書きためたノートを見つけた。
本を読んで、びっしり書いたメモ。
……面白い。
久しぶりに頭が興奮した。
無感情だった心が、喜びであふれた。
徹夜してノートを全部、読んだ。
……また、本を読もう。
難しい本は読めない。
図書館で小学生が読むような本をかたっぱしから借りて読んだ。
頭が回復してきた。
気持ちが明るくなった。
新聞のチラシで見た求人に応募したら、採用された。
社会復帰。
過去の努力が、シゾを救った……
新年になるたびに「今年はこれに挑戦しよう」と思う。
それなのに、年の終わりには「今年も同じだった」と、がっかりしている。
成長したい、変わりたい。
そう思っても、なかなか一歩が踏み出せない。
それは普通のことで、自分を守ろうとしているから。
成長や変化には、たくさんのエネルギーが必要。
そして、変えることは、今の安定を捨てることでもある。
脳は変化する高コストのリスクを避けて、省エネで安全運転しようとする。
すると脳は、リスクを避けて「今までと同じ」を選ぶ。
会社をやめるとか、毎日、何時間も勉強するとか、大きなことを考えなくていいと思う。
変化は小さく。
でも、継続する。
それが塵も積もれば山となり、大きな変化につながる。
私は大学を中退してから病気になった。
無職になって、寝てばかりいた時期があった。
いつもため息ばかりついて、朝が来るのがイヤだった。
正直なところ、寿命が尽きる日を待ち望んでいた。
そんなとき、大学時代に書きためたノートを見つけた。
ノートは、読んだ本のメモがびっしり書いてあった。
そのノートを徹夜して読み、希望が湧いた。
それから本を少しずつ読むようになった。
頭が回復して、気持ちが明るくなった。
そして、社会復帰した。
過去の努力が、未来を救うことがある。
1日10分、やりたいことに取り組んでみる。
それを毎日、やる。
できない日があってもいい。
次の日はやる。
大切なのは、あきらめないこと。
小さな変化を継続する。
いつか世界が変わる瞬間まで。
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