四月尽、俳句と新たな日々と
「俳句の日めくりカレンダー2026」に掲載して頂いた句を、「季節のささやき」という壁掛けカレンダーに再掲頂きました。
文体の異なる人と栗ごはん 柏柳明子

掲載月は十月。
相棒の命日、そして亡き母の誕生月。
偶然とはいえ、縁を感じます。
悲しくはなくて、嬉しい思い出が一つ増えた感じ。
相棒と私の俳句の先輩・齋藤朝比古さんの作品も一緒に掲載。
そのこともあるのかな。
そして、やっぱり朝比古さんの句はいいなあ。
いろいろな意味でありがとうございます。
★
内輪でやっている句会がある。
「一緒に句会をしたい方々」をお誘いして、亡き相棒とスタート。そろそろ丸6年。
最近、新たなお仲間に加わって頂いた。
事情があって句会に参加できないけど、俳句が好きな方々。人柄が素敵で好きな方々。
その一人が「句会の作品を句集のように読んでいる」と感想を寄せてくれた。
とても嬉しかった。
相棒と始めたささやかな空間&時間が、誰かの句のこれからのお役に立つならいいな。
主催者(相棒と私)のワガママを通した句会。
「句座は人なり」。
俳句と句会は皆の呼吸と相性で互いに生み育てていくもの。
大事な句会を共有する相手がいる有難さ。
これからも、この句会を細く長く続けていきたい。
☆
第二句集『柔き棘』、最後の一冊の購入お申込みを頂く。
保存用の数冊を手許に残し、印刷した半分は謹呈したけど、それ以外は購入頂いたことになる。(栗ごはんの句はこの句集の中のもの)
ちょうど刊行して6年経った。
上記の句会と同じくらいの年月が経ったんだ…
句会も句集も彼の助けがなかったらできなかった。
お読み頂いた、購入頂いたすべての皆さま、どうもありがとうございます。
最後の一冊のお申込みを頂いた日の少し前、相棒の納骨の日が決まった。
本業復帰、1カ月終了。
活動を整理・手放す作業を実現化すると、思ったより安堵している自分を発見。
その数日前に見た虹は綺麗な半円を描いて街を、暮らしを、人を包んでいるようだった。
「まだ少しうだうだしながら、新しいステージにも進みたいな」
そんなことを思った。
(まだ旅行欲はあまりないけど、歌いたいかな。ゴスペルか、ソウル系。思いきり声を出して)
顔上げて虹を潜つて帰りけり 明子

