100名城RTA(078-079/100): 吉野ケ里・佐賀城
この記事は「100名城RTA」シリーズの構成記事です。いきなりこちらの記事にたどり着かれた方は、Indexページも適宜ご参照ください。前回はこちら。
'25/11/15: 吉野ケ里(No. 88) - 078/100
今週は飛行機回。飛行機回も大詰めで、年内だとあと3回。未回収の九州を倒していく。まずは佐賀県の2城を捌く。2月の大遠征で近くを通ったものの、旅程の全体サイズの都合上、どうしても九州全部を回ることは無理で、そうすると後日比較的回りやすいところを残すべきだろう、ということで佐賀県分をまるまる残すことにした…ということがしっかり書いてあった。
季節の進みは容赦なく、ついに朝のラウンジで夜明けを迎えるようになった。ここでコーヒーなんかを飲むと最高なのだけど、くっそ早起き分を機内で回収するので、飲まない。ビール?詰むって。なので、朝のラウンジで飲むのは大体が炭酸水。

外はまだ夜


確かに、福岡ー佐賀は大した距離ではなく、更には吉野ケ里ー佐賀城間もごく近い。飛行機を手配した当時の自分としては、ある程度ちゃんと見た上でちょうど程度の滞在時間を設定してあったのだけど、渋滞のことを全く考慮していなかった!外出日和だったのもあるのか、とにかく福岡から南に出る高速道路がやけに混んでいた。率直に言って福岡都市圏を舐めていたという他ない。なので今日も割とRTA進行になってしまった。
さて、吉野ケ里。多分日本史で最初の方にでてくる吉野ケ里遺跡そのもの。100名城ノミネートの中でも圧倒的に太古のもの。「城」を上位概念で捉えれば、「クニの重要拠点」になるはずで、その意味においては、このエリアにあったクニのしっかりまとまった遺跡である吉野ヶ里はまさに「名城」なのだろう。
というわけで、昼前と言ってもいい時間帯に到着。…こんないい天気の午後後半なのに人少ないねえ…。



吉野ケ里遺跡自体は非常に広大な地域にまたがっているけど、流石に全域を回るわけにも行かないので、ここ吉野ケ里歴史公園の環濠集落ゾーンをしっかり回ることで「登城」完了とすることにする。




本格的に回る前に、ちょっとガイダンス施設を見ていく。


それでは復元エリアを見て回る。
「復元」と言っても、この古代遺跡の復元は少し事情が違う。櫓や天守と違って厳密な本来の姿はわからないし、そういったものを遺跡そのものの上に立て直すのでは、貴重な歴史資料を「嘘」で上書きして壊すことになる。なので、本物の遺跡は埋め戻し、更にそれらをしっかり守れる程度に盛り土をしたところに建てているのだそうだ。









残念ながらコピペだった


特に構造物はなかったのかな

続けて南内郭に向かう。南内郭は南のムラ方面の中枢エリアのようだ。


向かって右の櫓台に登ってみる。




外周部の櫓の内、上の写真から見て奥の一つが上まで登れるので上からの眺めを。








次は市と倉エリアへ。











更に北に向かい、この吉野ケ里のクニ全体の中枢である北内郭へ。

いや、渋滞踏んでなかったらね?

職人の住居があるようだ
北内郭に到着。



遠くからも見えた立派な建物

3Fの最高司祭者の声に基づき
重要な意思決定が成されようとしている

神憑りによる重要案件への最高司祭者(つまり巫女さん)のお言葉待ち
こういうのって「筋書き」があるのかね
本業の人の見解に対する「お墨付き」取得イベントではと思うけど



日に当たることはあったのやら
再現エリアの最後に、墳丘墓を見る。


甕棺が埋まっていた様子が展示されている


これまでの再現と違い、内部は本物の発掘時の様子が展示されている

流石に甕棺は割れて出てきたみたい




この後は展示室も拝観。吉野ケ里歴史公園に来たのは約5年ぶりになるのだけど、まだまだ全容が明らかになるレベルの発掘は完了しておらず、2020年代になってからまとまった新たな発掘の知見が展示に加わっていて、すごいと思った(小並感)。最後に入口の受付でスタンプをいただく。

見ての通りかなりいい時間。本当は併設のレストランで昼でも、と考えていたけれど、とてもそんな余裕はない。急ぎ佐賀城へ向かう。
'25/11/15: 佐賀城(No. 89) - 079/100
約30分の運転で佐賀城公園に到着。二の丸・本丸が三方を堀に囲まれたひとかたまりのエリアになっていて、現在は南と東の堀が残っていたり、再建されていたりする。駐車場はどうも北の堀を埋めた辺りの場所に当たるようだ。城の敷地の多くは明治になって以降、様々な公共施設に転用され、しっかり「城趾」が残っているのは本丸とその周囲少し。



鯱の門と鍋島直正公の像






本丸御殿の一部が歴史館として木造で再建されている。もちろん観覧していく。






本丸御殿の建築物の内、一部(御座間)だけは別の場所に移築されていた。これが本丸御殿再建に合わせて再移築されている。



佐賀藩の歴史に関する展示もあって、その中でも江藤新平の特設コーナーが熱かった。正直、日本史の幕末~明治期にちょっと出てきただけの人だったのだけど、成したことの凄さと、その後の非業の死、そして地域の偉人を称える熱意がとても伝わる展示だった。
展示を見終えて、後は本丸内で行けるところを巡る。







鯱の門から退出して天守台とその周りを見て回る。









三の丸の県立博物館を見る時間は残念ながら取れなかったが、せめて三の丸を覗くだけはしておく。




微妙に機を逸していたけど、道中のベンチで本丸御殿でもらっておいたスタンプ撮影の儀。


この後は迫る帰りの飛行機に向けて急ぎ空港に戻る。結果オーライなのだけど、帰りにも渋滞を引いてしまったら一体どうなっていたことやら。

うん、おいしい!
ハイライト的なところはしっかり見られる旅程だったので「悔やまれる」とまでは言わないものの、羽田ー福岡便は本数あるわけだから、もう少し色々楽しめる時間設定にしたほうが良かったかもねえ。
Next:
多分再来週。また写真記事が入ると思います。→4/12 書きました!
