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【料理エッセイ】はやくも夏野菜が安かったので山形のだしを作って、炊き立てご飯にのせて食べたら美味しかった!

 スーパーで夏野菜が安くなっていた。トマトが90円、ナスが60円、きゅうりが40円、みょうがも大葉も袋いっぱいで100円と買わざるを得なかった。

 そして、このメンツがそろったら、自然と山形のだしが作りたくなる。時間はかかるけど、ひとつひとつ丁寧に刻んでいく。

 フードプロセッサーとか、ぶんぶんチョッパーとか使っちゃうと繊維が壊れ過ぎるのか、水っぽくなりがち。だから、面倒くさくても手作業でシャキシャキ食感を残すのが大切。

 とはいえ、やり始めるとけっこう楽しい。香りも気持ちがいい。きゅうりとナスは水に晒してクセをとっておく。そんな風にすべてをボウルの中に揃えると色鮮やかでやり甲斐に満ちてくる。

 旨みは塩昆布で調整。本来は刻み昆布らしい。ただ、うちにストックしてあるのは塩昆布だけなので、まあ、いいかって。美味しくないわけないしね。

 あとは麺つゆに浸していく。ここは贅沢に創味のやつを。高いだけあって美味しさが明確に違う。とんこつラーメンのスープも創味のやつを冷蔵庫にいつもキープしているし、これだけは代用が効かない。

 で、全体をかき混ぜ、和風チョップドサラダみたいになったら、落とし蓋の容量で全体に味が行き渡るよう薄くラップを張り、冷蔵庫でキンキンに冷やす。

 これを炊き立てのご飯にのせるのが最高。冷たいと熱いが口の中で合わさる幸せ。

 とはいえ、ここからご飯が炊き上がるまで1時間弱。その間におかずとか、味噌汁とか、プラスアルファを用意していく。

 珍しく生カツオの腹部分が売っていたので、塩をふりかけ、臭みを抜いた。放っておくと思ったよりも水分が出てきて、このひと手間はかける価値あるだと実感させられる。

 そんなこんなで夕飯が完成。近所の八百屋さんで例年通り、アク抜き済みのたけのこが100g100円と異様な安さで売っていたので、椎茸とお揚げで炊き上げてもみた。そこでぬか漬けも買っておいてよかった。ご自愛たっぷりに仕上がった。

 しかし、今回の主役は山形のだし。まずは炊き立てのご飯にたっぷりかけてしまう。

 正直、これだけでもいい。それぐらい美味しい!

 まあ、タンパク質と脂質が足りてないからね。最近はヘルシーって低カロリーを意味するようになっているけど、実際のところ、大事なのはバランスなのさ。

 ってことで生カツオもしょうが醤油でいただいた。タケノコも完璧だし、春を堪能。なんか、急に暑くて夏が来た感じになっていたし、夏野菜が安くなっていたしで山形のだしを作っちゃったものの、改めて、まだ四月なんだとハッとした。

 でも、いいよね。安いし、美味しいんだもの。

 ちなみに翌日のお昼は余った山形のだしで冷製パスタを作ったよ。

 マヨネーズとちょっとのケチャップで味付けしたツナマヨを添えてみた。オリーブオイルをたっぷりかけて。これがまた素晴らしいので山形のだしは何度も美味しい!




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