「“ここじゃないどこか”を探してたのに、ここにしかない風景があった。」
遠くへ行きたくなる日がある。
全部投げ出して、
今とはまったく違う場所へ逃げたくなる。
知らない土地、知らない人、
誰にも知られていない空間で、
ゼロから呼吸しなおしたくなる。
「ここじゃないどこかに、
わたしがわたしでいられる場所があるはずだ」って。
でも、歩き疲れてふと立ち止まった場所で見上げた空が、
思いがけないほど美しかったりする。
「なんで今さら…」と思いながら入ったカフェが
落ち着ける空間だったりする。
誰かに会いたくて連絡しようとして、
結局歩いた道が、
自分を少しだけ好きになれる時間をくれたりする。
“ここじゃないどこか”ばかりを探していたけれど、
見逃していただけなんだ。
“ここ”にも、ちゃんとやさしさがあったことを。
旅は遠くに行くことじゃなくて、「気づき直す」ことかもしれない。
見慣れた景色のなかにある“初めて”。
何度も通った道にある“見落としてた光”。
変わらない日常に隠れていた“わたしの本音”。
それを拾い集める旅も、
きっと人生には必要だったんだと思える。
☀️ 昼の旅処方箋
遠くに行かなくても、見方を変えれば“新しい景色”になる
見慣れた場所に、忘れてた感情が眠っていることもある
誰かと比べず、「自分の歩幅」で今日を旅する
目的のない散歩は、心に余白をくれる
“ここでしか味わえない風”に、ちゃんと気づける自分でいたい
「ここにいても、ちゃんと景色は変わる。」
逃げたいと思った日もあった。
変わりたいと願った日もあった。
でも今日、ほんの少し視点を変えただけで
“ここでよかった”と思えた瞬間があった。
その小さな瞬間が、きっと人生を静かに動かしている。
