ちょい読み 2025/ 7/20
・ 『遺された黒板絵』 ルドルフ・シュタイナー 著(筑摩書房 1996)
【千夜千冊・0033夜(意表篇)】 154 頁
一枚、このドローイングのなかから好きな絵を選べといわれれば、
ぼくなら1923年10月6日のドローイングを選ぶ。
これは「地球が月になるとき」(WhenEarth Becomes Moon)
というもので、不束な地球が月の動きをうけて
その精神を受胎しているような構図がふわふわと描かれていて、
フラジャイルなのである。
地球が月になるとき
もともと人間と地球とはひとつに結ばれていますから、
新しい人間が地上に現れる時期になると、
月の作用力が女性の生体に働きかけて、
新しい人間がよく育つように配慮します。
新しい人間を迎える女性は、月になります。
地球もまた、毎年クリスマスの季節が近づく度に、
地表のすぐ内側でもっとも月に似てくるのです。
・ 『文化人類学』 松村圭一郎 著(人文書院 2011)
ー ブックガイドシリーズ 基本の30冊 ー
【千夜千冊・以外】 17 / 226 頁
文化人類学を、知っているようで、まったく知らなかった。
モーガンの『古代社会』は初めて聞いたし、
フレイザーの『金枝篇』は、本棚のどこかにあるけれど、
読んでいないから、文化人類学だとは思っていなかった。
読む本が決まっていないのなら、この入門書を読むのはよいかと。
でも、この本からスタートし、進む道の方向としては、
ジャンルを越境しているベイトソンの『精神の生態学』や、
アナキズム人類学の『価値の人類学理論に向けて』だろうなぁ
と思ってます。自分にあった、別の道があらわれると良いけれど。
『状況に埋め込まれた学習』も文化人類学でしたか。
(第5部 新世紀の人類学へ)
今日はほとんど本を読まなかった。
でも、読みたい本はあらわれた。ゲーテの「自然科学論」。
ちくま学芸文庫がシリーズ化しているが、
プレミア価格だったり、品切れだった。
価格と入手し易さで、
『新装版・ゲーテ全集14』(潮出版社 2003)を発注。
科学方法論,形態学序説,植物学,動物学,地質学,気象学,色彩論
