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ちょい読み 2025/ 2/ 8



・ 『鎮魂行法論』 津城寛文 著(春秋社 1990)

   ー 近代神道世界の霊魂論と身体論 ー
  
  【千夜千冊・指定】 40 /478 頁

本書は神道的な鎮魂行法しか扱っていないので、歴史もその範囲のスケッチにとどめるが、もともと原始神道期ともくされる上代には、鎮魂行法は山岳信仰や葬送儀礼や病者の治癒蘇生などに結びついていた。
それにともなって神意を糺すための占卜や託宣がおこなわれていた。
とくに上代日本は無文字社会であったので(上代文字があったという仮説については、511夜『偽史冒険世界』294夜『謎の神代文字』、いずれも第5巻を参照)、中国のようにそれらの行法が体系化されることも組織化されることもなかった。

1147夜 『鎮魂行法論』 津城寛文 − 松岡正剛の千夜千冊

本書で扱う主要な対象は、
近代以降の神道系のいくつかの人物・団体によって実践された、
「鎮魂」という共通の名称をもつ一群の修業ほうである。

序章 本書の目的と構成 P. 15

これは、誰も興味を持つまいか。
今週、呪術廻戦(アニメ)をみており、なにか近い本(?)ということで
これを読んでみたが、呪術ではなく、修業の「業」を扱っている。
と書くと、オウム真理教を思い出し、胡散臭い印象が漂ってくるか。
まぁ、まだ読み始め。ぼちぼちいきます。


・ 『貧困と脳』 鈴木大介 著(幻冬舎新書 2024)

   ー 「働かない」のではなく「働けない」 ー

  【千夜千冊・以外】 66 / 246 頁

   岡田斗司夫さんの動画で紹介された本。まだ、品薄なのかも。
   貧困を扱ったドキュメント・ライターの著者が、
   脳梗塞で、高次脳機能障害となり、
   今まで出来ていたことが出来なくなる。

   その後、徐々に復帰できたから、
   執筆活動を再開できているのだろうが。
   この脳障害の時の、脳の処理速度が落ちる状態が、
   以前、貧困問題のインタビューをしていた当事者に感じていたものと
   同じかもしれない、ということで、この本を書く事に。

   脳梗塞は、皆がなる可能性をもつ。
   ワクチンで血栓が出来やすくなり、脳梗塞となるパターンもあるし、
   私が思うのは、食品添加物の摂取蓄積で、
   血栓が出来やすくなるのでは、と考えている。

   誰もが、脳梗塞から、高次脳機能障害になるリスクがあり、
   そうなると、退職、再就職の困難さから、貧困リスクが上がる。
   日常生活、買い物でも支障をきたす。
   例として、2級建築士の資格を持ち、働いていた女性が、
   次第に働けなくなっていけなくなる状況の話が出てきて、
   ひとごとではない。


・ 『人間のすべてをあらわす占星術』 松村潔 著(2024)

  【千夜千冊・以外】 86 / 254 頁

   自分ではまったく分からない話をきいているのに、
   なにか楽しいような感じがしてくるのはなぜだろう?
   理由は、よく分からない。でも、楽しい文章が出てきた。

ヘリオセントリックとは、
今の自分よりも範囲の大きな空間に自分を投げ出すということであるので、
今の自分に思い当たるかどうかは怪しいでしょう。
いまある自分はたいていつまらないもの。
というのも、それは過去の残像のようなもので、
そこに積極的な意志は存在していません。
因果の因に自分を置くというのは、常に結果については考えず、
投企の中で、自分の未来的な像を思い描くことで、
まだ得ていないものを見ていくことでもあります。
(・・・)
結果を見るのでなく、常に動機で自己確認するのです。

Part2 ヘリオセントリック占星術と、惑星ロゴス P. 080 - 081

※ヘリオセントリック
 太陽から地球の方を見た場合の、惑星の位置による占星術。
 ということかと。