見出し画像

ちょい読み 2025/ 1/ 2



・ 『鯨と原子炉 ー技術の限界を求めてー』

    ラングドン・ウィナー 著 ・ 吉岡斉・若松征男 訳 
   (紀伊國屋書店 2000)

これは面白い。楽しい話ではないが。
ルイス・マンフォードや、ブーアスティンの名が文中に出てくる。
人間の技術力に、ポジティブな幻想を抱くべきではないかもしれない。

・ 『生まれながらのサイボーグ』 アンディ・クラーク 著

   呉羽真 ・ 久木田水生 ・ 西尾香苗 訳 (春秋社 2015) 

サイボーグ小説が、明後日には届くと思うのだが。
「生まれ持った」言語ではなく、
「学習して獲得した」言語を持つようになり、人間になった。
のではないか。
哲学者 ベルナール・スティグレール曰く、
言語は技術であり、その後も、外部技術をもって、人となる。
結果、「技術+人」のサイボーグとしての存在。


・ 『正月の来た道』 大林太良 著 (小学館 1992)

数年前から、正月が来たら読んでいるが、お酒を飲んで断念する。
そして、正月過ぎたら、本棚に戻す。
来年、本棚から取り出しめなわしても、
読んだところが記憶から消えている。

「しめなわ」をしているお宅が減ったかもしれない。
氏神である神社では、「どんと焼き」をしていない。
「しめなわ」は、家庭ゴミとして出すことこになる。
風習もどんどん変わっていき、何が残るのだろう。


・ 『出版状況クロニクル Ⅶ 2021. 1 - 2023.12』

   小田光雄 著 (論創社 2024)

2023年の<出版販売金額>は1兆円、<書店>は1万店を下回り、
<取次>にも危機が及ぶ。出版の時々刻々をリアルに剔出。

表紙

特に読みたいものが無い時とか、読んだりする。
シリーズⅧは、3月発売予定だったかと。
出版状況が右肩下がりで進行していくことを受け入れるのみ。

昨年6月に、近くの古本屋が閉店した。
本屋だけでも残ってほしいので、なるべくそこに予約などをする。
現在、1冊。 1/30発売。