Grenoble
先日の静岡旅2日目。三島駅から静岡駅へ移動し、前職の友人と合流する。ここからは友人の故郷を巡る旅。以前1人でも来たことがある地に友人と来れて、しかもそこが友人の故郷だということが嬉しく思う。
目的地である焼き菓子屋さんへ向かう。以前1人で来た時もこのお店が目当てだった。オープン前から並ぶので、30分前に店に着いたがすでに10組以上の列ができていた。オープンして30分後、私たちの順番は回ってきた。

お店の名前は「Grenoble」。前職勤めていたお店で取り扱いがあり、すっかりファンになったが、お店が忙しくなり卸せないとのことで取り扱いが終わってしまった。だからここまで買いに来ているというわけである。私の大好きな焼き菓子屋さんのひとつである。1つ2つなんかに絞れず、今回もたくさん購入。帰って旦那と少しずつ食べるのが楽しみだ。
シンプルな材料で作られた素朴な焼き菓子が好みの私ではあるが、ここの焼き菓子は衝撃を受けた。どのお菓子も裏の原材料名を見るとたくさんの食材が配合されていることがわかる。だから味はシンプルというより、シンプルそうに見えてどこか複雑な、他には真似できない味がある。何故こんなサクサクなのだろう、このコクは何から生まれているのだろう、という疑問は全て計算されて配合された材料に隠れているのだろうと、読み解けない暗号を読み解いてみたいと思う気持ちと、絶対無理だと諦める気持ちが交差する。

初めて感動を受けたのは、「レモンのサブレ」だ。当時レモン味のお菓子に抵抗があった私が、初めてそれを食べた時、衝撃を受けた。一口齧った初めの味と噛めば噛むほどに変化していくレモンとバターの風味、後味が一つのサブレを味わったとは思えないほどの味の変化だった。今私は何を食べていたのだろうかと、疑ってしまうほどだった。今の時期はレモンのサブレが販売されていなかったが、また食べたいと思うし、それと同じような感動が、他の焼き菓子に隠れているのではないかと、ついつい食べたくなってしまう。まさに魔法の焼き菓子だ。
この焼き菓子の虜になってしまうと、片道3時間かけてでも平気で静岡まで来てしまうようになる。気をつけるべし。次はいつ行こうか、、。
