荒技ショートショート_ 回収
猫を飼う気など、毛頭なかったし。もともと、犬派だったのだが。
兄の家で猫を飼い始め。しかも、一気に二匹。
たまたま夏休みに兄の家を訪れ、私にはまだ懐かない猫達と共に、猫じゃらしで遊んでいると、猫もいいもんだと思ってしまった。
しかも、ねずみ対策に猫を飼う酒蔵が多かったと聞いてしまっては、日本酒党の私は、ついつい猫党に鞍替えをしたくなってしまった。
兄の家では、もうかなり前に、三匹目を飼い始めたという。
なかなか関西には帰れないのだが。いつか近々、兄の家で三匹に相見えようかなどと、最近、思ったりするのである。
そんな日曜日の夜更けに、またもや、荒技をやってしまった。
さて、小牧幸助さんの、シロクマ文芸部の最新お題は、毎週木曜日に出る。
そして、今回のお題は、「猫を飼う」からはじめるnoteを自由に書いてみませんか?ということで。
そして、田原にかさんからのお題は…。
お題が【トイレットペーパードライバー】|д゚)チラッ、ということで。
また、山根あきらさんの、青ブラ文学部のお題は…。
3つの質問に答えて、2026/05/08 (金) 18:00までに記事を投稿してください。今回は女性限定企画ですが、男性の御参加も歓迎します。⚠️男性の方で参加ご希望の方は、女性がどのように答えるかを想像して、女性になりきってお考えください、ということで。
今回は、山根あきらさんからの質問を、文中で登場人物に答えてもらおう。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
コジ、「荒技師」だなんて、あんまりおおっぴらに言わないほうがいいよ。
うむ……。そうだな。
3人の企画は両方とも、膨大な数のファンの方、参加希望者を抱えていらっしゃって。お題を出すだけでも、大変だと思うのである。それでもお題を出してくれる。毎週。ほんとうに、ありがたい限りだ。ほんとうに励みになる。
また、今回は、コヤギさんのシロクマ文芸部作品を読んでみた。ちょっとその感想を、シロクマ感想文として書いてみる。
「シロクマ文芸部・猫を飼う」で検索して飛んで来ました。
コメント欄に、シロクマ感想文を、ほんの少し書かせて頂きます。
クマ。最近、クマの出没が問題になっていますが。
コヤギさんのクマは、それとは無関係で可愛いですね。
我が家にも、クマさんが、たくさんいます。
ハンドパペットは、既にありませんが。子供たちが小さいときには、色々と工夫してお話を演じてあげたものです。
今は懐かしき思い出を、ふと、コヤギさんの歌に垣間見ました。
今、生きていられることに感謝して。今宵も、月に祈ろう。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
せっかく出していただいたお題を、小牧幸助さんの始まりの言葉(シロクマ文芸部)と、たらはかにさんの表のお題(毎週ショートショートnote)、そして山根あきらさんの青ブラ文学部のお題。3ついっぺんに書く荒技。まして、シロクマ感想文と、全部で4重の荒技。あまりにもやりすぎじゃないかな。
そうだ、今週は4重の荒技だ。
うむ。
これで何週間だろうか。とうとう3年半に突入した。
まあ、続けられるだけ、続けるさ。
心の中の、リトルkojuroが、また、ボソリと、呟いた。
まるで、悪ガキそのものだな。
まあな。
なんのはなしですか。

さて。それでは、本編にまいりましょう。今週の荒技、「ショートショート_ 回収」約410字を、どうぞ。

猫を飼うことは、考えてはいなかったが、泉は最近、飼ってもいいかと思い始めていたのだ。
だが今、対峙しているのは化け猫怪人で。一気に興醒めしてしまった。
ふと、店の奥に人影を見た。
アンケートに齧り付いている。
彼女は、報酬の5,000円のQUOカードを狙っていたのだ。


怪人が一瞬、彼女に気をとられた隙に、泉が動いた。
①小娘、世の中、舐めてんじゃないわよ
②丙午生まれ。今年で還暦なんて、私は認めない
③でもねぇ、五十代、いや、四十代でも通じるって、皆に言われるのよ。ふふふ、ふふ。
その刹那に、怪人は見事に確保・回収されていた。
冴えない男が入ってきた。
「さっちゃん、お待たせ!」
「コジくん、久し振りの運転とは言え、遅いよ!」
「いや、ちょっと催したので…」
彼女が、アンケートをボックスに入れた。
泉は店員になりすまし、静かにQUOカードを手渡した。
瞬時の大捕物を、誰も認識してはいなかった。
あたりはまた、心地よい平和な喧騒に包まれていた。

《余滴》
さて。「毎週ショートショートnote」のお題の解説です。
ショートショートnoteカードゲームでは、お題の言葉そのものを入れ込まないで匂わせるのを流儀としています。
小牧幸助さんの書き出しのお題や、山根あきらさんの青ブラ文学部のお題、私が水曜日に書いている「三題噺」の三つのお題は、その言葉そのものをストレートに文章やタイトルに入れ込むのですが、田原にかさんのお題は、なるべく言葉そのものは入れ込まず、“匂わせる”という流儀に沿い、なるべくそうしていっている“つもり”なんです。
しかし一方で、私のこの「荒技」にお題を探し続ける人もいらっしゃいまして。
田原にかさんのお題については、今日もここに、お節介な解説を入れてみようと思います。
ですが。
この解説についての一切の苦情は受け付けません。なぜならば、これこそが、「荒技」だからです。笑
◆お題が【トイレットペーパードライバー】→コジくん(kojuro)は、ほぼ運転をさっちゃんに任せており、ペーパードライバーに等しい。遅れた直接の理由は、運転技能よりも、催してトイレに行っていたから。
何ですと?わからない?理解できない?しっくり来ない?
当然です。全部“荒技”ですから。笑
ちなみに今回のカバー画像は、「報酬」で検索して選びました。
それにしても荒技。やはり難しいです。時間もかかりますし。苦行です。笑
荒技師への道は、まだまだ遠く彼方にあり。欠片も見えてきません。
そんなこんなを家内と語らおうとしてソファーに目をやると、家内が脚を指さしてニッコリと笑っていた。
「noteなんかしてないで、まず、マッサー(注1)ね、コジくん」
「はぁ…」
マッサージをすると、家内は上機嫌である。
家内が上機嫌だと、我が家は平和である。
だから。
これで、いいのだ。

(注1)マッサーとは、マッサージのことである。家内のさっちゃんがそうやって、略して言うのである。さっちゃんへのマッサーは私の最重要の日課である。

