◆66週ライラン◆vol. 16. 私がつい比べてしまうもの
※火曜日の記事は、ヤスシさんの、66週ライランのお題に基づいて書いております。
今回のお題は、「16. 私がつい比べてしまうもの」である。

思い返せば、この歳になり。あまり自分を何かと比べたりしなくなってきた。
というよりも、幼い頃から変わり者で。悪ガキだったから人と比べても仕方がないと自分で割り切ってきたという生い立ちもある。
そんな私なのだが、思うのである。
あの、老後2,000万円問題である。
いや、今や、4,000万円でも足りないとされている。
家のローン。車のローン。その他、ある。差し引きすると到底、そんなお金、無い。
あるわけが無いのである。
それに比べて。周りの同僚達は、結構なお金を持っているようである。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
コジ、人と比べないと言いつつ、ガッツリ比べてんじゃん。
おっといけない。悪ガキの私としたことが。
老後のお金も必要。そして、借金を返すことも必要。
やはりまだまだ、働かねばならないようである。まだまだ。
お金で幸せは買えないが。お金があることで幸せな気持ちになるというその感覚を、一度は味わってそれを冥土の土産にしたいものである。
なんのはなしですか。

そんなこんなを家内と語らおうとしてソファーに目をやると、家内が脚を指さしてニッコリと笑っていた。
「コジくん、マッサー(注1)していればねぇ。働く気力がモリモリ湧いてくるよ、きっと!」
「…」
マッサージをすると、家内は上機嫌である。
家内が上機嫌だと、我が家は平和である。
だから。
これで、いいのだ。

(注1)マッサーとは、マッサージのことである。家内のさっちゃんがそうやって、略して言うのである。さっちゃんへのマッサーは私の最重要の日課である。
(注2)さっちゃんとは、家内のことである。我が家の実質の最高権力者なので、別名、女王陛下という呼び名もある。


