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荒技ショートショート_ ロマン

晴れた日に、ちょっと落ち込むことがあると、結構凹んだ。

なんとなく世の中から落ちこぼれて、一人だけ置いてきぼりを食らったような感じがしたのだ。

こんな日は、雨ならよかったのに。

そんな風に思ってしまったのだ。



でも、歳を重ねるに従い、だんだん諦念と言うヤツを身につけてきて。

「人生、そんなもんだよな」

そんなふうに、流せるようになってきた。



まあ、晴れた日は晴れた日で。何があっても、良いではないか。


そんな日曜日の午後に、またもや、荒技をやってしまった。


さて、小牧幸助さんの、シロクマ文芸部の最新お題は、毎週木曜日に出る。

そして、今回のお題は、「」から始まる文章を自由に書いてみませんか?ジャンルは小説・詩歌・エッセイなど何でもOK。初めての人も大歓迎!いうことで。

そして、田原にかさんからのお題は…。

表のお題が【古墳症】で。裏のお題が【フフン賞】|д゚)チラッ ということだ。


また、山根あきらさんの、青ブラ文学部のお題は、少し早めに出る。

今回は、「桜を待つ梅」というお題で作品を投稿してみませんか?いうことで。

今回は、このお題を文中に入れよう。



心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

コジ、「荒技師あらわざし」だなんて、あんまりおおっぴらに言わないほうがいいよ。


うむ……。そうだな。



3人の企画は両方とも、膨大な数のファンの方、参加希望者を抱えていらっしゃって。お題を出すだけでも、大変だと思うのである。それでもお題を出してくれる。毎週。ほんとうに、ありがたい限りだ。ほんとうに励みになる。

また、今回は、りみっと さんのシロクマ文芸部作品を読んでみた。ちょっとその感想を、シロクマ感想文として書いてみる。


「シロクマ文芸部・晴れた日に」で検索して飛んで来ました。

コメント欄に、シロクマ感想文を、ほんの少し書かせて頂きます。



晴れた日には、そういう心持ちになりますね。

それぞれの空は繋がっていて。思いを馳せれば、いつか届く。

それが自らの勇気となり。

生きる証ともなろうと思う。


晴れ渡った日。


その夜の月に、祈ります。

今、生きていられることに感謝して。今宵も、月に祈ろう。


心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

せっかく出していただいたお題を、小牧幸助さんの始まりの言葉(シロクマ文芸部)と、たらはかにさんのふたつの表のお題(毎週ショートショートnote)、そして山根あきらさんの青ブラ文学部のお題。4ついっぺんに書く荒技。まして、シロクマ感想文と、全部で5重の荒技。あまりにもやりすぎじゃないかな。

そうだ、今週は5重の荒技だ。


うむ。


これで何週間だろうか。とうとう3年半に突入した。


まあ、続けられるだけ、続けるさ。



心の中の、リトルkojuroが、また、ボソリと、つぶやいた。

まるで、悪ガキそのものだな。


まあな。


なんのはなしですか。

荒技ですか?ええ、また、来週書くつもりですっ…


さて。それでは、本編にまいりましょう。今週の荒技、「ショートショート_ ロマン」約410字を、どうぞ。


晴れた日の金曜日、財前は関西に出張だった。

翌日はオフをとり。南大阪や奈良をまわった。遺跡巡りだ。

中でも古墳が好きで。何度も足を運び。何度も眺め、思いを馳せる。

自ら製作したE(注1)を使えば、いつでも当時にタイムリープできる。つまりは、当時の姿を自分の目で確認できるのだ。

ひとりでに笑みがこみ上げてくる。

優越感という安っぽいものではない。学術気質の、探究心である。

だが。決して時空を飛び越えて推測や想像の答え合わせなどしない。それこそが、財前なのである。

自分で自分を褒めることはしないが、研究者としての誇りではある。



自分の予想に対しての検証は、するのか否か。財前は、そう、自分の胸に問うてみた。

この心持ちは、桜を待つ梅の心境と似ているようには思うのだが。

改めて自らに問いただして。

やはり桜は、梅が散り去ったその後に。ひとり咲き誇るのが良いのだろう。

つまりは。古代への憧れや謎解きはロマンのまま、楽しむのが良かろうと思うのであった。

(注) E(イー)— 「空間・時空・瞬間移動装置」のこと。泉の父が設計開発し、財前がツールとして最終形に仕立てた。Eは正式名称ではなく、開発者の頭文字から取られたコード名である。

《余滴》
さて。「毎週ショートショートnote」のお題の解説です。

ショートショートnoteカードゲームでは、お題の言葉そのものを入れ込まないで匂わせるのを流儀としています。

小牧幸助さんの書き出しのお題や、山根あきらさんの青ブラ文学部のお題、私が水曜日に書いている「三題噺」の三つのお題は、その言葉そのものをストレートに文章やタイトルに入れ込むのですが、田原にかさんのお題は、表も裏も、なるべく言葉そのものは入れ込まず、“匂わせる”という流儀に沿い、なるべくそうしていっている“つもり”なんです。

しかし一方で、私のこの「荒技」にお題を探し続ける人もいらっしゃいまして。



田原にかさんと今月の山根あきらさんのお題については、今日もここに、お節介な解説を入れてみようと思います。

ですが。

この解説についての一切の苦情は受け付けません。なぜならば、これこそが、「荒技」だからです。笑



①表のお題が【古墳症】→財前は実は、古墳が大好きで。古代へと思いを馳せるのが好きなのです。所謂、古墳症って、言い方あるのですかね?笑


②裏のお題が【フフン賞】 |д゚)チラッ→Eを使えばタイムリープ出来るのです。そして、その目で実際に見届けることができる。でも、しない。ロマンはロマンのままにしておく。自嘲気味にも、少し自慢げにも見える自負ですね。


ちなみに財前が一覧好きな古墳は、石舞台古墳です。



ちなみに今回のカバー画像は、「石舞台古墳」で検索して選びました。





それにしても荒技。やはり難しいです。時間もかかりますし。苦行です。笑


荒技師への道は、まだまだ遠く彼方にあり。欠片も見えてきません。

そんなこんなを家内に語ろうとして後ろを振り向くと、空のソファーが、静かに笑っていた。

先日から家内は、あるプロジェクトで、都心のホテルに泊まり込んでいる。

シーンとした部屋の空気に、なんだか、心が追いつかない。



昼間のやりとりからすると、家内は、元気なようである。

家内が元気だと、我が家は、明るくて平和である。





だから。





これで、いいのだ。

また来週、木っ端微塵になろうとも、書こう


(注1)マッサーとは、マッサージのことである。家内のさっちゃんがそうやって、略して言うのである。さっちゃんへのマッサーは私の最重要の日課である。


荒技の 遠き路程を ただ歩きたり って、話  笑

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