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rich_poppy335
記念日
去年の12月のことだった。
家内が、驚いて私の肩をつつくのである。
「あの子、成長したわ」
LINEには、こう、書いてあった。

心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
コジ、J(注1)も、良い青年になったなぁ……
そしてある土曜日。車で出かけた。

飯田商店のラーメン、とても美味しかった。そしてまた、店が美しかった。
実に思い出深い結婚記念日となった。
家内の言い方からすると、Jは、私たちに世話になったら、何にしても一言、お礼を入れてくるようになったのだという。
家内が言う。
「コジくんは、悪ガキのまんまで、みかちゃん(注2)やケーシー(注3)には、なんのお礼も言わないまんまだったものねぇ」
なんのはなしですか。

そんなこんなを家内に語ろうとしてソファーをみると、家内が脚を指さして笑って言った。
コジくん、みかちゃんへの親不孝を返上するために、倍返しね。
……。
マッサージをすると、家内は上機嫌である。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて平和である。
だから。
これで、いいのだ。

(注1)Jとは、長男のことである。私に似てちょっと頑固だが。根は、優しい子である。
(注2)みかちゃんとは、母のことである。家内性格のキツい人だったが、過保護は人でもあった。いろいろな逸話を初期の記事にしている。
(注3)ケーシーとは、父のことである。教師をしていて。私の友人は全て父が教師をしていると言うと驚愕の眼差しで「絶対に嘘!」と言うか顎が外れていた。

