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金曜日の知らんけど_期待

ヤスシさん主催の「放課後ライティング倶楽部」で幽霊部員の私が、ここのところの金曜日、何度となく倶楽部まつわりの記事を書いている。

私は、企画ものが大の苦手で。四苦八苦なのであるが。

さて。今回のお題は……。

ヤスシさんの記事より

いつものように、私の思うことを勝手気ままに書くが。


私は、幼少の頃、読書の癖なんて皆無だった。聞かん坊の悪ガキだったので、兄の本などは取り上げて落書きしたり、座布団や枕にしたり、踏み台にしたり。野球のベースにしたりなんかして遊んでいた。

父は高校の社会科の教師だったし、本当なら大学に残って研究に従事しようというくらい勉学、探求が好きだったから、本の大切さをもちろん知っていて。

その度ごとに烈火のごとく叱られ、お尻百たたきの刑に処せられた上に薄暗い父の書斎に閉じ込められて晩御飯抜きという憂き目にあったが、生来の悪ガキというのは、更生しないものである。その手の悪事を何度も繰り返した。





心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

コジ、それは全面的にコジが悪い。




まあ、今となっては、多分そうだったんだろうなぁと、ちょっとは思う。笑


そんな私が、読書だ語彙力だと論ずるのも烏滸がましい限りだが、確かに本を読むのが一番、知識も語彙力もつくし、少しは人間的に成長するかも知れないとは、思う。

実は小学校の同学年で、いつも図書館で本を読んでいて。読書感想文を書けば校内のみならずいつも市や県で表彰される同級生がいたのである。

その名は、「マメ子ちゃん」という。無論、あだ名だが。

担任の先生によると、マメに文章を書くからだそうで。先生はみんな、マメ子ちゃんと呼んでいた。

そのマメ子ちゃんは、私と対極の世界に生きていて。こちらからの興味なんてちっとも無かったが、ある日、逆に声をかけられた。

「コジくんも、本を読んでごらんよ。面白いよ」

その言葉で、ちょっぴり感化されて図書館で本を読んでいて。借りるようになり、本を読むようになり。

やがて、聞かん坊の悪ガキは、本の世界にのめり込むようになって、語彙力もつき、落ち着きもし、まだまだ悪ガキではあるが、ほんの少しは更生したのである。




さて。ヤスシさんの記事に書いてあることをバッサリ私流に要約するとこのようなことが書いてある。

本よりむしろ音楽を聴け。すると自然に語彙力がつく、と。




なんだか、私が言わんとしていることと似ているような気がするのだが、単なる思い過ごしだろうか。




うむ。きっと、思い過ごしだ。



だが。



今の私は、本をほとんど読まなくなった。そのかわり、noteの記事は結構読むし。音楽なんて、聞き流しを常にしている。

本を読むしかなかった時代から、随分と時を経ているのだ。




ところで、マメ子ちゃんちゃんだが。

どうも本当は私のことがそもそも苦手だったようで。私と話したのは、それっきりだった。



私がnoteの世界にいる理由のひとつに。いつか、マメ子ちゃんと相まみえることがあるかも知れないという淡い期待があるのだ。

あの独特の文章を、また、読めるのではないだろうかと、ぼんやり思ったりしている。





なんのはなしですか。

またいい加減な答えを書きやがってって…あ、あのー


そんなこんなを家内と語らおうとしてソファーに目をやると、家内が脚を指さしてニッコリと笑って言った。

「コジくん、語彙力よりもマッサー(注1)の威力あげてよ、ちゃんと!」


……。


マッサージすると、家内は上機嫌になる。

家内が上機嫌だと、我が家は平和である。



だから。


これで、いいのだ。

マメ子ちゃん、どこにいるの?  笑


知らんけど。


(注1)マッサーとは、マッサージのことである。家内のさっちゃんがそうやって、略して言うのである。さっちゃんへのマッサーは私の最重要の日課である。


語彙力の無い者が何を言っても説得力など無いって、話


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