強すぎる実家【ショートショートnote_28 ひと色展 /創作】
家内が私を追求するので、仕方なく、日曜日の夜に投稿するための、ショートショートの創作活動を、細々としている。
ショートショートnoteカードゲームを使い、お題を家族に出してもらう。それをテーマに410字以内で、書く。
今回は、家内に、予めスマホのスロットアプリで選択していた以下の5枚から、お題を設定してもらった。


そして、実はもうひとつ。今日は、このショートショートnoteの記事には、意味合いがある。
ももまろさんの記事から、飛んでいったのだ。
そして、この企画に出会った。イシノアサミさんの『ひと色展』である。
企画が、大の苦手の私が。珍しいことだが、この企画、乗ってみたいと思った。そして、この色を選んだ。
選ばれたお題に、さらに、この人をイメージして、家内のお題で、書いてみた。いつもの、ショートショートnoteカードゲームの、お話を。

家内のお題から。そして、ももまろさんのお誘いから、イシノアサミさんの企画に乗って。
では、本編、「強すぎる実家」、410字を、どうぞ。
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等は、ある女性と結婚した。
心優しい、明るくて穏やかな女性で。名を、和と言う。

どちらかというと等は、社交的で活発なほうだったから、周囲から見ると性格的には正反対のように映った。
和の実家は、和菓子屋さんだった。それも、知る人ぞ知る、絶品の和菓子屋で。遠方からも、様々な人が訪れるし、注文も入る。
ある日、等は、部下の失敗のお詫びにいかねばならなくなり、菓子折を持っていくのに、和の実家の和菓子を選んだ。
顧客は激怒していたが、お詫びとともに和菓子を差し出すと、不思議なことに取引再開。新規注文まで出してくれた。失態を演じた部下もそれを機に大変頼もしく成長した。
家族みんなで、盆と正月のたびに和の実家に帰省した。その都度、和菓子を職場にお土産として持ち帰り、毎度、絶賛された。
等は、とうとう、社長になった。
和の実家の屋号は「平」という。全国に顧客を抱える老舗の和菓子屋さんである。菓子の効果は絶大だが、一見、ごく普通のお店である。
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