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強すぎる実家【ショートショートnote_28 ひと色展 /創作】

家内が私を追求するので、仕方なく、日曜日の夜に投稿するための、ショートショートの創作活動を、細々としている。


ショートショートnoteカードゲームを使い、お題を家族に出してもらう。それをテーマに410字以内で、書く。


今回は、家内に、あらかじめスマホのスロットアプリで選択していた以下の5枚から、お題を設定してもらった。


ルーレットの5候補は、これ
平凡そうで手強いお題だな


そして、実はもうひとつ。今日は、このショートショートnoteの記事には、意味合いがある。

ももまろさんの記事から、飛んでいったのだ。

そして、この企画に出会った。イシノアサミさんの『ひと色展』である。

企画が、大の苦手の私が。珍しいことだが、この企画、乗ってみたいと思った。そして、この色を選んだ。

選ばれたお題に、さらに、この人をイメージして、家内のお題で、書いてみた。いつもの、ショートショートnoteカードゲームの、お話を。

彼女の名前は、なごみにしよう



家内のお題から。そして、ももまろさんのお誘いから、イシノアサミさんの企画に乗って。


では、本編、「強すぎる実家」、410字を、どうぞ。


☆    ☆    ☆


ひとしは、ある女性と結婚した。

心優しい、明るくて穏やかな女性で。名を、なごみと言う。

なごみさんの実家は、一見、ごく普通の和菓子屋さんである


どちらかというとひとしは、社交的で活発なほうだったから、周囲から見ると性格的には正反対のように映った。

なごみの実家は、和菓子屋さんだった。それも、知る人ぞ知る、絶品の和菓子屋で。遠方からも、様々な人が訪れるし、注文も入る。

ある日、ひとしは、部下の失敗のおびにいかねばならなくなり、菓子折かしおりを持っていくのに、なごみの実家の和菓子を選んだ。

顧客は激怒していたが、おびとともに和菓子を差し出すと、不思議なことに取引再開。新規注文まで出してくれた。失態を演じた部下もそれを機に大変たのもしく成長した。

家族みんなで、盆と正月のたびになごみの実家に帰省した。その都度、和菓子を職場にお土産として持ち帰り、毎度、絶賛された。

ひとしは、とうとう、社長になった。

なごみの実家の屋号は「たいら」という。全国に顧客を抱える老舗の和菓子屋さんである。菓子の効果は絶大だが、一見、ごく普通のお店である。


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