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外国からのゲストに盛岡案内をするなら

最近、東京であるイベントに出席した際、フランスから来て次の週に盛岡に行くという人と知り合い、私が盛岡に住んでいることを伝えたら、行くべき場所や食べ物などを教えてくれ、と言われてリストを作ってメールで送ることになりました。

その時気がついたのは、海外から来た(日本語が分からない)ゲストにとって、効果的な情報を得るのはそれほど簡単ではないことです。特に、誰でも行く定番スポットではなく、特定の好みを持つ人がピンポイントで必要な情報を入手したいと思ったときには、英語サイトがなかったり、見つけにくかったりして効果的に情報にたどり着けない場合がありそうですし、ポータルサイトの決定版になるようなものもなかなか見当たりません(たとえばトリップアドバイザーはレビュー数が少ない上に市内中心部と郊外の紹介が混じっており、一つ一つの場所はそこまで目立たない盛岡の特性を考えるとあまり役に立たないように感じました)。

したがって、そのようなゲストに対して、自分が薦める場所を英語で書いた記事を後ほどこのnoteで書いてみようと思っていますが、ひとまず、その際の方針をまとめることにします。


1.でんでんむし(巡回バス)の使い方を教える

盛岡は徒歩で移動できるコンパクトな都市ですし、必要に応じてタクシーも利用できますが、やはり路線バスが利用できると便利です。その際、通常の路線バスはやや複雑なので、とりあえずでんでんむし(巡回バス)の使い方を理解してもらうと移動範囲が広がるはずです。

2.超有名店に対しては予め代替案を示しておく

焼肉・冷麺の盛楼閣やじゃじゃ麵の白龍、福田パンの長田町本店で代表される個店(非全国チェーン店)については、オペレーションはスムーズではあるものの、やはりキャパシティの限界があるため、非常に混雑します。白龍に至っては、ゴールデンウィークの列は数時間待ちという噂も出るほどなので、国内からのゲストにも軽々しく薦めるわけにはいきませんし、ましてや、たとえば福田パンのメニューを日本語で理解して注文するのは決して簡単ではありません(もちろん、翻訳アプリの利用は推奨しましたが、それでも不安が残る場面がないわけではありません)。これらを考慮すると、混雑が予想される場所には、より簡単な代替案を示して、好きな方を選べるようにしておくのが良いのではないかと思いました。

具体的には、じゃじゃ麵を薦める場合も、桜山に白龍本店があることは触れながら、盛岡駅にもあるし、同じく盛岡駅地下の麺食い横丁には小吃店(しょうすうてん)もあるよ、と教えたり、ニューヨークタイムズに取り上げられたナガサワコーヒーは混雑し、やや中心部から遠いことを考慮してあえて薦めず、肴町周辺の店を薦めたりしました。また、盛岡は焼肉・冷麺が有名であることに触れつつ、他の店が混んでいるときの「穴場」として、大通りのやまなか家もリストに入れました。福田パンについては、本店で注文するのも楽しいよ、とは伝えつつ、盛岡駅で出来合いのものが買えることも伝えました(福田パンの店舗より価格がやや高いようですが、手数料だと考えれば十分にメリットがあるはずです)。

3.盛岡ならではの体験を薦める

今回のゲストは、他にも松本など地方の小都市を回っているとのことで、観光地ではない、日本のより生に近い文化や生活に触れたいという希望を持っているようでした。

そういう場合は、他の場所にもあるものというより、盛岡ならではの体験ができる場所を薦めるのが良いでしょう。やはり岩手銀行赤レンガ館は入れるべきでしょうが、なるべく凝縮した体験ができる場所を薦めた方が良いと思いますし、自然や建築を見ながら徒歩で回ったり、地元の人に混じって隠れ家のようなお店に入り、リラックスしたりする状況をイメージしてリストを作りました。

また、そのためにも、なぜそこの場所なのかがわかる説明は必要だと思います。たとえば、岩手銀行赤レンガ館は、盛岡のシンボルであり、改装直前までは実際に銀行として営業していたとか、南昌荘なら大広間の板床に映る緑や紅葉がきれいだという情報も忘れずに書くことにします。

具体的には、南昌荘や五百羅漢のある報恩寺などを薦めましたが、土曜日にも滞在していたことを考えると、よ市なども候補に挙がったかもしれません。

まとめ

というわけでできたのが以下のリストです。基本的には自分が良く行くところを中心に書いたので、別な人が書いたらまた違う結果になる可能性があると思います(やや意外かもしれませんが、実は、ももどり駅前食堂もリストに入れました)。ただ、あくまでも上に書いたような基本方針は尊重することにしましたし、おそらく土地勘がある人なら私の意図は分かっていただけるのではないかと思います。


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