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1年数ヶ月ぶりの台湾記 #1

電車で台湾環島してから1年数ヶ月、2025年の5月末〜6月初めにまたぞろ行ってまいりました。
思い出せるようにしたいので、旅行記を書きます。
あんまりまとめず起こったことを書いていくので、流し読みでもいただければ嬉しいです。

昨年の環島については下記をどうぞ。

なお、この記事に出てくる台北と基隆は台湾北部です。

台湾の地図
このサイトより画像をお借りしました🙏

2025年正月、酒の勢いで航空券を予約

環島はとてもよかったものの、いろいろ心残りも。

  • 10日ほどだったので、台湾全土を広く浅くという感じではあった

  • 旅程の中で、興味はあっても落とさざるを得ない都市があった

  • 食べてない定番の食べ物がたくさんある

  • ことばがわからない面白さはあったが、当たり前ながら、ことばがわかることで体験できることも多々あるんだろうなと思った

  • 全部ホテルだった

要するに、全体感はふんわり得られたけど、掘り下げたくなった、と。

行く時期としても、収穫直後のマンゴーを使ったかき氷は夏に行かないと食べられないので、台風リスクが少ない初夏がいいんですかねえ。と思っていた。
2025年正月に酔っ払って航空券を見ていたら、エバー航空羽田発着で往復4万円台後半のがあったので、これだ!と予約。
航空券の都合で合計7泊8日に決まったので、飛行機の時間的に、台北1泊、台南4泊、台北2泊あたりか、と決めて、宿もAirbnbで予約。

あとは行くだけ、と相成り、台湾華語を勉強したり、次々と出る雑誌の台湾特集を読んだりな日々に。
初歩的な読み書きはできるようになり、Google Mapsにフラグが立ちまくってる感じで出国日が到来。

以降、日記的に書いていこうかと思います。

1日め

台北・西門町に着き、基隆へ移動

飛行機でCAさんにことばが通じ、静かな達成感のなかで松山機場に着いた (この達成感は程なく「全く通じない体験」で上書きされる)。

台北の宿は、台北の渋谷こと西門町の民宿。
松山機場に15時ごろ着き、時節柄ツラい感じの為替レートのなか現金を替え、くじを引いて2年連続ハズし(前も書いたけど、到着直後にうっすら凹むので当選確率2倍にして2,500元とかにしてほしい)、中華電信のSIMを仕入れ、ホストにLINEで到着連絡をしながらMRT(地下鉄)で西門町の民泊へ。

前回行きたかったけど落とした街の1つが基隆。
目当ては基隆廟口夜市。
ホストには「台湾3連休だからマジでめちゃ混んでるよ?」と言われつつ、天気予報で滞在時期の中盤は基本雨だということがわかっていたので、「めちゃ混みの晴れ」と「まあまあ混んでる雨」の2択だと初日かな、と。

ということで、荷物を置き、ちょっと台北を慣らしでうろついた後、台北車站から台鐵に乗って一路基隆へ。
1時間弱で到着。

基隆・廟口夜市で滷肉飯を食べる

駅から出たら港町だった。

基隆の港の写真
駅から程なくこういう景色

夜市へ。

基隆廟口夜市の写真。両サイドに黄色い提灯が並んでいる。
廟口夜市といえばこの景色

いくつか名物がある、のは下調べしてたけど、宿ホストの言う通りどこも長蛇の列。
まずはこれだけは、と思っていた、台湾一と名高い滷肉飯の天一香へ。
さすがだ!という味というか、これ嫌いな人存在しないのではなかろうか、という感じ。
肉羹(肉のスープ)もなにげに初めてだったけど、うまいもんですなあ。
大満足の今回の台湾メシの幕開けとなりました。

天一香の滷肉飯と滷蛋と肉羹
天一香の滷肉飯と滷蛋と肉羹

三姐妹熱炒店で地元のじいさんと飲む

基隆で1回行ってみたかったのが、三姐妹熱炒店という居酒屋。
夜市はめちゃ混みなので、また後で来るか、ということでいったん夜市を抜け出し、居酒屋へ。

着くとほぼ満席で、相席で1席だけ空けられるというので通されると、すでに地元のじいさんが1人で食べていた。
うへー、いきなりサシ飲みってハードモードだなあ、と思いつつ、今さら引き返せず着席。
じいさんも困っていて、数分経った後話しかけてくれたのだけど、さっぱりわからんので、「不好意思,聽不懂」と言うと、怪訝な顔で「聽不懂啊?」と言われるので、「我是日本人,旅遊」と言って、へえそうなの、という感じで始まった。

三姐妹熱炒店の青菜炒めと豆腐の揚げ物と豚レバー
青菜炒めと豆腐の揚げ物と豚レバー

その後もいろいろお互い話すのだが、相手の言うことは聞き取れないし、僕も発音が悪すぎるし、5%くらい通じる感じで、まあ何はともあれ乾杯だ!というので5分に1回くらい乾杯しつつ1時間くらい飲んだ。
乾杯は世界を救うのだ。
「1人で飲んでてもつまらないからお前がいてよかった、友だちだ!」的なことを言ってくれてたと思う。
あと、「ワシは2本飲んでるのにお前は1本か!」と言ってて、そういう煽りは世界共通だな、と思った。
一緒に写真撮ってくださいよ、と言うと応じてくれた。
じいさんはどうだったか知らないが、僕は5%でも通じて嬉しかった。
ありがとうございました。

地元のじいさんとの自撮り。じいさんはピースをしてくれている
ありがとう、地元のじいさん

店を出るといい時間になっていたし、お腹もだいぶいっぱいだったので、夜市には戻らずそのまま台北へ。
基隆のトイレでは、「お前のイチモツはお前が思っているよりも短いから1歩前に出ろ」というまことに直球の張り紙がしてあって旅情があった。
夜市また行きたいね、張り紙残ってるかな。

台北につき、宿に帰り着く前にちょっと夜の西門町をうろつき、端っこの方にあるジュース屋で、台湾ゴーヤのはちみつジュースなるものを飲む。
たいそう不思議な味だった、経験に1度は飲んでみるといいかも。

宿で台灣啤酒の18天をこれも初めて飲んで、1日め終了。

2日め

台北・迪化街周辺

この日の午後に台南に移動なので、西門町近辺で行きたいところに行くことに。
大稻埕をほうほう、とうろついた後、とりあえず有名どころで行ったことないとこに行くか、ということで、林合発油飯店へ。
ハーフサイズをもらい、ビニール袋に箸を突っ込んで食べた。
肉粽(ちまき)をバラした感じの味なんだろうな〜と思ってた通りの味がした。
まあ普通にうまい、という感じ。

食べかけの林合発油飯店の油飯と滷蛋
写真で見ると全然美味しそうではないが美味しかったです

あと、近隣で「春天家 haruya.cafe」という喫茶店があって、haruって言ってるってことはさすがに日本好きっぽいね?ということで入ってみると、内装が昭和レトロっぽい感じの店だった。
ホールのお姉さんに「你喜歡日本嗎?」と聞くと、「喜歡,你是日本人嗎?」と返ってきて、「對」と答えると、へー、という感じでニコニコしてくれた。
プリン美味しかったし、たとえば台北に留学とか長めの出張とかするなら通っちゃいそうだなー、と思った。

春天家の桃プリンとコーヒー
桃のプリン

そろそろ移動しなきゃ、と歩いて民宿に帰る途中に、センスのいい落書きがあった。

数字の3に上からELEVENを足して、3-11にしているストリートアート
3-11

西門町〜台南

14時ごろ民宿に帰り、ホストと話すも全然通じず。
聞く話すはまだまだこれから、とりわけ四声がだめ、を再認識。
ホストが優しく機転の利く方で、華語の練習をしたい!というこちらの意図を汲んで、急遽LINEの音声入力で「字幕」を付けてくれて、行けるところまで頑張って華語で話し、難しくなると英語で話す、というコミュニケーションになった。
ありがたい。

ホストに「新幹線取ってる?」と聞かれ、まだっす、と答えると、「3連休だぞ? マジで心配だ、まあ幸運を祈る」と道中用の肉粽をもらう。
近くの市場で一番イケてる肉粽だそう。

台北車站に着き、とりあえず高鐵の窓口に行くと、係員が鋭い眼光で「夜の最終便なら空きがありますが」と言ってきて、「自由席でいいよ並ぶから」と伝えるも、「自由席なんてどのくらい並ぶかわからないから指定席買いなさいよ」と言うので、さすがにみんな言ってくるから焦ったり考えたりしつつもいったん場を離れる。
そんなに言うなら時間かかっても台鐵で行くか?とも思ったが、まあもういいやなんとかなるだろ、と思って自由席を買ってホームに行くとたいして並んでおらず、あっさり座れた。
推測でしかないのだけど、多くの台湾人が「3連休は怖い」という思考回路で指定席を買うので、結果的に自由席空いてるんじゃね?説がある。
とはいえ、めっちゃ待つこともあるのかもしれないし、真相はよくわからない。

高鐵で自席に座って前にスーツケースを置いている
あっさり座れました、の図

ホストに上の写真を送ると、「太棒了!」と言われるので、太棒了だねえ、とはいえなんか疲れる1時間だったねえ、と、いただいた肉粽を食べるとしみじみうまかった。
さすが市場のイケてる店である、お心遣いに感謝。

肉粽
肉粽とは肉ちまきのことです

うとうと乗っていると、あっという間に高鐵台南駅に着いたので、沙崙駅で台鐵に乗り換えて台南市内へ (新横浜と横浜みたいな感じっす)。
三井アウトレットパークがあり、日本か?と思った。

三井アウトレットパークが駅からすぐのところにある
ここだけ切り取ると日本でしかない

乗り継ぎが悪くて、待っている間に、人の良さそうなご婦人からにこやかに話しかけてもらうもさっぱりわからないので、「不好意思,聽不懂。我是日本人」と言う。
台湾、ふと話しかけてもらえることが結構あるので、ことばわかったほうがいいんだよな〜と改めて思いつつ沈黙が訪れた。

しばらくして電車が発車、台鐵の台南駅に到着。

民宿〜花園夜市

駅から5分の台南の民宿についた後、前回行けなかった夜市に行くことに。
バスに乗り込みゴー。

花園夜市のネオン
ネオンがある
どこかの屋台の看板犬のトイプードル
どこかの屋台の看板犬

まず、阿三哥蚵仔煎に行き、台湾でまだ食べたことのない蚵仔煎(牡蠣入りの粉モノ)を食べ、ほー本場の味はこんな感じか〜と思う。
あっさりしつつコクもあってうまい。

阿三哥蚵仔煎の蚵仔煎。もやし多め
なんとも形容し難い味のソースがかかっている
蚵仔煎の調理光景
調理の光景

次に、これまた台湾で食べたことのない臭豆腐を勇気を出して行ってみた。
去年は最後まで勇気が出なかったのだけど、延記臭豆腐という屋台の前を通りかかったとき、この店なんとなく臭い的に行けそうな種類?という謎の直感が働いて、行ってみて、むしろふつうに美味しく食べた。
嗅ぎ分けができるようになったのかしら?

延記臭豆腐の臭豆腐。上に酸菜が載っている
揚げタイプ

宿に戻る途中に、タウナギ麺を食す

そろそろ行くか、と調べると、あいにくバスのタイミングが合わず、まあ30分弱くらいのものなので腹ごなしがてら歩いて帰ることに。

元々は去年食べて美味しかった小公園擔仔麵に行く予定だったが、たまたま途中で宿題店の阿江炒鱔魚を通りかかり、しかも空いてたので、こっちにするか、ということで入る。
タウナギという日本ではお目にかからないウナギを炒めたものが、意麺というインスタントラーメンのご先祖様をこれまた炒めたものにドサっと載ってくる一品。
なお、炒める前のタウナギは真っ赤でグロいです。
味を表現する語彙がないのだけれど、強いて言えば、たくさんタウナギが載っているすごくジューシーでコシのあるウスターソース味の太麺のカップ焼きそば、って感じ。
これは日本では食べられないだろうな、美味しかったです。

阿江炒鱔魚の乾麺
ちなみに湯と乾があるうちの乾です

この後、なんかビール屋でも行こうかなーと思っていたけど、翌日の予定が比較的始動早めだったので、宿に帰って台湾啤酒を1缶開けてこの日はおしまい。
スコールがひどくて、耳栓があって助かった。

1本めはここまで。
2本めでは玉井市場、嘉義、高雄、台南について書きます。

ではでは。

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