自民党内外の「安倍派」の今後を占う
1.石破下ろしの理不尽さに気づき出した国民
7月3日公示、20日投開票の参院選は、国家主権より企業権益を上位に置く環太平洋連携協定(TPP)反対を訴えて政権を奪還しながら、政権奪還後は民意を裏切ってTPP締結に邁進するなど自称「保守・反グローバリズム」の安倍晋三元首相を中心としてきた隠れグローバリズム勢力(本稿では以下、「安倍派」)が、自民党の内と外(維新、参政、国民民主、日本保守など)から石破茂政権を挟撃する形で進みました。
これと同様、運命の皮肉とでもいうべき経緯で党内少数派の石破氏が自民党総裁に選出、首相に指名されて誕生した石破政権を早速葬り去ろうとした昨秋の衆院選も、また親グローバリズムの小池百合子都知事傘下の都民ファーストと隠れグローバリズムの参政党が躍進した今年6月の東京都議選も、反グローバリズム「石破自民党の敗北」の演出に主眼が置かれてきました。
確かに表面上は石破自民党は衆院選→都議選→参院選と「敗北」を重ねてきましたが、それはグローバリズム勢力の強い影響下のマスコミによる部分が非常に大きいです。
国民の主な情報源がマスコミであり、ネット情報やSNS情報も基本的にはマスコミ情報を元ネタとしている以上、マスコミ報道の論調が政治に関する国民の基本認識を形成する構図は昔も今も変わりません。
マスコミの活動が主にグローバリズム寄りの企業の広告収入で成り立っている以上、報道の論調もグローバリズム寄りであり、表面上の「右派」、「左派」の別なく、反グローバリズムの石破氏にこそ「自民党連敗」の責任があるかのように世論を誘導、首相・自民総裁の座から引き摺り下ろそうと躍起になっている構図が非常に分かり易い形で浮き彫りになっています。
特に7月23日は読売新聞が「石破首相辞任」の号外を出し、他方石破首相はそれを否定したにもかかわらず訂正や謝罪もせず、マスコミ他社もそれを問題視することなく、依然として石破首相退陣が決定事項であるかのような報道を続け、マスコミ各社が事実や真実を伝える組織ではなく、スポンサー企業やその背後勢力の意向に沿った情報を世に浸透させるプロパガンダ機関である正体が改めて明らかとなったのではないでしょうか?
このことからもマスコミ各社の「右派」、「左派」のカラーはまやかしであり、いずれもスポンサー企業の背後のグローバリズム勢力の意向で活動していること、逆を言えば、各社が一斉に叩いている政治家や言論人らこそ、表面上は「親中」などと呼ばれていても、実は真の反グローバリストである可能性を考えてみる必要があるかもしれません。
「誰もが云うから」、「社会的信用・権威のある組織や専門家が云うから」正しいのではなく、それだからこそ「裏があるのではないかと疑ってみる」ことが情報分析・評価の基本中の基本であることは、80年前の敗戦に至った歴史や近年ではコロナ禍を思い起こせば当然でしょう。
少数与党かつ党内少数派の石破氏が首相となって以降、特に今回の参院選の直前には北大西洋条約機構(NATO)が日本を対中・対露などの代理戦争に使うための日本連絡事務所開設断念、また「治験大国」の名目での日本人モルモット化に向けたmRNAワクチン工場建設をモデルナ社が断念という、少し前までは信じられなかったような展開が続いており、このタイミングでの「石破首相退陣」誤報はこれまで日本社会を覆っていた虚構の闇に大きな風穴を開けることにもなったのではないでしょうか?
前述のとおり未だマスコミは石破首相退陣を前提とした「ポスト石破」を話題にし続けることで世論を石破下ろし容認に誘導していますが、さすがにその論理が的外れであることを、マスコミやネット上に登場する「専門家」の言葉を鵜呑みにせず、自分の頭で考え、判断する力のある人々は気づいており、従来のマスコミ先導+ネット煽動型の世論工作の限界がはっきりしてきました。
2.国民が否定した「自民党」は石破政権ではなく旧安倍派
昨秋の衆院選でも今夏の参院選でも国民が批判している「自民党」とは、昨秋に自民総裁・首相に就任したばかりで、それまで党内で冷遇され続け、最高意思決定に加わることもできなかった石破氏ではないのは当然です。
また石破氏は、自民総裁・首相に就任後しばらくの間は選挙で「大敗」が続くことはやむなしと想定済みで、この「逆境」を党内の親グローバリズム(自称「保守・反グローバリズムの隠れグローバリズム」)勢力の力を削ぐことに活用する戦略を進めてきたことが次第に広く認知されつつあるように見受けます。
しかももっと感慨深いのは、自民旧安倍派と親安倍派・隠れ安倍派野党、マスコミが期待したほどには石破自民党は負けておらず、同時に旧安倍派が着実に議席を減らしていっていることです。
今夏の参院選で「大躍進」した参政党の獲得議席予測は最大22議席とするものもあり、場合によってはそれ以上をグローバリズム勢力は期待していたのでしょうが、最終結果は14議席に留まりました。
さらにマスコミが盛んに喧伝する自民党の「歴史的大敗」の陰で、もっと深刻な大敗を喫したのが党首が親グローバリズムの立憲民主党や、参政党と同じく旧安倍派の党外組織として生まれた日本維新の会であり、また公明党も議席を大幅に減らして尚、自民・公明の与党が参院過半数にわずか3議席不足に留めたことに「神々の采配」すら感じたのは私だけでしょうか?
以上の徐々にであれ着実に起きている本質的変化は、海外でも実感され、あるいは海外だからこそ日本国内よりも冷静に見えているように思われるのが、自民旧安倍派との関係が深い旧統一教会幹部への刑事捜査が韓国で本格化していることです。
また旧統一教会問題よりは目立ちませんが、参院選期間中の7月12日から米メディアのロシア・ウクライナ紛争報道の論調が従来のウクライナ支持からウクライナ批判に転じたことも、日本政治の本質的変化を反映するものだと考えられます。
なぜなら米国も含む西欧諸国によって、日本とウクライナはロシアを東西から挟撃するための拠点として利用されてきた歴史的経緯があるからです。
この視点に立てば、今夏の参院選で石破政権が参院議席過半数から3議席不足に留め、親安倍派・隠れ安倍派の野党がグローバリズム勢力が期待したほどには議席を増やすに至らなかった結果が判明した直後の7月21日から、グローバリズム勢力の傀儡であるウクライナのゼレンスキー大統領に対する抗議デモが展開され出したことの意味も見えてくるはずです。
ゼレンスキー反対デモはウクライナ全土で急展開していることから、背後に米トランプ政権の動きも推測されていますが、これはマスコミ各社一斉に自民党の「歴史的大敗」を強調し、自民旧安倍派と親安倍派・隠れ安倍派の野党も挙って石破首相退陣論を主張していたタイミングでトランプ米大統領が日米関税15%合意を唐突に発表して石破氏を実質援護したこととも連動していると見るべきでしょう。
ちなみに、前述の7月12日以降の対ウクライナ論調が変化した報道とは、ウクライナ側が侵攻したロシア・クルスク州で行なった非人道的行為を暴露するものですが、それは参院選の情勢分析において親安倍派・愛子天皇容認派である自称「反グローバリズム」で隠れグローバリズムの参政党の勢いにちょうど翳りが出てきたタイミングで行なわれた記事でした。
また7月12日は、グローバリズム勢力が男系皇統断絶に利用している愛子内親王殿下の御両親、天皇皇后両陛下のモンゴル御訪問の実質的な最終日、つまり翌日は両陛下も帰国するほかなかったタイミングです。
前回の記事で指摘したように「2025年7月大災難予言」計画に「安倍派」の影が見え、同計画を念頭に国外避難した人々もいた中で天皇皇后両陛下も国外に出られたこと、しかも従来あったはずの両陛下をお見送り・お出迎えの愛子殿下を伝える報道がなかった、すなわち愛子殿下のお姿も国内に見えなかったことも踏まえると、「大災難」計画不発の日本にようやく両陛下も御帰国にならざるを得ない前日になって米メディアのウクライナ報道論調がゼレンスキー批判に大転換し、親安倍派・愛子天皇容認派の参政党の勢いが頭打ちになったことは意味深長です。
以上のポイントは、西欧の対露戦略における日本とウクライナの地政学的位置と歴史的経緯の共通性を暗示するものであり、それは露ウ紛争の今後を考えていく上でも必要となる認識だと考えており、これは紛争勃発から私が地元福岡で何度も講演してきたテーマでもあり、いずれnoteでも発表しようと思います。
目下、親グローバリズムの悪政を長年続けてきた自民党旧安倍派が、そのツケを石破首相一人に押し付けて「選挙大敗の引責辞任」に追い込み、再び党内主導権を奪還し、首相の座に高市早苗氏を据えようと画策しています。
自民旧安倍派の「高市首相待望論」は「初の女性首相」という、マスコミが他の女性政治家ら(小池百合子都知事など)に関する報道でしばしば利用してきたキャッチコピーに大衆は容易に靡くだろうという、「衆愚」を期待したものでしょう。
ところが彼らが「衆愚」と見下してきた国民の方が、彼らの虚構を見抜いていることが参院選直後からわずか約1週間で明らかとなってきています。
彼らの虚構に関しては、ここで次の点も補足しておきましょう。
「安倍派」の影がちらつく「7月大災難予言」は「7月全体が対象」説が再び煽られていた7月後半に天皇皇后両陛下と愛子殿下の御一家は再び離京されましたが、ご帰京の7月23日に「安倍派」=女性天皇(愛子天皇)容認派が切望する「石破首相退陣」号外が出たことも偶然ではないでしょう。
前回の記事で両陛下と愛子殿下のご帰京が「7月24日大開運日説」に設定される可能性を指摘していましたが、すでに23日にご帰京だったことは前回記事投稿後に知りましたので、その点はお詫びいたします。
ただし、両陛下と愛子殿下のご帰京が「7月24日大開運日」と連動する形だったという認識に変わりはなく、旧安倍派・親安倍派・隠れ安倍派=女性天皇(愛子天皇)容認派=反石破派という構図を踏まえると、7月23日の「石破首相退陣」号外を出したのが、女系天皇容認の本音を自ら吐露した「右派」の読売新聞だった点にもはや何の驚きも感じません。
いわゆる都市伝説系やスピリチュアル系に大きな影響力を持っている彼らは7月23日「石破首相退陣」号外→報道圧力による石破首相退陣実現→愛子殿下ご帰京→7月24日「大開運日」→8月15日までに「初の女性総裁・首相(高市早苗氏)」誕生(女性首相誕生には女性天皇容認世論促進狙いも)→「8月15日14時47分に世界が変わる予言」計画というシナリオを描いていたのでしょうが、すでに7月23日の時点で失敗しているのであり、むしろ石破首相を擁護する市井の声が上がり、参院選直後はマスコミ各社が「石破首相退陣論」一色だったのが、今や国民が「石破首相続投」を望んでいることも報道し出すなど、彼らの計画はどんどん狂いが生じてきています。
こうした動向からして、「安倍派」の復活は難しそうに見えます。
3.自民党内外の「安倍派」の今後をタロットで占う(7月26日)
そこで自民党内外の「安倍派」(自民旧安倍派+親安倍派・隠れ安倍派の野党や言論人)の今後をタロットで占ってみました(7月26日)。
占い方はカードを馬蹄形に並べるホースシュースプレッドで、「安倍派」にとっての1)過去からの影響、2)現状、3)一般的に予想される未来、4)現状での最善の対策、5)周囲の姿勢、6)予想される障害、7)最終結果を観た上で、8)本件(「安倍派」の今後、将来性)を象徴するカードを馬蹄形の中央に出して総括するものです。
さらに、ヒントを欲しい位置には別のカードデッキ(マルセイユ版)から補足的に1〜2枚カードを引いています。
その結果は次のとおりです:
1)過去からの影響=塔(逆) *シャッフル中もチラリと見えたカード
2)現状=吊し人
3)一般に予想される未来=戦車/補足カード:正義(逆)
4)現状での最善の対策=恋人(逆)/悪魔(逆)
5)周囲の姿勢=女司祭
6)予想される障害=死神
7)最終結果=悪魔
8)本件(「安倍派」の今後)の象徴=審判(逆)

タロット占いをする時は毎回、その日の自分の「運勢」というか、一日を送る上で念頭に置いておくべきカードとして1〜2枚引きますが、上掲の結果のように一般に「悪い・凶」とされる塔や悪魔や死神はそうそう出てこないのですが、政治ネタを占うとほぼ毎回これらの全部あるいは一部が出てくることに、政治というものの本質的側面が如実に表れているようで失笑を禁じ得ませんが、同時にタロット占いの奥深さも痛感させられます。
さて、上掲のカード展開から以下のことが見えてくると思います:
・昨秋の衆院選から今夏の参院選にかけて自民旧安倍派議員の落選が相次ぐなど、「安倍派」は徐々に崩壊中で、破滅寸前の混乱と緊張状態にある
・現状は忍耐が強いられており、予想される近い将来に出た戦車は一般には肯定的なカードとされるが、補足カードが正義(逆)なので進路が正義とは真逆、つまり「安倍派」自らにとって凶の方向に突進する恐れがある
・そんな現状での最善策は誘惑に負けた選択ミスに注意し、悪縁を切ることであり、この解釈は前述の予想される未来=戦車+正義(逆)からも妥当と思われる
・周囲=グローバリズム勢力とすれば、今後も同派を利用可能か否かを判断すべく冷静に観察中/周囲=日本国民とすれば、自らの失政の責任を無関係の石破首相に取らせて再び政権奪還を狙う「安倍派」の正体を冷静に観察中
・予想される障害として出た死神は不測の事態や不可抗力による強制終了や失敗、絶望などの意味もあり、グローバリズム勢力が「安倍派」を見限り、ゼレンスキー政権に対して行なったと同様に同派のスキャンダルなどを暴露する可能性もある
・最終結果=悪魔は「安倍派」がグローバリズム勢力への隷属状態の継続や暗鬱な気運に陥ることを示し、象徴のカード=審判(逆)は同派復権は期待できず、同派との悪縁が切れないグローバリズム勢力も日本における形勢の挽回に繋がらないことを暗示
・現状での最善策に出た恋人と悪魔はその絵柄から相関性があり、最終結果でも悪魔が出たことは、「安倍派」がグローバリズム勢力の奴隷だったことを明瞭に示し、今後何とか活路を開いていくには、奴隷に甘んじる選択ミスを続ける元であるグローバリズム側からの甘い誘惑や悪縁を自ら断つ必要性を示唆するも、それができそうにないことは最終結果の悪魔から想像される
・悪魔のカードに描かれる男女の首にかかる綱は、自民旧安倍派と親安倍派・隠れ安倍派野党を結びつけてきた誘惑を象徴し、彼らには悪魔のカードの地色である暗黒の闇を照らし、切り裂くような光明を発する力はない
・障害として出た死神は自民党旧安倍派や親安倍派・隠れ安倍派の「死」=解体や消滅の恐れも暗示、象徴のカードが示すように復活=政権奪還はない
・自民党外の親安倍派、隠れ安倍派の野党、グローバリズム勢力も、復活の見込みはない自民旧安倍派本体との悪縁を断ち切った方が得策
4.国民が理不尽と直感する「石破下ろし」と占いが示す「安倍派」復活の失敗
石破首相即刻退陣の非現実性を認識し始めたからか、同首相に8月15日の終戦記念日で「反日的談話」を発表させることで改めて辞任に追い込もうとする動きも垣間見えますが、そこにも前述の「8月15日14時47分世界大変化予言」計画との関連が窺えます。
当初は参院選直後の石破首相退陣→自民総裁選→初の女性首相(高市氏)誕生→8月15日に「歴史修正主義的談話」発表による「世界の大変化予言」計画実現、という具合にこの新たな予言計画を利用しようと考えられていた節がありますが、石破首相即刻退陣が非現実性を帯びてきたので、8月15日まで首相続投、同日に自称「右派・保守派」が「反日的」だと糾弾する大義名分を得るような内容の談話を石破首相に発表させ、「反日」、「親中・親韓」等のレッテルを貼って保守層からの支持率を低下させ、党内の「石破下ろし」を再燃させる、または次の衆院選での「大敗」に誘導し、「その責任は間違いなく反日的談話を発表した石破首相にある」と糾弾して、石破首相退陣に追い込む計画に変更した可能性もあります。
したがって、党派の別なく、「石破首相8月15日退陣論」を主張している政治家や言論人らの真の意図にも注意を払っておいた方がよいでしょう。
すなわち、彼らは表面上は「安倍派」を批判しつつ、「石破首相退陣」をわずか3週間だけ先延ばしにするだけで、結果的に「安倍派」を利するよう世論を誘導している可能性の有無も考えながら、彼らの主張を分析、評価、判断していった方がよいということです。
ちなみに、「8月15日14時47分予言」計画も計画した側にとってどう展開するかを7月25日に占うと、最終結果が塔(逆)だったので、これまた計画者側にとってうまくいかないようです(詳細は別稿に譲ります)。
こうしてみても、「石破下ろし」は失敗か、仮にゴリ押ししてもそれが元で死神が示すように「石破下ろし」の先に予定している計画が想定外の形で強制終了となって、最終結果の悪魔が示すような鬱々たるムードに包まれ、審判(逆)の基本的な意味=「再チャレンジしても失敗」が示すように、「安倍派」の復権はないということを痛感させられるでしょう。
そして「安倍派」を応援した親安倍派や隠れ安倍派も、そもそも理不尽な「石破下ろし」に加担したことを悔やんでも悔やみきれない状態になりそうです。
これは、以前も触れた、石破政権にとっての参院選を占った時の最終結果が太陽であり、象徴するカードが「死からの再生」を意味する死神(逆)、その補足カードが「執着や隷属からの解放」を意味する悪魔(逆)であったことにも符合します。
繰り返しになりますが、そもそも自民党が昨秋の衆院選から今夏の参院選まで敗北を重ねてきたのは、「安倍派」が蒔いたグローバリズム優先の売国政策の種が多少の時間差を経て発芽し、土壌を荒し回っているからであり、石破首相にその非があるのではなく、むしろそれらの悪影響から土壌を改善すべく「安倍派」を一掃しようとしているのであり、ハゲタカ同然のグローバリズムから国家と国民の利益を守る反グローバリズムの立場からすれば、選挙で毎回「安倍派」を削ぎつつ、勝敗を微妙な状態に持ち込んできた石破政権こそ天晴れだと評すべきではないでしょうか?
また石破首相の即時退陣を「安倍派」が要求し、他方表面上の反安倍派が退陣3週間延期を主張することにはグローバリズム勢力を利する五十歩百歩の違いしかなく、グローバリズムの暗雲からの解放を示す奇跡の薄明光線が一本(NATO日本連絡事務所開設断念)、また一本(mRNA工場建設断念)と増えてきた現状において、両論とも本末転倒であることは明らかです。

さらに最も強調したいのは、これらの薄明光線が増えてきたのは石破政権の働きだけではなく、それを私たち国民の投票行動が支えてきたからでもある点です。
前述のとおり、昨秋の衆院選から今夏の参院選の結果を、マスコミや自民内外の「安倍派」は「石破自民党の大敗」として印象操作してきましたが、「安倍派」を落選させつつ「野党の微妙な勝利」=「与党の限定的敗北」に抑えてきたのは、実は国民の投票行動の結果なのです。
そして国民の投票行動が石破政権の存続を可能にし、国家・国民の利益に向けた少しずつでも具体的な結果を出しつつあるのです。
せっかくこのような状況が現出している中、「安倍派」やマスコミや一部言論人らの「浅はかな正論」に振り回され、安直な「石破退陣論」や「初の女性総理誕生」などの「衆愚」向けのキャッチコピーに絆されて「安倍派」の復権を許せば、「失われた30年」がもっと延びるどころかウクライナ同様に代理戦争に利用されかねません。
米メディアすらゼレンスキーを見限った今、わざわざウクライナの代役に手を挙げるような愚行、つまり「石破下ろし」と「初の(安倍派)女性総理誕生」に嬉々とすることは、兵庫県の斎藤知事再選や参政党の表面的な公約やイメージに浮かれた後に絶望するのと変わりありません。
しかし、そのような「女性」「若い」「イケメン」等々の目新しさを強調するマスコミやネット上の言説に惑わされず、自分の直感を信じた投票行動は今も少なからぬ割合で日本の有権者には健在だと、「野党の微妙な勝利」=「与党の限定的敗北」が続く昨秋の衆院選と今夏の参院選から思います。
マスコミやネットを利用したあらゆる大衆心理操作を超越してこのような選挙結果が繰り返されている点に注目すると、これは昨年11月に冥王星が水瓶座に完全移行して「個性重視」の時代に入ったことや、今年7月に変革や革命を象徴する天王星が星座を移ったこと、つまりマスコミが大衆世論を誘導する時代から個々人が独自に判断する時代へ変わる「革命」が進行中で、それが人々に無意識のレベルで影響を与えていることの現れなのか?とも考えているところです。
これら天体の動きに人間は抗うことは不可能であることからも、グローバリズム(個性を否定する地球全体主義)側の「安倍派」の復活(政権奪回)も不可能だと十分予想されます。
しかもそれが天体の動きによる不可抗力の作用であることを、「安倍派」にとっての障害の位置に出た死神が暗示しているようにも見えてきます。
以上から、自民旧安倍派を応援している親安倍派も隠れ安倍派の野党も、マスコミや「インフルエンサー」らも不意に死神に出くわす前に、最善策に出た恋人(逆)や悪魔(逆)が示すように「石破下ろし」の執着を捨てて、自民旧安倍派との悪縁を断ち切ることが、選択ミスの回避、あるいは正しい選択をすることになるでしょう。
