オヤジの思ひ出話~第79話「高校野球の取材」
夏の全国高校野球選手権に向け、各都道府県で出場権をかけた予選(都道府県大会)が始まっています。長野県でも本日5日から県大会がスタートし、熱戦の火ぶたが切られました。
ここから、「今年の注目チームは」などと書くのが一般的なコラムなんでしょうけど、残念ながらすっかり高校野球に関心が無くなってしまい、正直なところ、どこが強いのかすら全く分かりません(苦笑)
このコラムは「思ひ出話」ですので、私と高校野球との思い出を振り返ってみます。といっても、野球そのものの話ではなく、地元新聞社で働いていた若かりし頃のことを書きます。
新聞社では、県大会すべてを取り扱うのではなく、地元校の試合だけを取材していました。その取材を担当するのは入社間もない若手記者たち。写真を撮らなければならないので、炎天下のスタンドに陣取ります。
ある時、たまたま同じ球場で3試合続けて地元校が出場する日があり、3試合とも私が担当になりました。写真撮影者が別に配置されましたので、私は記事を書くだけ。原稿も電話で送ってしまえば済みます。
球場の記者席には入れないのでスタンドでの取材でしたが、スポーツ紙のように細かい戦評を書くわけでもないので、まるで一般観戦者と同じような感覚でのんびりと試合を眺めていました。
朝から夕方まで炎天下のスタンドに居っ放しだったので、腕はすっかり日焼けしてしまいました。その日の夜は「ちょっと疲れたな」という感じだけでしたが、翌朝異変が起きたのです。
ふだんなら一晩寝れば疲れが取れるのに身体が重いし、やけに火照るなと思ったので、体温を図ったら38度。よく見ると、日焼けした腕はまるで火傷をしたかのように真っ赤になっていました。
発熱があっては仕事はできず、欠勤を余儀なくされました。幸い、一日休んだおかげで熱は下がりましたが、腕の日焼けはやがてボロボロと皮がむけ、悲惨な状態になってしまったのでした。
これはもちろん熱中症ですよね。
帽子こそかぶっていたものの、日焼け止め対策をせずに炎天下、長時間居続けたのですから・・・現地でひっくり返らなくてよかった、というのが正直なところ。若いのでムチャをやっていたものです。
勤務年数を重ねていくうちに、野球の取材からは外れるようになり、それと共に高校野球そのものにも関心が薄れていきました。もちろん、球場へ足を運ぶこともありません。・・・という思ひ出話でした。
さて長野県大会ですが、どのチームが甲子園の切符をつかむのでしょうか。球児の皆さん、暑さ対策をしっかりやって頑張ってください!
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