見る人に委ねる写真
前回は「鉄道マンじゃないと撮れないな」というか「鉄道マンでも撮らないよな」という写真が多く、それに加えて選んだコマが少々ピーキー過ぎた感も否めませんが、とても多くの方に面白がっていただけたようです。
今回は特にテーマを設けず、いくぶんマイルドな写真をご覧いただこうと思います。これもまた、見る人に面白いなと感じてもらえれば大成功ですが、タイトルの写真がすでにマイルドから少し離れている気もします。さてどうなるか。
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マイルドならぬワイルドな、前回の選手権にエントリーすれば良かったかもしれないアングルです。C55のトップナンバーですが、一体どういう態勢でファインダーを覗いているのでしょう。
No. 2 / 10

静かに雪が舞う夜の車両。人気のない中で撮影の遂行。でも立っているそこは線路上。AIによる自動翻訳機能がnoteについたので、適当に韻を踏んだ日本語がどう訳されるのか試してみます。
No. 3 / 10

1分以上シャッターを開けていると思しき、長時間露光の美しさです。鉄道写真のはずが、車両はまったく写らないところが面白い。
No. 4 / 10

二台の蒸気機関車がすれ違うだけなのですが、撮影位置がちょっと変。この違和感こそが面白さにつながっているのではないかと思います。
No. 5 / 10

天北線の曲淵駅にて、ホームから手旗信号を出す駅員さんですが、撮影位置がちょっと変。曲淵駅は1989年に廃止になっているんですね。付近を流れる川が“ふち”をなして、大変に曲がっているので命名されたという説を見かけましたが、線路は大変に直線です。
No. 6 / 10


新しく線路を作っているところでしょうか。1971年に宗谷本線の旭川駅⇔新旭川駅間を高架複線化する際の工事かと思いましたが、この写真は1973年なので違いそうです。
No. 7 / 10

車輪を固定しているように見えます。6x6のネガは説明が書いているものも多いのですが、このコマには説明がなかったので、そのうち親父に理由を聞いてみようと思います。
No. 8 / 10

稚内駅に蒸気機関車と誰かの荷物。どこが線路やらという光景です。
No. 9 / 10


1973年付近は、このように「機関車+炭水車」のセットで撮られたものを多く見かけます。親父はそろそろ北海道において蒸気機関車が廃止される空気を感じ取り、記録として遺しておかなければという思いに駆られたのかもしれません。
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雄信内駅と問寒別駅の間を通っている下平陸橋です。でも撮影位置がちょっと変。貨車を牽引している写真なら「人目を気にする必要がなくて良かったのかな」と思いますが、これは客車ですね。人目を気にした方が良いのでは。
感想
親父のネガをデジタル化して公開しようと思ったきっかけは、今回のような写真たちに面白みを感じたからですが、公開を始めた頃は私にその魅力を言語化できるほどの知識がありませんでした。
それでも少しずつ情報を薄い層のように重ねていき、現在はこういった写真を開始当初よりは文章で解説できるようになった気がします。ご覧いただいている方と、このなんとも言えない魅力を共有できれば嬉しいですね。

