小惑星事典2 #15 小惑星の発見と人類の近現代史Part2 元祖・新惑星 天王星はどのように解釈されたか?|芳垣宗久
日本で一番ニッチなホロスコープ探索連載!
10惑星でもアングルでもノードでもない、ここで注目するのは小惑星。
あの人の人生も、あの時も出来事も、実は小惑星が効いていた?
そもそも、小惑星を含める「新しい天体」とは、どのように受け入れられてきたのでしょう?
占星術の歴史の中で最も衝撃的で、議論が巻き起こったのが、天王星の発見と占星術的解釈でしょう。この歴史的事件にフォーカスすると、「新しい天体」の解釈とはどのようなものなのか、核心に迫ることができるはず。
元祖・新惑星 天王星はどのように解釈されたか?

小惑星発見のタイミングと歴史的な事象の関係について考察する前に、元祖・新天体である天王星を占星術家がどのように受け入れ、解釈していったかを概観してみましょう。
1781年の天王星の発見は、人類が数千年にわたって築き上げてきた宇宙観を崩壊させ、当時の占星術家にも大きな衝撃を与えました。当初は惑星が7個ではなく8個であったという現実を受け入れられず、完全無視を決め込んだ占い師もいた一方で、天王星のみであらゆる問題を占えると豪語するインチキ占星術家も登場する始末……。しかしハイレベルな占星術家は、天王星の出現を新しい時代の幕開けを告げるひとつの「徴(しるし)」として捉え、占星術のシステムにも改革が迫られていることを理解していました。問題は、新しい天体の存在が明らかとなった時、それが地上の世界に与える影響をどのように知ればよいのか、誰も知らなかったことです。
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