2026年2月
そろそろ花見の季節なので少しずつ谷戸巡りは減っていく予定。
2026/02/28 東京都 青梅市
三谷津、本影井戸、神明改戸、鍛冶屋改戸、沢改戸、樋ノ入、梅ヶ久保、町谷(町屋)(再訪)、御判入、八ツ沢、十郎谷、梅ヶ谷(うめがた)(再訪)、桃木久保(調査不可)、君ヶ久保(調査不可)、並木入、天神入、平道入
吉野梅郷に観梅に行くついでに青梅付近の調査をいくつか。
三谷津は三ツ谷の亜種かと思ったが確認しようにも現地の方で旧地名を御存じの方がおらず不明のまま。
本影井戸はカイト地名の一種かと思ったが以下同文。それ以外のカイト地名は基本非谷戸。
梅ヶ久保はしっかり谷戸型。
町谷は町家という地名が近在にあり同根だろう。おそらく谷戸型。
梅ヶ谷は再訪なのだが詳細な情報が手に入ったため以前と同定場所が変わった。おそらくこちらが正しい。現地を見る限り谷戸であった痕跡はなさそうで首を捻ったが、よくよく確認してみると現存している地名が梅ヶ谷峠(うめが『た』とうげ)となっており納得。おそくらヤトでなくタニ地名であろう。
桃木久保と君ヶ久保はいずれも峠付近にあるだいぶ高い地点のクボ地名。ただ太陽光発電施設内にあったため内部に入ることはできず調査断念。
十郎谷は森林を伐採して形成されたタニにもヤトが森に浸食された残滓にも見えて判断保留。
イリ地名はすべて非谷戸。いずれもおそらく「山の入口」程度の意味。
新規13か所 再訪2か所 調査不可2か所
走行距離:102km
2026/02/23 東京都 世田谷区
谷戸、萩久保、羽根木谷戸、溝ヶ谷
羽根木公園の梅を見てから江東区の木場公園まで河津桜を見に。
河津桜は半分散っていて今年はだいぶ散りが早い気がする。
さて谷戸は外からではわかりにくっかったがちゃんと谷底部と谷戸用水跡を確認。
萩久保は多摩川用水沿い。
羽根木谷戸は以前も何度も通った開析谷の跡地利用道路で言われてみると脇に1階部分がガレージの建物が多くここが谷戸だったのかと膝を打つ。
谷戸の谷壁部に家を建てた場合家の一番後ろ、つまり斜面の高い部分を家の基底にせざるを得ない関係でそこから家屋を前に突き出させた時1階部分が宙に浮いてしまう。そのため1階の下の空間をガレージなどにせざるをえないのである。
溝ヶ谷はそこだけ道路が低くなっていたからすぐに分かった。まあほぼ道路になっていたが斜面に向かって伸びていたので谷戸型でいいだろう。
走行距離:42km
2026/02/22 神奈川県 横浜市港北区
四谷、宮谷、籠久保、富士塚谷、榎本谷、飯倉谷、坊海道、会下谷、釜谷
谷戸はすべて谷戸型。坊海道も東京と異なりちゃんと開析谷。
基本的に高低差が大きく谷壁部が高く、公園になっている釜谷以外すべて造成型の宅地型谷戸であり、上谷戸がすべて開発済みで谷戸としては死んでいた。
走行距離:64km
2026/02/21 埼玉県 越谷~東京都板橋区~杉並区
井谷川端、谷ノ中、谷中、下久保、上久保、向三谷、谷頭、上久保、伊保ヶ谷戸、原久保、谷頭、忍谷戸、大ヶ谷戸、谷戸
越谷梅林→大宮第二公園→赤塚公園→光が丘公園と観梅の観梅のついでに谷戸見物。
井谷川端は川の脇。地形的に谷地型だろう。
谷ノ中、谷中も川そばなのでおそらく谷地に囲まれた非谷戸。
向三谷はいつものサンヤ地名かと思ったら若干の高低差があった。ただ開析谷ではなく、谷地と隣接する小高台といったところだろうか。
谷頭は現地に向かうと急激な下り坂となる。とすれば谷戸の谷頭(こくとう)部を指す地名だろうか、それなら谷戸地名というより谷戸関連地名にあたることになる。もしくは谷頭→ヤズ→ヤツで谷津の転字の可能性はあるだろうか。
それ以外のクボ地名はすべて谷戸型。谷戸地名もすべて谷戸型。
谷壁部の傾斜が少ないものもあったがどの地名も近くに行くと道の勾配が変わるのが地名って面白…と感じる。
走行距離:96km
2026/02/15 東京都 国立
谷保下、鶉久保、谷台上
この日は谷保天満宮に観梅に行ったついでに国立市の近在の地名を見に。
谷保下は地名上は非谷戸だが地名通り谷保の開析谷が流れてきた先にあったので開析谷は確認できた。
鶉久保はウズラクボだろうか。完全に車道になってしまっていたが僅かな左右の傾斜が谷壁部となっており開析谷を確認。
谷台上は目と鼻の先に段差のある低地がありここが元低湿地でそこから手前の台地部分をそう名付けたものか。
2026/02/14 神奈川県 横須賀~三浦
高谷、武兵衛谷戸、船越谷戸、池之谷戸、失鎌谷、西ノ浦谷、中之谷、田之浦谷、神明谷、谷ノ田、宮ヶ谷戸(みやげと)(再訪)、大町谷
走行距離:103km
梅の開花状況が思わしくなく、一方で河津桜の開花が早いと言う事で急遽予定変更、三浦海岸に河津桜を見にいくついでに三浦半島の谷戸を幾つか回ってみた。
基本的にほぼ海岸に抜ける開析谷をベースにした谷戸型。
ほとんどが集落型もしくは造成型の宅地型谷戸となっていたが、中之谷はその谷の大部分が電車の線路に埋められた跡地利用型。
構造的に谷壁部がかなり高く、大きな段差の上に家やマンションが立ち並ぶ異色の景色が広がっていた。
なお河津桜は8分咲きといったところ。
走行距離:103km
2026/02/07 東京都 練馬区
東長久保、久保原、西長久保、南長久保、長久保前、雨沼久保、南雨沼久保、西雨沼久保
天気が思わしくないのと午後から雪とのことで予定を変更し近在の地名調査に。
東長久保、西長久保、南長久保はすべて同一のクボと思われる。南長久保は最初別のクボかと思ったがおそらく大きな長久保という窪地の谷根部分、久保原は長久保の内側の一部分と言ったところだろうか。
長久保前はクボ前なので当然クボではない。
雨沼久保は長久保から小さな峠を越えた隣のクボのよう。起伏と段差はしっかり確認できたので開析谷か。南雨沼久保も西雨沼久保もすべて同一のクボを指している。
吹雪いてきたので調査は中断。残りはいずれ折を見て。
走行距離:41km
2026/02/01 埼玉県 川口市
谷中、谷下、北谷、糀谷、西谷、合野谷、谷田、久保
都市部の谷戸地名だから全部谷地型でいいのでは…と思っていたが合野谷は傾斜はわずかながらおそらく谷戸型、谷田はかなり大きな起伏で谷戸型、久保はここに水路があるはず!という場所にばっちり谷戸用水が流れておりしっかり谷戸型だった。
やはり決めつけは良くない。
走行距離:58km
